「クリスマスまであと○○日」
クリスマス当日までニュース番組の最後にでるカウントダウン。文字通り、指折り数え待つフィリピン人。さて、このカウントダウン一体いつから始まるのか・・・記憶が正しければクリスマスの2、3カ月前以上からはじまっています。
ちなみに10月ごろからクリスマス飾りが、店頭に並び始めます。住宅街では、クリスマス飾りを10月の後半から出している家も見かけます。早すぎです!がフィリピン人はツッコミません。
「あぁ、きれいだね~」「クリスマスだね~」っていうか、早すぎるんですが・・・、そこには触れません。
英語圏では一般的には使われていないようですが、フィリピンではよく聞きます。
「ber monthsに入った♪今年もあと少し(クリスマスまであと少し)」と、言います。つまり、ber monthsはフィリピン流のクリスマスカウントダウンの一部であるといえます。
そして、夜。イブの夜は、子どもも夜更かしを許され、カトリックやキリスト教諸派では家族で深夜のミサに出席します。日本でいうところの新年までのカウントダウンのような、どこか厳かで、しかし嬉しい瞬間でもあります。
ミサを終えて教会で25日を迎えるというところもあれば、田舎の方の教会だと25日を迎える少し前にミサを終え、信徒を家に帰しクリスマスを家族そろって迎えさせるというところもあります。
お祈りを捧げ、クリスマスを祝う食事を食べます。深夜にも関わらずかなり重いメニューです。一般的な家庭では、チキン、パンシット(焼きそばのような麺類)、甘めのスパゲティ(子どもが好んで食べます)、予算があればケーキやフルーツサラダなどがテーブルに所狭しと並びます。
もちろん、子どもたちは大はしゃぎ!たっぷり食べて、皆そのまま泥のように眠ります。(私は、胃が重くて、とてもすぐに眠りにつけませんでしたが・・・)
25日は、フィリピンは休日です。そして、学校も大体はクリスマス休暇に入っているので、みな在宅。
旦那の実家では、姪っ子と甥っ子でゲーム大会です。義姉妹がゲームと商品を準備し、結構本格的に行います。個人競技からチーム競技とあり、商品は、お菓子、おもちゃ、文房具やお金などで、甥っ子姪っ子もかなり本気で取り組みます。改めて、フィリピンの子どもたちはこうして日常的に競争する環境に身を置いているとしみじみと感じます。
ちなみに甥っ子と姪っ子は全部で19名(今後も増える予定あり)です。マニラにいる親族が帰省できず、全員集合が果たせない場合もかなりの人数になります。義母宅は、まさに人、人、人。皆が宿泊をすると、川の字どころではなく、皆スペースがあるところに横になるため、夜は足の踏み場もありません。
大人にとっては気が抜けないイベントですが、子どもたちにとってはプレゼントももらえ、ご馳走も食べられ、ゲームなども楽しめ・・・本当に待ち遠しい日です。人口密度が高くなる義母宅/自宅はかなりうるさくなり、うんざりしますが、それでも甥っ子や姪っ子の嬉しそうな顔を見ると気持ちがなごみます。
先週末に一足早いクリスマス会がハーグのフィリピン人カトリックコミュニティで行われました。フィリピン人神父によるミサの後、皆が持ち寄った食べ物、パーティ、出し物もあり、一足早いクリスマスを楽しみました。
久々のフィリピンのパーティ料理に大喜びの旦那。今回は、誕生日を迎える夫婦が、豚のレチョンを寄贈し、クリスマスパーティは大いに盛り上がります。
「私を生かし、人類を救った救世主(イエス・キリスト)をこの世に迎えた重要な日、祝うべき日」そして、「自らの信仰を考える日」
またクリスマスは、家族が集う日です。遠方に生活する家族、海外出稼ぎ労働者もクリスマスに合わせて帰宅し、家族が集うまたとない日です。帰省ラッシュで、クリスマスの空港はごった返します。旅行鞄の中のほとんどは、家族へのお土産でしょう。チョコレートなどが一般的なお土産です。
そして、クリスマスは、分かち合う日です。フィリピンでは、、持てる者が持てないものを支えるという習慣が根付いています。こうした考えや行動は、経済が発展し家族の絆が薄れた地域では、なかなか見られませんが、社会福祉が皆無に等しいフィリピンではシステムとして機能しています。クリスマスはこのシステムが顕著に表れる日です。
一足早いのですが、メリー・クリスマス。よい、クリスマスを。
クリスマス当日までニュース番組の最後にでるカウントダウン。文字通り、指折り数え待つフィリピン人。さて、このカウントダウン一体いつから始まるのか・・・記憶が正しければクリスマスの2、3カ月前以上からはじまっています。
クリスマスツリーとプレゼント! |
8月からクリスマスソング♪
フィリピンではしばしラジオを聞いていましたが、時にクリスマスソングが流れていました。しかもまだ、8月。もう、待ちきれない(笑)のでしょうが、クリスマスソングがそんな時期に流れる理由は、フィリピンの8月は雨も多く、ときどき肌寒いので、フィリピンの12月の気候を思い出すのではないかと思われます。また、海外や遠方に生活する家族を想ってのことなのかと思われます。ちなみに10月ごろからクリスマス飾りが、店頭に並び始めます。住宅街では、クリスマス飾りを10月の後半から出している家も見かけます。早すぎです!がフィリピン人はツッコミません。
