妊娠中に妊婦の体重に関して病院から指導を受けることがある・・・その適正体重はこれぐらいで、太りすぎても、痩せすぎてもいけないというコラムを読んだことがあります。日本では、ひと昔前は、厳しく体重の制限をしていたようでしたが、近年はそれほど厳しく指導しないのだとか。
オランダでは、一般的に妊婦の体重管理は基本的にはしていないようです。実際、妊娠期間を通じて一度たりとも体重指導を受けたことがなかったので、いいのかなぁと思いつつ、妊娠期間、週一回の頻度で体重をはかりつつ過ごしていました。一般的に、体重はどれぐらい増えて、いったいどういう体の変化があるのか、経験談です。
妊娠中はどれぐらい体重が増えるものか? |
母体必須体重増加
必然的な体重増加は、大きくなった子宮、蓄えられた脂肪、妊娠により増加した血液や体液分、それらと、赤ちゃんの成長分と母体に必要な体重増加分を合わせると、妊娠中に約7~8kgという計算になります。妊娠中、理想とされる体重増加は、300グラム~500グラム/1週間と言われています。また、増加体重の目安となるのが、妊娠前のBMI値(体重(kg)÷(身長m×身長m)で算出されます。)です。BMIが18.5未満では、9キロ~12キロ、18.5~25未満では、7キロ~12キロ、25以上は標準よりも太っていることから、個別に対応するとのことでした。
ちなみに、私の体重が100キロ近くある友人は、お医者さんに、体重を増やさないように注意され、妊娠中ほとんど体重が増えなかったと言っていましたが、驚きです。その他友人たちは平均して、大体が10キロ増です。
最も体重が増加するといわれる時期と平均的な増加
体重が急激に増える時期があるのかと疑問に思ったので、調べ、妊娠24~27週(7カ月)が最も体重が増えるというコラムをいくつか読みましたが、cozreのアンケート(外部リンク)結果をみると、体重がダントツで増えるという特定の時期、妊娠月はないようです。また、同アンケートによると、7キロ~10キロ増えた人、そして10キロ~13キロ増えた人で過半数を占めております。何もしなくても増えた時期がある
私個人、妊娠中に増えた体重は、約11キロです。つわりがひどくて食べるものもよく食べられない時期の体重の増加は微々たるものでしたが、中期からあれよ、あれよという間に増えました。妊娠中期の後半、実は特に、ドカ食いした、いつもゴロゴロしている・・・などわかりやすい理由がないまま、体重が増えた時期がありました。
増加率、一週間で1キロ!ということも。もちろん、毎週このペースで増えたわけではないのですが、体重増の心当たりがなくて、少々心配になりましたが、妊娠糖尿病の検査も問題なかったため、お医者さんに相談するも、3食栄養があるものを食べていればOKと言われただけでした。特にオランダ人にとってアジア人は小さいので、体重増も大したことはない!ない!と真剣に受け止めてもらっていなかった気もします。
また、体重の増加を助長させたのが、お腹のサイズが他の妊婦と比較して小さかったこと。私個人は、そんなことはないと思っていたのですが、臨月のお腹のサイズは、周囲のママたち曰く、妊娠7か月ほどのサイズに見えるのだといわれたことしばし。心配と安心が半々だったので、お腹が空いた時には、気にせずなんでも食べていたように思います。
妊娠で体重が増えるとどうなるかー体の変化
お腹周り
妊娠初期から中期にかけて、お腹周りは小さく「え、妊娠しているんですか?」という体型でした。特にコミュニティのフィリピン人のお姉さまたちからは、「私のお腹見てよ・・・妊娠3か月よwww(実際に妊娠はしていません!)」と恰幅のよさを”自慢”されて、反応にこまることしばし(笑)でしたが、ようやく中期後半から後期にかけて、体重が順調に増えて、妊婦らしくなってきました。顔が丸くなった
体重が増えて、顔が丸くなりました。顔の輪郭が、ぷくっとまるくなり、アンパンマン(笑)・・・のよう。また、首にも肉が付きました。これは、誰かに写真を撮ってもらうまでは気が付きませんでした。成長期以来の成長?!
