飲む豆腐スィーツ、タホ(Taho)ーフィリピン庶民の朝食兼おやつ

豆腐を使った"つるんとなめらかな飲むとうふデザート"「TAPIOCA TAHO」(タピオカ タホ)がおとうふ工房いしかわ(愛知県高浜市)から発売されたニュースを読んで、日本でもタホが味わえる!と嬉しく思った今日この頃。

タピオカTAHO(タホ)(c) 株式会社おとうふ工房いしかわ
ブレーク間違い無し!タピオカTAHO(タホ)(c) 株式会社おとうふ工房いしかわ
2019年6月28日(金)|タピオカTAHO(タホ)レストラン・テイクアウト店舗にて販売開始
http://www.otoufu.co.jp/4966



タホ(Taho)とは?

タホ(Taho)とは、新鮮な柔らかい/絹ごし豆腐を甘味料等で味付けし、サゴパール(タピオカと同様でサゴヤシから作られた)を加えてできるフィリピンの朝食兼スィーツです。通常は、これに黒糖シロップをかけていただきます。

初めは、豆腐にシロップ!フィリピンの食べ物は何でも甘いのだと衝撃を受け、醤油が欲しくなりましたが、今となってはシロップ以外の選択肢は考えられない程です。

どこで購入できるのか?

フィリピンでは、路上で売り歩くタホ売りから購入出来ます。タホ売りはアルミ製の大きなバケツのような入れ物2個をぶら下げ、特に早朝に町中を歩いてまわりながら販売します。タホ売りは「Tahoooooo」と叫びながら、多くの場合同じスケジュールで、同じルートをめぐります。そのため、フィリピンの乗り合いバスであるジプニーを待っている時間に通勤前のOLや学生が購入している姿を見ます。

アルミ製の大きなバケツの一つに豆腐、もう一つのバケツの中に小さいバケツ2つが入っており、サゴパールとシロップを分けて入れております。金属製スクープを使用して、豆腐をすくい上げカップに入れ、それから、長い金属製のお玉を使って、サゴとシロップをカップに投入し、緩やかに豆腐と混ぜ合わせます。

小さいプラスチックのコップに入れてサーブされますが、コップの大きさは2〜3種類で値段は10ペソから20ペソ(著者が初めてフィリピンに滞在した時は小さいタホが5ペソでしたが、インフレで値段は上昇中)。

TAHO - Philippines Street Food | Soy Pudding with Sago Pearls and Brown Sugar Syrup

どのように購入するのか?

タホ売りを呼び止め、サイズを告げ、商品を受け取って、お金を払うだけ。
タホ売りは男性であることが多いので、「クヤ(お兄さん)」あるいは「ボス(これは男性が男性に対して呼びかける時に使い、女性はこのように(知らない)男性を呼びかけることはめったにありません。)」と呼びかけてみると足をとめてくれます。

「マッカーノ(いくら)?」と値段を尋ねると、「10、15、20」と値段を教えてくれます。それらの数字は値段であると同時にサイズも意味します。あるいは、ぶら下げているプラスチックのカップを指差して「イトポ(これです)」というのもOK。

いつがオイシイか?

タホ売りは、早朝に仕込み販売しているため、タホはまだ温かく、胃にやさしいです。甘いので朝から血糖値が上がりそうですが、そんな心配がある場合は、シロップを控えめに。

フィリピンを訪問・滞在した時は少しだけ早起きして、タホ売りを探してみるのもよいでしょう。

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