【出産前の準備】何を購入したらいいの?購入した赤ちゃん用品ー使ってみての感想

妊娠で日々のマイナートラブルに悩まされている間にも、いろんな準備をしないといけません。ブログ「【出産前の準備】オランダで出産前までに準備すること」で書いた通り、様々な準備をしましたが、その一つが、赤ちゃん用品の購入でした。
※結局最後に、購入せず多くは、友人から頂いたのですが・・・

赤ちゃん用品の購入
何を買ったらいいのか、何が必要か、悩ましい赤ちゃん用品の購入

初めての出産で、何を揃えたらいいのか、結構戸惑い、様々なウェブサイト、ブログを参照にし、またクラムゾルフよりもらったリスト、オランダで出産した友人たちにも、オランダでのスタンダードを聞きながら、家具・衣類・衛生用品のカテゴリーに分けて、必要なものを書き出し、その中で、お古(リサイクルショップで購入する、あるいはお古を頂く)でよいもの、購入が必要なもの、いつまでに購入したらよいのか、表を作って準備をしました。
以下がオランダで必要とされるスタンダードな赤ちゃん用品です。

赤ちゃん用ベット

どうせすぐに使えなくなるのだから、赤ちゃん用ベットって必要ないんじゃない?そもそも、我々夫婦は、日本・フィリピンで赤ちゃんベットを使わない子育てを見ているので、何かで代用可能なんじゃないかと思っていましたが、オランダでは、子どもはベッドで一人で寝かせるもの・・・また、万が一大人が寝ている時に押しつぶしてはいけないので、大人と一緒に寝ないようにと指導されているので、結局、子ども用のベッドが必要となりました。

それでは・・・と、長く使うことを考えて、60㎝×120㎝のサイズ、ベットは、高さの調整もできるのがよいと購入を考えていたところ、友人からちょうどそのサイズのベットを譲り受けました。

使ってみて:家屋によっては、ベッドのサイズやデザインを考えないといけませんが、我が家は、夫婦の二人暮らしで、家財も少ないため、60×120のサイズでも収まりました。いただいたベッドは、収納スペースがないタイプですが、素材が重すぎず、しかし丈夫で使い勝手がよさそうです。
ただ、60×120のサイズは、新生児には大きすぎるので、6カ月までは、ベビーカー付属のかごを使用するように指導されました。
夫の母国フィリピンでは、就寝時には、親が乳児の隣に横になることが多いのですが、生まれたてのわが子を抱いてみて、もし間違えて押しつぶしてしまったら・・・なんてことを考えると、ベッドがあってよかったと思っています。
しかし、一緒に寝れないというのは、なんとも寂しい気もします。なので、もし、ベッドの購入を考えている人がいたら、添い寝できるようなデザインになっているベッドを勧めたいと思います。添い寝用のベッドは片側が開くようになっており、大人が寝るベッドに固定できるようになっています。子どもの寝る様子が見られてGoodです。

価格帯:オランダにおいて、ベッドの価格は50€(約6,500円~)~です。日本では、10,000円前後~となるようです。

赤ちゃん用ベッド(40㎝×80㎝)
赤ちゃん用ベッド(40㎝×80㎝)は、オランダでは主流ではないようです。

ベビーカー(乳母車)

我が家には車がないので、乳幼児を連れていく手段が限られていること、また育児をしつつ、買い物などの家事こなさないといけないこと、オランダでは乳母車のゆえに公共交通手段で肩身の狭い思いをしなくてもよいという理由から、ベビーカーの購入は必須だと当初から考えていました。
様々なブランドがあり、そして、ベビー用品の中で恐らく最も高額なアイテムということもあり、選ぶのに苦労しましたが最終的には、タイプA、B兼用というベビーカーが必要という結論に至りました。
タイプによって、適用月齢、サイズ、値段等が異なります。A型ベビーカーは、1ヵ月~最長48カ月、B型ベビーカーは7カ月~最長48カ月の期間使用できます。サイズは、B型の方が小さめ、値段も安い傾向にあるようです。ABの兼用もありますが、サイズが大きく、付属品もあり、かゆいところに手が届いているものの、値段は高めです。
しかし、オランダのベビーカー、大きくて重い・・・オランダにおいて、ベビーカー(タイプBのみ)の価格は60€(約7,800円~)。

使ってみて:AB兼用は大きいので、押しやすい反面、万が一、トラムなどの公共交通機関に乗る時には、誰かの助けがないと、乗車できません。また、大きいがゆえに置き場に困るのですが、それは想定内。便利さとのトレードオフであると、認識しています。

ベビーカー
ブランドのベビーカーは、高いのですが、頑丈で車輪がスムーズ!
しかし、1,000ユーロ(約13万)とは高い!

