痛くはないけど、トラウマ的検査ー「ブドウ糖負荷試験」妊娠糖尿病のための検査を受けてきました

医師との問診時に、糖尿病の疑いがあったとかそういうことではなかったのですが、事情があり、妊娠糖尿病のあるなしを検査する「ブドウ糖負荷試験」なるものを受けました。妊娠糖尿病というものは聞いたことはあるけど、検査を受けるように医師に言われるまでは、あまりピンときていませんでした・・・

スィーツ
甘いものは別腹・・・しかし、どうしても必要以上の量を食べてしまうんだなぁ・・・
(c)ぱくたそ


妊娠糖尿病とは

そもそも妊娠糖尿病とは、妊娠中に発見される糖代謝異常です。

胎盤からは、そのインスリンに対抗するホルモンが出てきます。すると血糖値を正常に保とうと、すい臓からインスリンが分泌されても、その働きが阻害されてしまい血糖値が上がったままになってしまうのが、妊娠糖尿病です。(moony)

そのため、妊娠が進むにつれ血糖を下げるインスリンというホルモンが効きにくくなるため、これまで糖尿病でなかった人もかかる可能性があります。今まで、それほど心配していなかった人も、多少は心配すべき事柄となるようです。

目安とされている血糖値
空腹時血糖    92mg/dl以上
負荷後1時間血糖 180mg/dl以上
負荷後2時間血糖 153mg/dl以上
「公益社団法人日本産科婦人科学会、妊娠糖尿病」

糖尿病って何?

しかし、周囲に糖尿病の人がいない、あるいは、年齢的に罹患する可能性が低いと、糖尿病っていったいどういう疾病なのかわからないと思います。私も、ざっくりは知っていたけど、しっかり説明できるほどわかっていませんでした。
検査を機にいくつかの医学サイトを参照しました。
インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。(糖尿病とは | 糖尿病情報センター)
食事によって血糖値は上昇します。食事で血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値が過剰に上がり過ぎずに、上限140 mg/dLを目安としてコントロールされ、食事が終了から2時間程経過すると、血糖値は空腹時の値にあたる70-110mg/dLに戻ります。
しかし、糖尿病と言われる人は、このインスリンの分泌の量が少なかったり、インスリンの反応が悪かったりして、食後2時間経過しても、血糖値が下がらない状態が続きます。
血糖値が下がらないと、血管がもろく、ボロボロになってしまい、血管によって本来運ばれるべき適正な栄養の供給が途絶えて全身の臓器にさまざまな障害が起こります。糖尿病がコワい疾患であるといわれるゆえんとのことです。

このブログは、医療関連ブログではないので、詳細は述べませんが(汗)糖尿病には、1型と2型があることが知られており、2型の糖尿病は、年齢や生活習慣により罹患する可能性が高いといわれています。

妊娠糖尿病にかかるとどうなるの?

妊娠糖尿病にかかると、母子ともにいろいろな健康問題が発生する可能性が高まります。
赤ちゃん:先天奇形、発育遅延、巨大児、低血糖症、低カルシウム血症、胎児仮死、子宮内胎児死亡……。
お母さん:血管障害、流産、早産、妊娠高血圧症候群、脱水・意識障害・昏睡・ショックなどを起こす重大なケトアシドーシス。
赤ちゃんへの影響を見て、この深刻さを理解しました。胎児仮死、子宮内胎児死亡、流産・・・字面を読んだだけでも怖くなります。

妊娠糖尿病の原因

糖尿病は生活習慣病と呼ばれていますが、特に2型の糖尿病の原因は、肉体的・精神的ストレス、運動不足と言われています。また、家族に糖尿病を患っている人がいると、なる可能性が高いといわれています。
一方、妊娠糖尿病の原因として考えられているものには、以下のようなものがあります。
1)糖尿病の家族歴、2)肥満、3)35歳以上の高年齢、4)巨大児分娩既往、5)原因不明の習慣流早産歴、6)原因不明の周産期死亡歴、7)先天奇形児の分娩歴、8)強度の尿糖陽性もしくは2回以上反復する尿糖陽性、9)妊娠高血圧症候群、10)羊水過多症等(日本糖尿病・妊娠学会
1、2などは、2型の糖尿病の原因ともなりうるものです。この中で一つでも当てはまるものがあれば、検査を受けることが推奨されます。私は、妊娠時の年齢が高かったため、受けることになりました。

