Angeline Flor Puaさん、ミスベルギー2018おめでとうございます!
アントワープ在住のフィリピン系ベルギー人、Angeline Flor Puaさん22歳が、ミスベルギー2018の栄冠を手にしました。
スゥエ―デンのミス・アース2016代表のCloie Syquia Skarneさんは、俳優のガビー・コンセプション(Gabby Concepcion) さんとその分かれた妻のジェニー・シクィア(Jenny Syquia)さんの娘。フィリピンで人気のリアリティショーBig Brotherに参加した女優のリザ・サントス(Riza Santos)さんはカナダを代表し、ミス・アース2006、ミス・ワールド2011、ミス・ユニバース2013に出場しています。
むしろ、西ヨーロッパの寛容性の文化、それに根差すアイデンティティを覆すような人種差別的発言は逆に恥ずかしいこととして、Angeline Flor Puaさんが血筋的にはフィリピン人であることは問題とはなっていません。
日本では、以前ミス・ユニバース日本代表に選ばれた宮本エリアナさん(20)が「日本人ではない」という批判を受けたことがニュースとなりました。
移民を受け入れ、その国の民としてきた歴史があるヨーロッパにおける反応との単純な比較はできませんが、ダブルを日本人として考え得ないというのは一体どうなのでしょうか。
グローバル化が進み、ダブル(彼らの持つ文化的多様性から”ハーフ”ではなく”ダブル”)が日本代表となるということは、エンタメの場のみならず様々な場でどんどん出てくるでしょう。また、ハーフではなく、両親が外国人ながらも日本人として育った「外国人」も多くいます。日本人はこれまでの考え方をシフトしないといけないのでは?と思ってしまいます。
今後の益々の活躍を願うばかりです。
フィリピン系ベルギー人Angeline Flor Puaさんがミスベルギー2018の栄冠を手に!
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https://www.hln.be/showbizz/miss-belgie-angeline-flor-pua-22-overleefde-aanslag-in-zaventem-en-combineerde-zeven-baantjes-om-piloot-te-worden-brein-en-schoonheid~a2934ce4
アントワープ在住のフィリピン系ベルギー人、Angeline Flor Puaさん22歳が、ミスベルギー2018の栄冠を手にしました。
Angeline Flor Puaさんの出自
Angeline Flor Puaさんは両親とも、フィリピン人です。ベルギーで出会って、ベルギーで結婚しました。お母さんは一度ベルギー人と結婚していますが離婚して、後にフィリピン人の船乗りと結婚。血筋的にはフィリピン人ですが、生まれも育ちもベルギーのフィリピン系のベルギー人です。彼女は、ベルギーの公用語であるオランダ語(北部はベルギー・オランダ語が話されている)、もう一つの公用語であるフランス語の他、英語、そしてフィリピン語を話すことができます。
今後のキャリア
現在彼女は、パイロットになるべく勉強をしています。そのキャリアと両立しながら、国と国を結ぶ仕事がしたい。しかし、それが無理ならばベルギーという国を代表した大使になりたいとその抱負を述べています。ミス・ベルギーのタイトルが彼女のキャリアにどのような影響を与えるのか、気になるところです。ちなみに優勝賞金は高額なパイロットスクールの授業料支払いに充てるのだとか。在住国の代表となったフィリピン人女性たち
海外で生活するフィリピン人にとって彼女の優勝をとても誇りに思ったことでしょう。ただ、彼女の優勝、あるいはコンテストの出場は例外的なことではありません。スゥエ―デンのミス・アース2016代表のCloie Syquia Skarneさんは、俳優のガビー・コンセプション(Gabby Concepcion) さんとその分かれた妻のジェニー・シクィア(Jenny Syquia)さんの娘。フィリピンで人気のリアリティショーBig Brotherに参加した女優のリザ・サントス(Riza Santos)さんはカナダを代表し、ミス・アース2006、ミス・ワールド2011、ミス・ユニバース2013に出場しています。
Angeline Flor Puaさん優勝への反応から考えさせられたこと
もちろん、所謂白人系のベルギー人ではないことに不満を持つ人たち、ネチズンはいるようですが、それでもここはヨーロッパ。移民も多く、顔は”外国人(非白人系)”であってもそのアイデンティティや言語は、現地のものであることを考えると、地元の人たちも彼女のような非白人系の移民の子どもたちへ温かい声援を送っているようです。むしろ、西ヨーロッパの寛容性の文化、それに根差すアイデンティティを覆すような人種差別的発言は逆に恥ずかしいこととして、Angeline Flor Puaさんが血筋的にはフィリピン人であることは問題とはなっていません。
日本では、以前ミス・ユニバース日本代表に選ばれた宮本エリアナさん(20)が「日本人ではない」という批判を受けたことがニュースとなりました。
「日本で生まれ、日本で育っているのに、日本人ではないのであれば、ハーフの私たちは何人なのでしょう?」
移民を受け入れ、その国の民としてきた歴史があるヨーロッパにおける反応との単純な比較はできませんが、ダブルを日本人として考え得ないというのは一体どうなのでしょうか。
グローバル化が進み、ダブル(彼らの持つ文化的多様性から”ハーフ”ではなく”ダブル”)が日本代表となるということは、エンタメの場のみならず様々な場でどんどん出てくるでしょう。また、ハーフではなく、両親が外国人ながらも日本人として育った「外国人」も多くいます。日本人はこれまでの考え方をシフトしないといけないのでは?と思ってしまいます。
今後の益々の活躍を願うばかりです。
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参照ウェブサイト
Miss België Angeline Flor Pua (22) overleefde aanslag in Zaventem en combineerde zeven baantjes om piloot te worden: brein én schoonheidhttps://www.hln.be/showbizz/miss-belgie-angeline-flor-pua-22-overleefde-aanslag-in-zaventem-en-combineerde-zeven-baantjes-om-piloot-te-worden-brein-en-schoonheid~a2934ce4
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