フィリピンの田舎町のクリスマス

クリスマス商戦でにぎわう街

フィリピンのクリスマスって何だか、日本の年末年始のよう。街は、ボーナスを受け取った人たちが、休みを快適に、そして祝いムードで過ごすべく、食料を購入あるいは子どもたち、親族、知人へのプレゼントを購入すべく街にわっ、と繰り出します。
私はそんな街の様子が見たくてナガの街へ繰り出しました。
今日はクリスマスなので、お店早く閉まるのですが、何と今日もプレゼントを購入する客で店がごった返していました。それと同時に早々に店じまいする所もちらほら。それとは対照的に所狭しと店を広げる露天商。
何だかペニャフランシア祭りの時のよう。
露天商は、中国製のプラスチックのおもちゃや、衣類を販売しているお店と果物を販売するお店に大別されます。バービー人形(あっ、古い言い方?)や、どうやって遊ぶんだろう?という不思議なおもちゃも山積みになっています。お値段100ペソ(200円)から。
そんな街をふらふら歩き、日本からの中古品を販売しているお店で何故か下駄を購入。(→学校で履くつもりで購入)よい、買い物をしたと自己満足をして帰途につくことに。

兎に角食べて、食べて、食べるクリスマス



クリスマス休暇が始まる前からだが、パーティにお呼ばれしては、たらふく食べ、普段野菜を多く食べる食生活がいきなり変わり、胃が悲鳴をあげて久しい。大学で3つの学部で教えている関係上、3つの学部からお声をかけて頂き、おまけに大学主催のクリスマスパーティがあり、とにかく食べ続けたのだ。 この状態でクリスマスに突入。家でも兎に角、食べることをすすめられる。食わないと非国民のような気持になってくるくらい、すすめられ、周りの皆も食うこと食うこと。昨日はすごかった。朝ごはん、おやつ、昼ごはん、おやつ(フライドチキン、アイスクリームなどおやつとは言えないくらい、重たい)、晩ごはん、クリスマスのカウントダウン後のご飯(深夜です)。いや、もう無理。少しつまんでお茶を濁そうとするがそうはいかない(汗)

定番のクリスマスメニューは?

フィリピンの食卓は西洋化されました。以前(旦那の子ども時代)は、もち米をバナナの皮でくるんだ、イボス、スマン、フィリピン風焼きそばパンシットと言われるものが、食卓にあがっていました。しかし今は、甘いバナナケチャップのスパゲティ、シフォンケーキ、ホットドック、マカロニサラダ(これも甘め)、パンシットが今も健在ですが、それ以外は本当にフィリピン的メニューは見られません。楽しんでいますが、それにしても、胃に重いメニューです。

定番のアクティビティ

あ、勿論深夜のミサは大切。ということで、みなミサへぞろぞろと歩いていく様子が見られました。深夜0時には教会から鐘の音が聞こえます。それがまた何とも、除夜の鐘とは対照的で、おごそかさはなく、皆ハッピーな様子でカウントダウンには花火と爆竹がバンバン。 子ども親たち(全員ではありませんが)からは、ギフト頂戴っていうのをほのめかされます。ここでは、こどもだけじゃなくて大人もギフト交換しますが、メインはやっぱりこどもたち。ギフトではなくて、お年玉のようにお金を渡したりもします。 そして、今晩はカラオケがあちらこちらから。みな気持ちよく歌っているところにケチをつけるのは粋じゃないが、ついついコメントしたくなる私。音外しまくっているぞ。おーい。しかも、我が家のめっちゃ近くで歌ってるぜ。まったく・・・って、我が家の屋上でした(汗) いつの間にか見たことも会ったこともないおじさんたちが飲み会している。 こうして、クリスマスの夜も深まっていくのでした。

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