ジョージア 本

[ジョージア]トビリシで本を購入したくなったら！トビリシ本屋さん情報

活字なしには生きられない著者は、海外の旅行先、滞在先、国内でも、常に本屋を探してしまいます。ここジョージアでは、英語の本の入手先が限られておりますが、以下、トビリシ市内の本屋（英語本を扱っている）数件を紹介します。

Prospero's Books

英語の本を購入するなら、Prospero's Books。トビリシに2店舗あり。1件は、トビリシ中心部、ルスタベリ通り、オペラからもほど近い場所にあります。もう1件は、ジョージア国立公文書館の展示ホールのある建物の2階にあります。

書籍数は多くはないのが残念ですが、一般的な英語の書籍、ノンフィクション、フィクション、ビジネス関係、古典そしてジョージア関係の書籍を入手できます。ポケットブック的な本で、お値段は大体20ラリから。ちょっと厚めの本で30ラリほど。写真集などは、100ラリほどでしょうか。お値段は日本とそれほど変わらないので、ローカルの人にはちょっと高価に思われます。

Prospero's Books　（トビリシ本屋）
ルスタベリ通り沿いにある入り口から一歩入ると、カフェがあり、お目当ての本やさんがあります。

時々入荷がある古本は同書店を訪れる際の一つの楽しみとなっています。日本のBook-Off的な安さはないまでも、比較的安価に本を入手できるほか、運が良ければ面白ろそうな本に出会えます。実際、本日所用の帰りにぶらりと立ち寄った際、本を三冊購入してしまいました。合計は16ラリのみ。

外にはカフェがあり、ルスタベリ通りから少し奥に入っているため、大通りの騒音はそれほど聞こえないため、のんびり過ごせます。

Prospero's Books　（トビリシ本屋）の内部の様子
店内はそれほど広くはないものの、売れ筋の本はひとまず置かれています

Prospero's Books、グルジア国立公文書館にある店舗では、ジョージア関係、特に公文書館の資料を用いた書籍が販売されています。おススメの本は、ジョージア100周年の記念本。貴重な写真資料をふんだんに使った大判の本のお値段はたったの40ラリ！

ジョージア100周年の記念本、40ラリなり

また、お土産にもおすすめな、ジョージアのアルファベットやジョージア的な柄が施してあるかわいいノート（6ラリ前後）やマグカップ（10ラリ前後）、キーホルダーやマグネット、本のしおりなども販売されています。

日常使いもＯＫ、お土産にもよしのアイテムも販売している、Prospero's Books

また、この店舗の一階部分は展示ルームになっており、ジョージア100周年記念した写真展やベルタフォンズットナー（Bertha von Suttner）展示会も開催されるなど、本屋を訪れた際に、展示会なども楽しめます。

グルジア国立公文書館展示室

BIBLUSI(ビブルシ)

本だけでなく、文房具も販売している全国展開されている本屋。以前はジョージア語が圧倒的に多く、英語の書籍はほぼ皆無でしたが、つい最近からロシア語の本に並び、英語の書籍も「外国語書籍コーナー」にて扱われるようになりました。

古典が多いものの、他国でよく売れた書籍、ハリーポッター、ロードオブザリング、村上春樹、パウロコエーリョの書籍も販売されており、そのお値段は上記に紹介したProsperosよりも安め。また、ジョージア国内を写真で紹介する書籍「ジョージア100景」的な本も販売されております。ハードカバーかつ、A4サイズとかなりがさがあるのですが、旅の思い出に一冊購入というのも良いかもしれません。

ジョージア本屋　BIBLUSIで販売されているジョージア100景、シリーズで販売されています。

また、本屋の数店舗はカフェが併設されおり、購入したばかりの本をカフェに持ち込み、読書を楽しむことも出来ます。

BIBLUSIのカヘティ地方テラヴィ地区の店舗はカフェが併設されています。天上が高く広々。

文具コーナーでは、ピロスマニの絵画の絵柄の入ったノートが販売されておりました。他にもキーフォルダーやワイン！等も販売されており、お土産を見つけるによい場所なのではと思います。

ピロスマニの絵画がプリントされたノート（15ラリ）
ハードカバーのかなりしっかりした作りのノートです。重いのがちょっと残念ですが・・・
ジョージア土産にいいのではないでしょうか。

Stamba Hotelの本屋

トビリシのルスタベリ通りにあるおしゃれなホテル一階にお土産屋兼の本屋。英語の書籍の数は、ビブルシと同じぐらいで少なめ、しかしビブルシよりも本のバラエティがあることがとてもありがたく、お値段はProspero's Booksよりは安めです。

著者の行きつけの書店となっており、書店のおばさんも著者の顔をおぼえてくれている様子で、挨拶を交わします。

トビリシStamba Hotelの本屋 

トビリシStamba Hotelの本屋の英語書籍コーナー、数は充実していないけど、好みの本を多く見つけられました。 

イリア国立大学（Ilia State University）本屋

イリア国立大学（Ilia State University）にも図書館、本屋、兼カフェがあります。

イリア国立大学（Ilia State University）入り口

英語の書籍は、本屋の2階部分にあります。お店の人にお願いして、2階への入り口を開けてもらいました。普段は、あまり利用する人がいないのでしょうか。

その他の英語の本は特に売れ筋の本はなかったのですが、英語本の多くは、古典でした。

同じ建物、地下一階部分は図書館です。僅かですが、英語の書籍もあります。

イリア国立大学（Ilia State University）本屋　Ligamus2階

英語で読む古典

道端の本屋さん 

ルスタベリ通り沿い、自由広場周辺の路上で本を販売するおじさんやおばさんたちがいます。彼らの取り扱う書籍の多くは、ジョージア語とロシア語です。しかし、時々、英語の書籍を扱う「店」もあります。覗いたお店で、英語で販売されていた本は、ジョージアの民話、なぜかパウロコエーリョの本（15ラリほど）でした。

トビリシのルスタベリ通りに本を広げる、道端の本屋さん

彼らは、特に市内に生活する本を販売したい人とコンタクトを取り、それらの人たちから本を購入し、路上で販売しています。著者はジョージア語やロシア語を読むことはできませんが、並んでいる本のブックカバーが美しく、時々それらの本屋の前で足を止めます。

これらの人たちは恐らく、商売をする上での「許可証」なるものを得ていないと思われますが、警察も彼らを取り締まることなく、それら路上の本屋はトビリシの風景の一つとなっています。

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