体重が増え、またホルモンの影響で、貧乳が成長期以来の成長を見せ、驚きました(笑)数年前、妊娠した友人が「妊娠して楽しみにしていたことの一つが”これ”なのよ!」と言っていたのを思い出します。しかし、私・・もともとが貧弱(笑)だったので、爆乳とはならず、少々がっかりでしたが、一応のワンサイズ・アップ!けど、きっと授乳が終わったら・・・脚が太くなった
脚が太くなったというよりも、むくみがひどく、恐らく数センチ太くなったと思います。妊娠中はむくみやすいとは聞いていましたが、やはり・・・妊娠前にはいていたジーンズを再び着られるようになるのはいつの日だろうかと心配になることしばし。妊娠線?
体重の急激な増加で現れる「肉割れ」は、太もも、脇腹でみられました。消えないそうです(泣)また、妊娠後期からおなかの真ん中に「正中線」と言われるものがみられるようになりました。これは、出産後消えるということで、現在は観察中です。
太くならなかった所
色々と”成長”したのですが、唯一太くならなかったのが、腕でした。なんだか、アンバランスな体になった気がします。妊娠前の体重
体重は書きませんが!、BMI値(Body Mass Index)では、「痩せすぎ」でした。しかし、妊娠のちょっと前に少々のコロナ太りで、BMI値でいうところの標準(しかし、痩せすぎと標準の境目)ぐらいになりました。もともと、骨が細いので、太るのに限界があるようです。少し体重が増えると、体にマイナー、しかし見過ごせない不調が出てきます。まず、肌がカサカサになる、便秘がひどくなる、腰が痛くなる・・・
こうした理由から、太ることは、見た目の変化もそうですが、体の不快を考えると、見過ごせません。妊娠による体重増で、不調とならないか、心配しましたが、体重増加によるトラブルというよりは、妊娠中のマイナートラブルがもっと問題だったようです。。
やっておけばよかったなぁと思ったこと
栄養価を考えた食事
適当に食べていたわけではないのですが、もうとにかく妊娠中は疲れやすくて、食事の準備をしたくないこと、つわりなどもあったことから、食に関わることが億劫になっていたように思います。そのため、栄養のバランスを考えて食事をしていたとは言い難かったです。定期的運動
初妊娠かつ高齢妊娠であることから、安静第一で過ごさざる得ず、日課にしていた、筋トレも控えていたため、妊娠中や出産後の筋力の衰えは半端ないものがありました。女性はもともと筋肉が付きづらいので、一度落ちた筋力の回復は時間がかかりそうです。筋トレはともかく、無理のない範囲で定期的にできる運動をできていたらよかったなぁと思いました。出産を終えて・・・
当たり前ですが、とにかく全体的に身体的に一回り、いや二回り、大きくなったと思います。そして、妊娠中から続いているマイナートラブルの一部、こむら返りはだいぶ良くなりましたが、アレルギーが続き、肌の乾燥も深刻です。体重は・・・というと、出産直後は、妊娠で増えた約11キロから、赤ちゃんの体重、羊水、胎盤の分と少々減りました。妊娠前との比較では、現在約8キロ増の現状。
妊娠から、体重の増加が止まらない・・・という友人もいたため、少々気を付けないと思いつつ、帝王切開の傷がまだ痛むこと、さらに筋力がなくなって動く気がまったくしないので、今は傷と体力の回復が優先です。
美容的なダイエットについては優先順位は低くならざるえません(笑)。特に帝王切開後しっかり過ごさないと、年取ってから体に影響すると怖い話も聞いています。しかも、傷に痛みがあります。なので今は、日常の動作ができるようになってからでないと何も考えられませんが、ある種のルーティーンだった筋トレ再開したいなぁ(笑)と思っています。
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