キンドルもいいけど、印刷された本が読みたい!ー英語書籍の種類が少ない国で欲求を満たすには

ブログ「オランダで高いなぁと感じるもの・・・オランダ生活での不満!」で書いた通り、オランダで高い!と唸るものの一つが、英語の書籍。オランダは、英語が話せる人が多く、西欧の中でも、隣国のドイツ、ベルギー、フランスと比較して、滞在国の言語を学ばずともある程度生活が可能な国の一つです。それゆえに、英語書籍を読む人口が多いのではないかと期待しますが、そんなことはありません。英語で読みたい本を探すのに苦労します。こんな国で欲求を満たすにはどうしたら、いいのか・・・試行錯誤です。

英語書籍が少ない国で、どうやって英語書籍を入手して、楽しめるか
Kindle持ってますが・・・紙の本が恋しくなります


書店で購入する

大きい都市には、英語書籍を販売する店がある他、オランダ語書籍をメインで扱いつつ、本屋の一角に英語書籍を扱うコーナーがあります。しかし、種類がすくなく、そして高め。ほしい、読みたい本に巡り合えません。

オランダ、ハーグのAmerican Bookstore店内の様子
オランダ、ハーグのAmerican Bookstore店内の様子

オランダ・アマゾンで購入する

ここはオランダ、当たり前ですが、オランダゆえにオランダ語の書籍が主流です。オランダ人は読書をする人たちなので、種類は豊富で、英語圏でそこそこ売れた本であれば、オランダ語に訳されています。そんなに本が読みたいなら、オランダ語を学べ!と怒られそうです。

キンドルを購入する

キンドルはすでに持っており、キンドルを利用しています。特に、長旅、あるいは紙の本を持っていくのが重たいので、キンドルに入れて・・・ということで、重宝しております。しかし、そもそも、オランダアマゾンの英語書籍のキンドルの数は多くはありません。

図書館を利用する

図書館にも英語の書籍はあるのですが、近くの図書館は英語の書籍はほとんどなく、中央図書館にまとまった数はあるものの、人気書籍は常に貸し出し中の上、行くまでに時間がかかります。
ちなみに、オランダの図書館は有料で、年会費が必要なうえ、返却期間を過ぎると、罰金を支払わないといけません。日本の会員費無料システムに甘やかされてきた私には、年間35ユーロ~63ユーロ(約4,600円~8,300円)の会員費、支払うことがためらわれました。ちなみに、値段が異なる理由は、一番安い35ユーロの「ベーシック・パス」、44.50ユーロの「プラス・パス」、63ユーロの「スター・プラン」で借りられる本の数、書籍の種類が異なります。(しかし、日本の図書館も罰金は導入してもいいのではないかと思ってしまいます。)

古本市場で購入する

オランダで古本はいろいろな場所で見つけることができます。町のリサイクルショップの一角、マーケットのリサイクル店の一角、大きな書店の一角(オランダのハーグでは、英語書籍を扱う店の2階部分で、古本が販売されています)
それらの古書のコーナーでは、本が一冊1ユーロ~5ユーロ(装丁が立派なもの、ハードカバーの本はもっと高いです)の値段で売られています。安価で、たくさん読みたい人たちには重宝しています。しかし、種類はかなり乏しいです。
また、FacebookなどのSNSのグループ内でリサイクルで販売されている本も値段が高めに設定されている上に、読みたい本ではない・・・ことが多いです。

図書交換(bookswapping)

図書交換をするSNSのグループに入っています。そのグループでは、読み終えた本の交換などが行われています。東欧のジョージアに滞在していた時もそのようなグループに入っていました。ジョージアと異なり、オランダのグループでは、交換したい人よりも、販売したい!という人が多い印象を受けます。
また、「交換」することについての心理的ハードルが少々あります・・・数少ない英語の書籍は手元に残しておきたい・・・という思いがあって、なかなか「交換」ということになりません💦では、なぜ「交換」グループに入っているのか?とツッコまれそうですが、そのあたりは触れないでください。

Book Depository(ブック・デポジトリー)

オランダで出会ったオーストラリア人の女性が教えてくれたサービス、BOOKDEPOSITORY (ブックデポジトリー)。海外発送なのに、送料無料で、蔵書数も多く、これはGOOD。英国拠点の企業ですが、100か国へサービスが行われているため、オランダからのみならず、日本からも使えるなかなかよいサービスだと思います。
しかし、価格は特に安価というわけではないので、英語本を大人買いしたいときに考えてしまいます。

解決策は近隣国のアマゾン?

比較的安価で、読みたい本をたくさん読むための解決策はないものかと日々試行錯誤ですが、日本のように書籍に恵まれる・・・ということはないことは、理解せねばと思うところです・・・なので、ちょっと興味がある本、すぐには読まないけど、お手頃な値段なものは購入する傾向にあります。所謂、積読本です。場所と予算が許す限り、積読本はストックとしておきたいところです。
そんな中、またもほしい本が出てきたので、上記の方法で探してみました・・・あまりにないので、海を渡ってお隣の英国アマゾンで探すと・・・すんなり、新品で、送料や税金を入れても、オランダ購入するよりも安価に購入したい本を見つけることができました。
オランダで一冊約7ユーロ~9ユーロ(920円~1190円)する書籍が12巻セット価格で、25ポンド(書籍代、送料、税金込み)=29ユーロ(3,800円)でした。
Darren Shan ダレン・シャン12巻セット
「Darren Shan ダレン・シャン」12巻セットを買ってしまいました。
ちょっと、表紙がおどろおどろしくて、外に持ち歩くにはちょっと恥ずかしい(笑)
しかし、一部の人には、あの「ハリポタ」よりも面白いと評判です。


英国アマゾンから購入する本がオランダ国内で購入するよりも常に安い!という保証はありませんし、オランダに送るというオプションが常にあるわけではありません。しかし、オプションの一つであると思い、しめしめと思ったのでした。

日常においては、恐らくリサイクルショップの古本コーナーをめぐるんだろうなぁと思う次第です。
しかし、こんな調子で本を購入するから、引っ越しなどの時に本が多くて困るんだよなぁと思うのでした。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿

Subscribe