旦那が風邪をひいてしまいました。喉からやられ、咳が続き、頭痛も・・・、今周りで流行っているのですが、すっかり引いてしまい、具合悪そうにしています。
オランダ在住ですが、フィリピン人夫のゆえにどうしてもフィリピンで行っていることを実施したくなります。ウォーターセラピーとヴイックスヴェポラッブ。フィリピンで風邪をひくと必ずと言ってよいほど、大量の水の摂取とヴイックスヴェポラッブをすすめてきます。更に熱がある場合や頭痛の場合はパラセタモールです。
フィリピンで病気になったら一般的にはどういう風に治す(?)のでしょうか?
何をおいても先に言われることはとにかく「水分摂取!」。水を飲めと言われる理由は、汗や尿などで身体の”毒”を出すからとのこと。この”毒(素)”なるものは多くの人は説明できません(汗)。ちなみに民間療法的に広がったこのウォーターセラピー、すすめる知人・友人は医学的根拠から言っているのではなくて、経験あるいは親から言われてきたが故だそうです。
水がよいというのは、時に熱が出た時には汗もかいて水分が大量に失われること、食欲もなくなって食べる量も減り、本来食べ物と一緒にとる水分が充分に補給されないことなどの理由といわれます。
また水分接種が推奨されるもう一つの理由は、恐らく口腔内の乾燥を防ぐためでしょう。口の乾燥は良くないと聞きますが、その理由は線毛細胞の運動と関係してのことのようです。線毛細胞が小刻みに動くことで体内に入ったウィルスなどを体外に排出してくれます。ただ、その細胞が「寒さ」と「乾燥」に弱いといいます。
いずれにしても、発熱して大量に汗をかいたのちには熱がすっかり下がっていたりします。ビバ・ウォーターセラピーです。
ヴイックスはフィリピン人の常備薬の一つです。薬箱に必ずあるこの塗り薬は、とにかく多用されます。アメリカ系フィリピン人のコメディアンJo Koy(ジョー・コイ)の話にも登場したフィリピン人母がとにかくいかなる病気にもヴイックスを塗って子どもたちの病気を治そうとしたらしいです。それゆえにJo Koyは何度も死にかけた!と言っていますが、ヴイックスは一般的には咳とのどの痛みといった風邪の症状に多用されています。
ブログ「ヴイックスヴェポラッブ(Vicks VapoRub)はフィリピン人の常備薬」
こちら、薬効が広範であるため、素人が見てもすぐにパラセタモールの服用と言うのはどうか、疑問視しています。フィリピンでは、この薬を飲むことにあまり抵抗を感じていない人が多いように感じます。
あとは、カラマンシーという酢橘のような柑橘類を絞ってはちみつで飲むという一般的な方法、民間療法。そのためスーパーには時々、すでにカラマンシ―のブレンドされたハチミツが販売されていることがあります。
伝統的療法
ヒロットと言われる伝統的なトリートメント療法。特に出産時の陣痛などを軽減するという効果がある他、リラクゼーションの手法ともされている。(日本にもヒロットの施術をしてくれる場所がある)。バランガイ(フィリピンのコミュニティ最小単位)
クワックドクター(quack doctor)による治療
英語の直訳ではへぼ医者ですが、フィリピンでは偽医者をさします。所謂医師免許や資格を持たない「医者」です。偽医者!!とはなんとも驚きですが、医師も商売、人里離れた場所では開業しません。ですので、クワック・ドクター大活躍です。ただ、彼らの医学の知識には限界があるので、どれほど信頼してよいものかわかりませんが、最寄りの病院まで山道を数時間・・・ともなれば藁にもすがる思いでクワック・ドクターを訪れると言う話です。
術師による術と祈り
呪医と言われる人からまじない師のような人もおり、祈り、儀式、術で病を治すというもの。心霊医療といわれるものもフィリピンでは有名です。
風邪のレベルではそうした治療にいく人はあまりいませんが、以前友人が人里離れた山村で高熱を出し、地元の人のその地のヒーラーと言われる人のもとを訪ねたことがあります。そのヒーラー曰く友人が病気にかかった理由はその地のスピリット(霊)を怒らせたからなのだと。なので、それらの怒りを取り除くべく、生卵10個を用意しそのヒーラーがそこに負のエネルギーを閉じ込めるという儀式を行いました!
