フィリピンで楽しく夏を過ごす計画を立てて、また現在フィリピン滞在中という方もいるかもしれません。元気いっぱい、楽しく過ごせることが何よりですが、予想外に病気をしてしまい、現地の病院にお世話になってしまうということもただあります。
フィリピン等の南国でかかりやすい病気とは何か?
不幸にも病気になってしまったらどうするのか?
どこにいったらいいのか?
海外旅行保険を購入していな場合どうするの?
予防のために何をしたらよいのか?まとめました。
電話を掛ける前に・・・
電話をかける場合は、旅行保険の証書を手元に置いておくこと。電話の際に、加盟者の保険会社、番号など証書に記載していることを聞かれます。使用言語が英語のみであり、英語に自信がない場合は、その旨を電話の相手に伝えると同時に、あらかじめ症状を英語で書いて読み上げることをおススメします。
病状の説明はいつから、どのような症状が続き、今の状況はどのようであるか?
例:昨日の晩から、吐き気が続き、その後熱が出ており、熱は測っていませんが今も熱が出ています。
このように説明すると、保険会社のスタッフがさらなる質問をしてくることもあります。どのような環境下で起こりましたか?何を食べましたか?等、それらに答えていきます。
今はどこから電話をかけていますか?という質問に対して、ホテルのアドレスや地域名などを知らせます。するとそこから、最寄りの病院、とくにキャッシュレスで利用できる病院を紹介してくれます。キャッシュレスのありがたいことろは、現地での現金のやり取りがないため、現地の硬貨の不足によって支払いができないという心配がないことです。
しかし、一般的な地方都市の病院の設備は、ひと時代昔の設備を思わせる病院もあります。また、入院のための設備が整っていないということもただあるため、地方で病気に罹った場合は、地方の病院で一時的な診療を受けつつも、大都市に移動後それらの大きな病院で再検査を行う必要や、症状によっては緊急搬送ということも考えられます。
心配なのは「設備ってきちんとしているの?」「衛生的に問題ないの?」海外の医療機関とその設備、「どこに行けばいいの?」かという地理的に不慣れな点、「海外旅行保険購入してない!」けど、病気になってしまった!という場合の費用等の心配「どうやって病状を説明したらいいの?」かという言葉の壁の問題など、心配なことを挙げたらきりがありません。
フィリピン等の南国でかかりやすい病気とは何か?
不幸にも病気になってしまったらどうするのか?
どこにいったらいいのか?
海外旅行保険を購入していな場合どうするの?
予防のために何をしたらよいのか?まとめました。
フィリピン滞在中、発熱、熱中症、下痢、嘔吐、稀にデング熱などの蚊を媒介する病気にかかってしまうことも。著者はこれまで、日本から来た友人やボランティアさんたちを連れて幾度となくフィリピンの病院を訪れています。その中で見られた症状で多かったのが高熱と下痢。高熱と下痢は一緒に現れる場合が多いようです。原因の特定は難しいことが多いのですが、不慣れな環境と食べ物、ビーチ等炎天下の中での継続的な活動によって引き起こされる場合が多いようです。
また、食あたりによる吐き気に襲われた人もいました。また、著者の友人は海水浴の後、足が腫れてしまい、腫れが引かなかったため感染症を疑い病院に。(幸い心配される感染はみられませんでした)
短い滞在期間、色々とあるようです。
また、食あたりによる吐き気に襲われた人もいました。また、著者の友人は海水浴の後、足が腫れてしまい、腫れが引かなかったため感染症を疑い病院に。(幸い心配される感染はみられませんでした)
短い滞在期間、色々とあるようです。
体調を崩したらどうするか?