「あぁ、きれいだね~」「クリスマスだね~」っていうか、早すぎるんですが・・・、そこには触れません。
Ber months?という考え方
Ber monthsって単語はあまり聞いたことないでしょうが、なんてことはない!(フィリピン人の使う)英語で9月~12月までを指しています。英語の9月はSeptember, 10月はOctober...と---berとつづる月を指しています。英語圏では一般的には使われていないようですが、フィリピンではよく聞きます。
「ber monthsに入った♪今年もあと少し(クリスマスまであと少し)」と、言います。つまり、ber monthsはフィリピン流のクリスマスカウントダウンの一部であるといえます。
フィリピンのクリスマスイブと当日の過ごし方
24日は朝から大忙しです。まさに日本の大みそかのような様子。25日にみんなで食べる食事の準備、子どもたちへのクリスマスギフトの包装など。また、それらの買い物が終わっていないのであれば、朝から町へ買い出しに行きます。皆、同じことを考えるので、クリスマスの町は大賑わいです。そして、夜。イブの夜は、子どもも夜更かしを許され、カトリックやキリスト教諸派では家族で深夜のミサに出席します。日本でいうところの新年までのカウントダウンのような、どこか厳かで、しかし嬉しい瞬間でもあります。
お祈りを捧げ、クリスマスを祝う食事を食べます。深夜にも関わらずかなり重いメニューです。一般的な家庭では、チキン、パンシット(焼きそばのような麺類)、甘めのスパゲティ(子どもが好んで食べます)、予算があればケーキやフルーツサラダなどがテーブルに所狭しと並びます。
フィリピンのクリスマス料理 |
もちろん、子どもたちは大はしゃぎ!たっぷり食べて、皆そのまま泥のように眠ります。(私は、胃が重くて、とてもすぐに眠りにつけませんでしたが・・・)
旦那父方、フィリピンの親族とのクリスマスパーティ |
25日は、フィリピンは休日です。そして、学校も大体はクリスマス休暇に入っているので、みな在宅。
旦那の実家では、姪っ子と甥っ子でゲーム大会です。義姉妹がゲームと商品を準備し、結構本格的に行います。個人競技からチーム競技とあり、商品は、お菓子、おもちゃ、文房具やお金などで、甥っ子姪っ子もかなり本気で取り組みます。改めて、フィリピンの子どもたちはこうして日常的に競争する環境に身を置いているとしみじみと感じます。
ちなみに甥っ子と姪っ子は全部で19名(今後も増える予定あり)です。マニラにいる親族が帰省できず、全員集合が果たせない場合もかなりの人数になります。義母宅は、まさに人、人、人。皆が宿泊をすると、川の字どころではなく、皆スペースがあるところに横になるため、夜は足の踏み場もありません。
大人にとっては気が抜けないイベントですが、子どもたちにとってはプレゼントももらえ、ご馳走も食べられ、ゲームなども楽しめ・・・本当に待ち遠しい日です。人口密度が高くなる義母宅/自宅はかなりうるさくなり、うんざりしますが、それでも甥っ子や姪っ子の嬉しそうな顔を見ると気持ちがなごみます。
海外にいるフィリピン人のクリスマス
海外にいても、クリスマススピリットは忘れていません。フィリピン人のいるところ、フィリピン人コミュニティあり!そして大体は、カトリック教会を中心としたコミュニティです。(海外でフィリピン人に会いたい場合は、カトリック教会にいくのがよいでしょう :) )先週末に一足早いクリスマス会がハーグのフィリピン人カトリックコミュニティで行われました。フィリピン人神父によるミサの後、皆が持ち寄った食べ物、パーティ、出し物もあり、一足早いクリスマスを楽しみました。
久々のフィリピンのパーティ料理に大喜びの旦那。今回は、誕生日を迎える夫婦が、豚のレチョンを寄贈し、クリスマスパーティは大いに盛り上がります。
レチョンが出るのは本当に特別な日の証拠 皮のこんがりと焼けた部分は、クリスピーで皆がほしがるパーツですが、コレステロールたっぷり :) コレステロールを気にする人々は口々に「まぁ、特別だから」と自らに言い聞かせます。 |
フィリピン人にとってのクリスマス
フィリピン人カトリックにとってのクリスマスは、第一に宗教的な日です。「私を生かし、人類を救った救世主(イエス・キリスト)をこの世に迎えた重要な日、祝うべき日」そして、「自らの信仰を考える日」
またクリスマスは、家族が集う日です。遠方に生活する家族、海外出稼ぎ労働者もクリスマスに合わせて帰宅し、家族が集うまたとない日です。帰省ラッシュで、クリスマスの空港はごった返します。旅行鞄の中のほとんどは、家族へのお土産でしょう。チョコレートなどが一般的なお土産です。
そして、クリスマスは、分かち合う日です。フィリピンでは、、持てる者が持てないものを支えるという習慣が根付いています。こうした考えや行動は、経済が発展し家族の絆が薄れた地域では、なかなか見られませんが、社会福祉が皆無に等しいフィリピンではシステムとして機能しています。クリスマスはこのシステムが顕著に表れる日です。
一足早いのですが、メリー・クリスマス。よい、クリスマスを。
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