妊娠糖尿病の検査

私が受けたのは、ブドウ糖負荷試験(OGTT)と言われる検査で、ブドウ糖を飲む前と飲んだ後の血糖値を測る検査です。糖尿病の検査というと、空腹時に血液検査を行って、その血液中に糖がどの程度含まれてるかをはかるというのが一般的かと思いますが、このブドウ糖負荷試験(OGTT)というものも行われており、妊娠の中期の妊娠糖尿病の検査にはこれが用いられているようです。

どんな検査だったのか?

検査当日は、朝食抜きで受診し(前の晩の夜10時以降、食べ物を口にしない)、ブドウ糖75gを飲む前と飲んでから2時間後の計2回、血糖値を測る検査でした。妊娠系・医療系ブログやウェブサイトでは、このOGTTでは30分毎あるいは、1時間ごとに血糖値をはかるとありましたが、オランダでは、ブドウ糖接種前と、2時間経過後の血糖値をはかるのみでした。

ブドウ糖摂取前は、指からと腕から血液を採取しました。指の血液は、「グルコース測定器」で採取されます。採血穿刺器具で指から少量の血液を出し、グルコース測定器のセンサー部分にあてて、血糖値をはかるようになっています。指から、注射針で血が抜かれると思っていた私は、ちくりとする痛みと、少量の血液のみで、血糖値が測れることに少々安心しました。もちろん、のちに腕からも血液が採取され、これは通常通り、しっかり採血されました。(幼少期のトラウマ的体験から)注射針がコワいので、目をつぶって、血液採取に耐えました(笑)

その後、紙コップいっぱいのブドウ糖飲料を手渡されました。ブドウ糖飲料と書きましたが、端的には猛烈に甘い水です。今まで飲んだものの中で恐らく最も甘く、飲んで暫くは、吐き気がするほどで、空腹には応えました。
ブドウ糖摂取後は、看護師さんからはなるべく動かないようにと指示を受け、病院の待合場所にある、横たわるには小さいサイズのソファに案内され、2時間待機しました。待ち時間の間時間をつぶせる、本のようなものを持ってきたらよいと、事前の案内に書かれていましたが、気持ち悪くて、持ってきた本も数ページをめくっただけで、ソファーに横になっていました。2時間後、腕から血液を採取して、終了です。

血を二度抜かれたこと、激甘のブドウ糖を摂取したことと、欠食が重なり、気持ち悪く、家にたどり着くころにはふらふらになっていました。何か食べ物を持っていけばよかったと、後悔しました。

結果は・・・

結果は検査の翌日に電話がかかってきました。血糖値は正常で問題ない!とのことで、一息しました。実は、電話で結果を聞くまで、自分は妊娠糖尿病なのではないかと心配していました。理由は、妊娠によって変わった食生活でした。つわりで特定の食べ物が食べられないことや、こまめに食べないといけないこと、さらに、猛烈に甘いものが食べたくなる時もあり、食べ物の偏りが多く、また体調不良から、運動不足でもありました(現在進行形!)なので、これを機に、食べる時間、タイミングなど、自己管理をしっかりしないといけないと、思いました。

一方、周りに尋ねてみると、数人妊娠糖尿病を患った友人が数人いることがわかりました。一人の友人は、本人曰く「肥満」が原因、食事の制限をしつつ、検査を定期的に行ったそうです。また、もう一人の友人が罹患した原因ははっきりしませんでしたが、血糖値をモニタリングするために、毎食後に採血穿刺器具を用いて、少量出血させ、測定器で血糖値をはかっていたそうです。採血穿刺器具は、毎日使うのはつらい器具です。しかし、お二人とも、健康な赤ちゃんを産んだそうです。なので、やはり検査で早めに健康状態がわかることって大切だなぁとしみじみ思いました。(しかし、あのブドウ糖飲料は二度と飲みたくないです)

関連ブログ


参考ウェブサイト

日本糖尿病・妊娠学会、糖尿病と妊娠に関するQ&A(外部リンク)
公益社団法人日本産科婦人科学会、妊娠糖尿病
(外部リンク)

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