友人、少々具合がよくなりました(!)が、最終的に休養をたっぷりとって治しました。
関連ブログ「心霊外科手術(スピリチュアル・サージャリー)を体験した時の話」
などがありますが、いずれにしても風邪をひいたらしっかり休むというのが鉄則なのではとおもいました。
オランダ在住ですが、フィリピン人夫のゆえにどうしてもフィリピンで行っていることを実施したくなります。ウォーターセラピーとヴイックスヴェポラッブ。フィリピンで風邪をひくと必ずと言ってよいほど、大量の水の摂取とヴイックスヴェポラッブをすすめてきます。更に熱がある場合や頭痛の場合はパラセタモールです。
フィリピンで病気になったら一般的にはどういう風に治す(?)のでしょうか?
ウォーターセラピー?
とにかく水を飲むこと!ウォーターセラピー |
水がよいというのは、時に熱が出た時には汗もかいて水分が大量に失われること、食欲もなくなって食べる量も減り、本来食べ物と一緒にとる水分が充分に補給されないことなどの理由といわれます。
また水分接種が推奨されるもう一つの理由は、恐らく口腔内の乾燥を防ぐためでしょう。口の乾燥は良くないと聞きますが、その理由は線毛細胞の運動と関係してのことのようです。線毛細胞が小刻みに動くことで体内に入ったウィルスなどを体外に排出してくれます。ただ、その細胞が「寒さ」と「乾燥」に弱いといいます。
いずれにしても、発熱して大量に汗をかいたのちには熱がすっかり下がっていたりします。ビバ・ウォーターセラピーです。
咳・のどの痛みにはヴイックスヴェポラッブ(Vicks VapoRub)
咳・のどの痛みにはヴイックスヴェポラッブ(Vicks VapoRub) |
ブログ「ヴイックスヴェポラッブ(Vicks VapoRub)はフィリピン人の常備薬」
なんでもパラセタモール?
日本では市販の風邪薬がよく出回っており、鼻風邪には○○、咳には△△という具合になりますが、フィリピンで風邪をひいた時、特に熱がある場合にはすぐに「パラセタモール」となります。所謂、解熱鎮痛剤で生理痛などの場合でも服用されている薬です。医薬品なのですが、薬局だけではなくサリサリストアでも販売されています。値段は5ペソほど。こちら、薬効が広範であるため、素人が見てもすぐにパラセタモールの服用と言うのはどうか、疑問視しています。フィリピンでは、この薬を飲むことにあまり抵抗を感じていない人が多いように感じます。
民間療法から呪術
カラマンシ―とハチミツあとは、カラマンシーという酢橘のような柑橘類を絞ってはちみつで飲むという一般的な方法、民間療法。そのためスーパーには時々、すでにカラマンシ―のブレンドされたハチミツが販売されていることがあります。
伝統的療法
ヒロットと言われる伝統的なトリートメント療法。特に出産時の陣痛などを軽減するという効果がある他、リラクゼーションの手法ともされている。(日本にもヒロットの施術をしてくれる場所がある)。バランガイ(フィリピンのコミュニティ最小単位)
クワックドクター(quack doctor)による治療
英語の直訳ではへぼ医者ですが、フィリピンでは偽医者をさします。所謂医師免許や資格を持たない「医者」です。偽医者!!とはなんとも驚きですが、医師も商売、人里離れた場所では開業しません。ですので、クワック・ドクター大活躍です。ただ、彼らの医学の知識には限界があるので、どれほど信頼してよいものかわかりませんが、最寄りの病院まで山道を数時間・・・ともなれば藁にもすがる思いでクワック・ドクターを訪れると言う話です。
術師による術と祈り
呪医と言われる人からまじない師のような人もおり、祈り、儀式、術で病を治すというもの。心霊医療といわれるものもフィリピンでは有名です。
風邪のレベルではそうした治療にいく人はあまりいませんが、以前友人が人里離れた山村で高熱を出し、地元の人のその地のヒーラーと言われる人のもとを訪ねたことがあります。そのヒーラー曰く友人が病気にかかった理由はその地のスピリット(霊)を怒らせたからなのだと。なので、それらの怒りを取り除くべく、生卵10個を用意しそのヒーラーがそこに負のエネルギーを閉じ込めるという儀式を行いました!
友人、少々具合がよくなりました(!)が、最終的に休養をたっぷりとって治しました。
関連ブログ「心霊外科手術(スピリチュアル・サージャリー)を体験した時の話」
などがありますが、いずれにしても風邪をひいたらしっかり休むというのが鉄則なのではとおもいました。
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