海外旅行保険に加入している場合
1. 海外旅行保険の手帳にある番号に電話
2.(大都市の場合保険会社が提携している病院に行く)1で行く病院について案内を受けるので、タクシー等で病院に向かう
3. 保険会社のスタッフの助けの元診療を受ける
4. (入院の必要がない場合)タクシーで宿泊先に帰る
日中の営業時間中は、日本人スタッフあるいは日本語が(多少通じる)フィリピン人スタッフが対応してくれます。電話では、まずは保険の加入者であるかという確認、患者の容体、現在の所在地、病院に赴く時間帯を聞かれます。
2.(大都市の場合保険会社が提携している病院に行く)1で行く病院について案内を受けるので、タクシー等で病院に向かう
3. 保険会社のスタッフの助けの元診療を受ける
4. (入院の必要がない場合)タクシーで宿泊先に帰る
1. 海外旅行保険の手帳にある番号に電話
電話で海外旅行保険会社のスタッフと話す。海外旅行保険加入時に渡された手帳にある、番号に電話します。電話の応答は、英語あるいは日本語です(使用言語について手帳に表記がある場合も)。日中の営業時間中は、日本人スタッフあるいは日本語が(多少通じる)フィリピン人スタッフが対応してくれます。電話では、まずは保険の加入者であるかという確認、患者の容体、現在の所在地、病院に赴く時間帯を聞かれます。
電話を掛ける前に・・・
電話をかける場合は、旅行保険の証書を手元に置いておくこと。電話の際に、加盟者の保険会社、番号など証書に記載していることを聞かれます。使用言語が英語のみであり、英語に自信がない場合は、その旨を電話の相手に伝えると同時に、あらかじめ症状を英語で書いて読み上げることをおススメします。
病状の説明はいつから、どのような症状が続き、今の状況はどのようであるか?
例:昨日の晩から、吐き気が続き、その後熱が出ており、熱は測っていませんが今も熱が出ています。
このように説明すると、保険会社のスタッフがさらなる質問をしてくることもあります。どのような環境下で起こりましたか?何を食べましたか?等、それらに答えていきます。
今はどこから電話をかけていますか?という質問に対して、ホテルのアドレスや地域名などを知らせます。するとそこから、最寄りの病院、とくにキャッシュレスで利用できる病院を紹介してくれます。キャッシュレスのありがたいことろは、現地での現金のやり取りがないため、現地の硬貨の不足によって支払いができないという心配がないことです。
2.タクシー等で病院に向かう
保険会社の指定する病院に行く場合は、保険会社(に委託された)現地スタッフが病院でサポートしてくれます。そのため、患者とその付き添いは、症状を伝え、現地スタッフの指示に従っているだけでよいことになります。スタッフは医師への付き添いの他、処方薬が必要な場合はそれを入手、また、キャッシュレス(現金の支払いが必要でない場合)その手続きもサポートしてくれます。
キャッシュレスサービスのない病院で受診した場合は、診断書を書いてもらう他、領収書を控えて置かなければなりませんので、それらを捨てないように。
キャッシュレスサービスのない病院で受診した場合は、診断書を書いてもらう他、領収書を控えて置かなければなりませんので、それらを捨てないように。
4.タクシーで宿泊先に戻る
Uberなどを利用して、宿泊先に戻るのがよいでしょう。もし、Uberをフィリピンで利用したことがなく、使い方がわからないという場合は、保険会社のスタッフにお願いして呼んでもらうのもよいかもしれません。
最寄りの病院の緊急外来に行き、受付で病状を説明します。説明すると、検温・血圧のチェックの後、待合室で待ちます。日本の病院とかわりありません。ただ、保険が無い場合は、自ら全てを行わないといけないため、英語でのやり取りのほか、支払いなども自ら済ませないといけないため、少々手間です。
特にフィリピンの病院では、検査がある場合は、検査のアイテムごとに支払いをして、それから検査を行うことになります。つまり、血液検査をする場合は、医者からその指示を受け、料金を支払い、それから検査を行う流れとなります。
緊急の場合は
容態が緊急である場合は、タクシーで最寄りの緊急外来のある病院に行きます。フィリピンに救急車はありますが、基本的にはコミュニティ所有となっているため、使用許可を得るためには時間がかかりすぎてしまいます。
近年、ダバオで運用された911番は緊急時用の番号がマニラでも始まり、 短時間かつ効果的に緊急事態に対応することが出来るシステムが整いつつあると報道されました。緊急事態とは、火災や心臓発作等です。吉報ではありますが、マニラの混雑を考えると、どこまで市民のニーズにこたえるものであるのかは未知数です。
気になる病院の費用は?