揺りかご

揺りかご・・・必要なのだろうか、と悩みましたが、ベッドを寝室設置すると、他の家事をしている時に様子が見れないので、揺りかごを置いて、座っていてもらう・・・ために必要でした。
海外の揺りかごは、座席タイプでその上にはおもちゃがつるされているようなタイプの揺りかごが主流のようです。

揺りかご
揺りかご




使ってみて:抱き上げるときに少々腰をかがめないといけないのが難点!しかし、家事をしてちょっと手が離せない時に、そこにちょこっと座っていてもらえる、かつ顔が見える高さに調整できるので、安心です。ちなみに、スタンドタイプの腰をかがめなくてよい揺りかごも販売されているようで、友人宅で見かけました。

価格帯:オランダにおいて、揺りかごの価格は50€(約6,500円~)。高くはないですが、いろいろと購入することや、使う期間を考えると決して安くはないです。

乳児用チャイルドシート

病院で出産したあと、生まれたての乳児を抱いたまま、車に乗車することはできません。そのため、自家用車の有無にかかわらず、チャイルドシートは必要です。
ちなみに、これは、オランダだけではなく、日本でも必要で、着用せず乗車していた場合は、交通違反です。

使ってみて:自宅に車がないのでほぼ出番なし!のカーシートですが、わが子をシートに座らせてみたときの体のフィット感はすごい。
価格帯:オランダにおいて、カーシートの価格は80€(約10,400円~)。

オムツ替え台

オムツはどこでも替えることはできるのですが、もし、おむつ替えがベッドに付随していない場合は、あると便利。これは、クラームゾルフからも、かがまずともよい高さのおむつ替えの台は必須と言われていましたので、あってよかった、一品です。

使ってみて:日本の家屋では、おそらく、折り畳みができ、軽量タイプが重宝されるとおもいますが、わがやは、収納スペースとしても使用できる、木製のものを使用しています。個人的には、安定感があり、安心です。特に、腰痛持ちの場合は、かがまなくてよい高さの台があるのは、ありがたいことです。

価格帯:オランダでは、60ユーロ(7,800円)~購入が可能。日本では、10,000円~のようです。

赤ちゃん用お風呂

赤ちゃん用のバスタブは、湯舟がないオランダでは必要ですが、洗面所の乳児を流し台で洗う、あるいは、バケツ!で入浴!という世帯もあるらしいため、MUSTではないようです。しかし、洗面所の狭い流し台で我が子を入浴させられるようなスキルがないため、赤ちゃん用のお風呂を購入することとしました。

脚付きの赤ちゃん用のバスタブ
脚付きの赤ちゃん用のバスタブ

使ってみて:オランダの家屋にバスタブがついていることは稀。シャワーだけの我が家では、赤ちゃんを別途浴槽に入れなければなりません。腰をかがめて、入浴させなくてもよいように、バスタブには脚がついています。しかし、幅を取るのが困ります。

価格帯:脚がついていないバスタブでは、10ユーロ(1,300円)~とお手頃。

温水ボトル

オランダでは、アルミ製の温水ボトルが使われています。気温の寒いオランダでは、いわゆる湯たんぽとして、使わています。

抱っこ紐

オランダでは、抱っこ紐を使っている親をあまり見たことがありません。外ではベビーカー、家の中では揺りかご・・・ただ、わが子も常に揺りかごで静かにしているわけにはいかないので、抱っこ紐必要です。

抱っこ紐
使ってみて:近ごろの抱っこ紐はよくできていると感心します。体のフィット感が違います。また、首の座らない乳児を配慮したつくりをしていて、本当にすごい。とはいうものの、使用頻度はそれほど多くはないです。

価格帯:30ユーロ(3,900円)~

衣類

赤ちゃんようの衣類はもちろん、購入しなければいけません!友人からのアドバイスでは、乳幼児は、足をバタバタさせてすぐに靴下が脱げてしまうので、足先から手まで覆うロンパース/カバーオールは何枚か持っておくことなど助言を受けました。
また、秋口あるいは冬場の出産となると、赤ちゃん用の寝袋!が必要とのこと、アドバイスをうけました。

クラームゾルフのリストを見ると・・・衣類については以下の通り

ロンパース 50-56、62-68サイズ:6着
シャツ/セーターとズボンそれぞれ:6着
ジャケット:1着
帽子:1つ
ジャンプスーツ:1着
靴下:2足

使ってみて:実際には、頂き物の新品と古着を含めて上記のリスト以上の衣類が我が家にあります。すぐに大きくなるのだから、こんなに必要?という疑問がわいてきましたが・・・幸い頂き物も含めて、十分な数の衣類を持つことができ、洗濯をこまめにしなくてもよく、とても助かりました。
衣類は、頭からかぶるタイプではないものの方が着せる時、脱がせるときに簡単です。貰い物で選べないという場合を除いて、前ボタンの肌着、洋服を推奨します。
友人から頂いた赤ちゃん用の寝袋!ですが、寝袋という発想がなかったので、どういうものかと思っていましたが・・・赤ちゃんをすっぽりと覆ってくれるので安心です。

価格帯:ロンパース5ユーロ/1着~、赤ちゃん用寝袋:30ユーロ(3,900円)~

衛生用品と小物

衛生用品と小物のカバー範囲は広いのですが、木綿タオル(多数)、赤ちゃん用体温計、お風呂の温度をはかる水温計、爪切り、哺乳瓶等と、消耗品である、おむつ、おしりふき、綿棒、おむつ用ごみ袋シャンプー、ボディ・ソープ・・・赤ちゃん用ではありませんが、この時に、お母さんようの産褥パッドも購入しておかないと・・・いけません。

まとめ

家族の一員が増えるのでその準備なので、楽しいものですが、高額なものから、細かで見落としてしまいそうなものまで、いろんなものをこまごまと買い揃えないといけないことを実感しました。
赤ちゃん用品、中には代用できそうな品もありましたが、幸いお下がりを頂けたため、必要か不要か考える必要もなく、本当に便利で役立つ用品一式そろえることができたことは、本当に幸いでした。
小物に関しては、臨月の前までにそろえておくのがよく、家具やベビーカーなど大きな買い物は、妊娠中期ごろまでにそろえておくのがよいと改めて思いました。

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