フィリピンからオランダに移住して思うのは、経済格差。いろんなものが本当に高いと感じます。フィリピンとオランダを比べたら当たり前なのですが・・・しかし、日本と比較しても高いと感じるものも数多くあります。もちろん・・・これもまた、日本はデフレにあるので、当たり前といわれてしまいますが・・・
オランダで高いと感じるもの |
オランダで痛感した、高いと感じるもの
オランダで生活して、自分の日常で、支払いが生じるので、高いと感じるものをいくつか挙げてみました。
外食オランダで外食する気が失せるほど、オランダの外食高いです。我が家では、あまり外食しませんが、久しぶりだからと、先日、旦那とデートにと、外食店に行きました。しゃれたレストランというわけではなく、極めて、よくあるようなレストランでしたが、注文した食べ物は34ユーロ(約4,500円)で2人前(飲み物は別)、量は少なく、味もそこまで・・・。注文した食べ物もただ、揚げただけなので、簡単なもの。旦那と共に、「この味付け」「え、これだけ?」という印象でした。雰囲気を楽しむようなしゃれたレストランというわけでなくこういう値段。飲み物(コーラ)別会計で5,000円ちょっと・・・。
海の幸盛り合わせ・・・のはずが、小ぶりな揚げたテラピア、イカ、エビにご飯とちょっとした付け合わせのみ |
対応策としては、「中途半端な」レストランで外食しないこと。雰囲気を楽しみたいなら、ちょっと奮発してよいレストランに行き、量と値段を追求するなら、食堂とレストランの中間的な場所があるので、そういう場所を探すこと。そういう場所であれば、10ユーロ(1,300円)弱でかなりお腹がいっぱいになります。
便利グッズが高い
オランダで入手しずらいのが、便利グッズ。入手できたとしても、日本で購入する3倍から4倍の値段です。例えば、コーヒードリッパー。オランダだと、一般家庭にそこそこよいコーヒーメーカーがあることも理由で、コーヒードリッパーなどがいらないということも理由ですが、プラスチック製のもので7ユーロ(930円)ぐらいします。陶器製のものだと、その値段の3倍~4倍です。
とにかく、日本で100円や200円で購入できる生活のちょっとしたものがそれなりの値段がします。一品一品は、高値というほどのものではありませんが、チリも積もれば・・・です。オランダでリサイクルショップがたくさんある理由はこれでしょう。
税金が高い!
欧州は税金が高いことで知られていますが、オランダも税金高いです。オランダでは、老齢年金受給年齢前には、次の2段階からなる累進税率が課せらます。所得が0~68,507ユーロ(約907,000円)以下の場合は、37.10%所得が、68,508以上であれば49.50%です。また、配当源泉税、利子およびロイヤルティーへの源泉税、付加価値税(VAT)の基本税率は21%(※生活必需品などは9%の軽減税率適用)が適用されます。これが理由で、ある一定の額を稼ぐようになったら、週5日から4日の勤務に減らすという人もいます。
ただ、オランダのVATはすでに表示価格に含まれているので、買い物の際は、いきなり、プラス21%される!というわけではないので、ありがたいと感じます。
英語の書籍が高い!
オランダ、西欧の中でも比較的英語が得意な国で、文法的にも正しい英語を話し、商店の店員でも英語が話せるという人が多いのが特徴的です。お隣のドイツ、ベルギーなどと比較すると、生活がしやすい(なので、オランダ語を学ぶモチベーションが上がらないのですが・・・)のですが・・・英語の書籍が高い。これだけ皆英語ができるのだから、さぞや英語の雑誌や書籍を読みまくっているのではないかと思うのですが、英語の書籍が購入できる場所こそあれ、高い。そして、古本市場はあるものの、値段がそれほど安いわけではなく、そしてほしい本が見つかりません。
打開策として、英国アマゾンで本を購入したりしています。送料を考えても、オランダ購入するよりも安くなることもしばし・・・皮肉です。(キンドルを持っていますが、紙の本を無性に読みたくなるのです)先日、ダークファンタジーとして、ハリポタよりも面白いといわれる「ダレンシャン」を12巻セットで購入してしまいました・・・
高いのは仕方ない・・・
「高い!高い!」と文句を言っても始まりません。そもそも、日本がデフレであるため、諸外国の物価が高いこと、また近年の物価の高騰に少々驚きがありますが、高いにはそれなりの理由があり、国民もある程度納得、あるいは仕方ないと思っています。つい最近値上がりしたとオランダで話題になっているのが電気代・・天然ガスがヨーロッパ全体で不足していることから、値段が高騰。。。冬場は、ガスと共に電気もよく使うので、各世帯にとっては痛い話です。関連ブログ
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