一般化はできませんが、(原因不明の)高熱で病院を訪れた場合、上記の病院で血液検査、検診、薬の処方などを含めると恐らく2,000ペソぐらいかかります。医師の診療で500ペソ~、検査で1,000ペソ~、薬で300ペソ前後かかるでしょう。*症状により値段は異なります。
万が一、入院を要する症状となった場合は、一日の入院の費用は1,000ペソ以上(プラスアルファで食費、検査費等がかかります)
国民健康保険で医療費の一部が戻ることも・・・保険に加入していないため、自己負担となりますが、海外渡航中の治療が国民健康保険の保険給付の対象となっています。一定の条件を満たせば、病気やケガで海外の医療機関で治療を受けた場合に帰国後に申請すると、支払った医療費の一部が払い戻される制度があります。ただ、一時的には支払わなければならないため、まとまった現金が必要になります。
海外旅行保険に加入していない場合
短期でフィリピンを旅行する人の多くは海外旅行保険に加入していると思いますが、そうではない場合は、自ら病院に行き、自ら病状を説明し、支払いもしなければなりません。最寄りの病院の緊急外来に行き、受付で病状を説明します。説明すると、検温・血圧のチェックの後、待合室で待ちます。日本の病院とかわりありません。ただ、保険が無い場合は、自ら全てを行わないといけないため、英語でのやり取りのほか、支払いなども自ら済ませないといけないため、少々手間です。
特にフィリピンの病院では、検査がある場合は、検査のアイテムごとに支払いをして、それから検査を行うことになります。つまり、血液検査をする場合は、医者からその指示を受け、料金を支払い、それから検査を行う流れとなります。
緊急の場合は
容態が緊急である場合は、タクシーで最寄りの緊急外来のある病院に行きます。フィリピンに救急車はありますが、基本的にはコミュニティ所有となっているため、使用許可を得るためには時間がかかりすぎてしまいます。
近年、ダバオで運用された911番は緊急時用の番号がマニラでも始まり、 短時間かつ効果的に緊急事態に対応することが出来るシステムが整いつつあると報道されました。緊急事態とは、火災や心臓発作等です。吉報ではありますが、マニラの混雑を考えると、どこまで市民のニーズにこたえるものであるのかは未知数です。
気になる病院の費用は?
一般化はできませんが、(原因不明の)高熱で病院を訪れた場合、上記の病院で血液検査、検診、薬の処方などを含めると恐らく2,000ペソぐらいかかります。医師の診療で500ペソ~、検査で1,000ペソ~、薬で300ペソ前後かかるでしょう。*症状により値段は異なります。
万が一、入院を要する症状となった場合は、一日の入院の費用は1,000ペソ以上(プラスアルファで食費、検査費等がかかります)
国民健康保険で医療費の一部が戻ることも・・・保険に加入していないため、自己負担となりますが、海外渡航中の治療が国民健康保険の保険給付の対象となっています。一定の条件を満たせば、病気やケガで海外の医療機関で治療を受けた場合に帰国後に申請すると、支払った医療費の一部が払い戻される制度があります。ただ、一時的には支払わなければならないため、まとまった現金が必要になります。
病院の設備ー衛生管理、医療の質は実際どうなのか?
マニラ地区では、多くの場合ケソン市、マニラ市北部、カラオカン市南部周辺地域であれば、セントルークス・メディカルセンター(St. Luke's Medical Center)、マカティ市、マンダル―ヨン、パサイ、パッシグ市周辺であればマカティ・メディカル・センター(Makati Medical Center)等の医院の設備は整っているため、それら施設での医療をおすすめします。
上記にあげた病院は基本的に設備は近代的で、おおよその検査が可能です。また、もちろん衛生管理も行き届いており、きれいです。緊急外来がある病院なので、おおよその事には対応できます。医師の質を測ることは難しいのですが、経験的に真摯に対応し、適切な処置をしてくれます。
海外旅行保険のキャッシュレス(現金支払いなし)の医療サービスはそれら病院に限られることが多いようです。
しかし、一般的な地方都市の病院の設備は、ひと時代昔の設備を思わせる病院もあります。また、入院のための設備が整っていないということもただあるため、地方で病気に罹った場合は、地方の病院で一時的な診療を受けつつも、大都市に移動後それらの大きな病院で再検査を行う必要や、症状によっては緊急搬送ということも考えられます。
帰国後すべきこと
病気の回復期、あるいは病状が回復しない場合はフィリピンで渡された処方箋や診断書などを持って、すぐに日本の病院に行きます。保険加入者は、海外滞在中の傷病については一定の条件(期間限定)付きで、日本での医療もカバーされます。*保険証書をよく確認してください。傷病の予防のために
海外旅行保険に入っていれば安心!なのですが、病気をしないに越したことはありません。傷病予防のためにできることは以下。
1. 飲み水/食べ物に気をつける
飲み水、食べ物に気をつけていても体調は崩します。ただ、お腹が極端に弱いという人は、レストランやファーストフード店で出される氷などにも気をつける、油で揚げたものについては、揚げ油が古い場合もあるため極力口にしないなど、少々気をつけるべきでしょう。
また、フィリピンは暑いですが、冷え切った水を飲まない。お腹を冷やすことはよくないこと。特に身体が疲れている時には、水の安全性だけではなく、その温度にも気をつけてみましょう。
2. 虫よけスプレー
蚊予防のためのスプレーは必要です。時に、日本から持ってきた虫よけが効かないという話も聞きます。現地の薬局やスーパーで売っているので、購入し、使用する。また、蚊が多い場所に行く場合は、蚊を媒介とした病気の予防という観点からも、長袖のシャツを用意しておきましょう。(長袖でも衣類を通じて刺されますが!半袖やノンスリーブよりは蚊刺されを防げます)
脅かすわけではありませんが、デング熱などの蚊を媒介とした病気にかかる可能性は常にあります。
3.日焼け止め、帽子等
「日焼け」ー日本の女子は徹底しているように思いますが、男子はそれほど気を使っていないと思います。しかし、「日焼け」は美容という観点以外からも重要です。
日焼けは「火傷」の一種です。日焼けの後の痛さ、発熱、倦怠感などを引き起こします。特にフィリピン等の東南アジアの暑さのピークは4,5月、その日差しは強く、厳しいため日焼け止めは必須です。
また、海外旅行保険を購入するに越したことはありませんが、何よりも健康で楽しくフィリピンで滞在できるように、滞在中は睡眠時間をしっかりとる、水をしっかりとる、そして疲れたら無理をしない!ことに限ります。
1. 飲み水/食べ物に気をつける
飲み水、食べ物に気をつけていても体調は崩します。ただ、お腹が極端に弱いという人は、レストランやファーストフード店で出される氷などにも気をつける、油で揚げたものについては、揚げ油が古い場合もあるため極力口にしないなど、少々気をつけるべきでしょう。
また、フィリピンは暑いですが、冷え切った水を飲まない。お腹を冷やすことはよくないこと。特に身体が疲れている時には、水の安全性だけではなく、その温度にも気をつけてみましょう。
2. 虫よけスプレー
蚊予防のためのスプレーは必要です。時に、日本から持ってきた虫よけが効かないという話も聞きます。現地の薬局やスーパーで売っているので、購入し、使用する。また、蚊が多い場所に行く場合は、蚊を媒介とした病気の予防という観点からも、長袖のシャツを用意しておきましょう。(長袖でも衣類を通じて刺されますが!半袖やノンスリーブよりは蚊刺されを防げます)
脅かすわけではありませんが、デング熱などの蚊を媒介とした病気にかかる可能性は常にあります。
3.日焼け止め、帽子等
「日焼け」ー日本の女子は徹底しているように思いますが、男子はそれほど気を使っていないと思います。しかし、「日焼け」は美容という観点以外からも重要です。
日焼けは「火傷」の一種です。日焼けの後の痛さ、発熱、倦怠感などを引き起こします。特にフィリピン等の東南アジアの暑さのピークは4,5月、その日差しは強く、厳しいため日焼け止めは必須です。
まとめ
慣れぬ地で、怪我、病気になると不安になります。こんな時はなによりも落ち着くこと。落ち着いて保険会社に状況を説明する、医療機関に行き、受診しましょう。また、海外旅行保険を購入するに越したことはありませんが、何よりも健康で楽しくフィリピンで滞在できるように、滞在中は睡眠時間をしっかりとる、水をしっかりとる、そして疲れたら無理をしない!ことに限ります。
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