フィリピン(マニラ、ビコール、ミンダナオ地方を中心に)、オランダ(ナイメーヘン、ハーグ)、ジョージアなどでの生活、文化(言語・人々の行動)、イベント、社会問題、気になるニュースと解説、トレンド、生活必要情報一般、各国での学び、お得情報・生活の知恵等のまとめ記事、それらの国を拠点にて旅したヨーロッパ、アジア、南アメリカの国々の旅情報(宿・観光・歴史・イベント)について綴ります。
フィリピン 歴史
6月19日、フィリピンの英雄の一人、ホセ・リサールの160回目の誕生日です。多くの日本人には知られていませんが、フィリピンの独立の機運を作った19世紀末に生きたフィリピンの知識人です。35歳の若さで、スペイン植民政府により処刑されてしまいますが、彼が処刑された12月30日はリザー...
フィリピンのエンタメ 映画 歴史
「ルナ将軍(Heneral Luna)」は、フィリピン独立を目指してアギナルド大統領の下で戦ったアントニオ・ルナ将軍を描いた、事実を踏まえたフィクションの歴史ドラマです。近年のフィリピン映画の中では珍しく、幅広い層により鑑賞され、大ヒットしました。著者の周囲でも、映画館に2度通...
フィリピンでは、2009年より日本軍がアメリカ軍を破ってバターン半島を陥落させた4月9日を勇者の日 (Araw ng Kagitingan) と定め、休日としております。過去の戦争を記憶し、フィリピン・アメリカの兵士を称える日です。 バタアン死の行進とは? 第二次大戦中の...
フィリピン 本 歴史
厚生労働省によると、第二次世界大戦での海外戦没者数は約240万人で、うち収容遺骨数が約128万柱、未収容遺骨数が約112万柱です。未収容遺骨のうち海没遺骨は約30万柱、相手国事情により収容が困難な遺骨は約23万柱です。いまだに多くのご遺骨が故郷に還ること無く異国の地ということに...
ヨーロッパ 映画 歴史
これは殺人ではない!戦争なんだ。映画「ベルファスト71」 2019年4月18日、北アイルランド第二の都市ロンドンデリーで起きた暴動を取材中、ジャーナリストのリラ・マキ-(Lyra McKee)さん(29)が銃で撃たれ亡くなりました。暴動現場で撮影された動画では、覆面姿の犯人...
ジョージア 歴史
「シベリア抑留」という言葉を聞いて、ピンとくる人はどのくらいいるのだろうか。おざわゆきさん「凍りの掌 シベリア抑留記」が「父さんのシベリア抑留記(仮)」として、NHK BSプレミアムで8月に放送されることでまだ注目を集めそうではあるものの、著者自身も歴史でそうしたことがあったこ...
フィリピン 観光 歴史
またしてもフィリピンネタ。初フィリピンの人のためのマニラ一日観光のご提案。フィリピン観光ですと、セブ・ボラカイ・バナウェ・プエルトプリンセサ・ボホール・・・などなどを訪れるという話を聞きますが、中々マニラが目的地という話は聞きません。 それでも、マニラが中継地となり、それら...
オランダ ヨーロッパ 本 歴史
2年の潜行生活 潜行者たちは見つからぬよう慎重に生活しました。事務所に人がいる日中は、話声もひそひそと話し、靴音を立てぬようにと靴は脱いでぬき足差し足で歩き、トイレの使用もできません。 絶対に外に出られないと言うことが、私をどんなに息苦しくさせているか言い表すことが...
わたしの望みは、死んでからもなお生き続けること。 1944年4月5日 アンネ・フランク アンネ・フランクは1945年3月に解放寸前のベルゲン=ベルゼン収容所(ドイツ国内)でチフスに罹患し16歳でその短い生涯を閉じました。 アンネは亡くなり、日記は戦争を生き延びま...
オランダ オランダ生活 文化 歴史
日本では子どもの日を祝う今日5月5日は、オランダでは解放記念日 (Bevrijdingsdag)で、オランダがナチスドイツから解放された日を祝います。解放記念日は、アムステルダムやハーグなどの主要都市を始め、1945年にドイツ軍が降伏したワーゲニンゲンなどの12州の州都で盛大に...
オランダ ハーグ 観光 博物館・美術館 歴史
貧困との闘い 2階に上がると、17世紀に徐々に広がりだす貧富の差に展示物はフォーカスします。オランダ、そしてこのハーグはどのように貧困をとらえ、対処し今に至っているのか。個人的にこの博物館で一番興味深い展示だと思いました。 その当時、物乞いは生活環境における危...
ヨーロッパ 観光 政治 博物館・美術館 歴史
博物館の展示 博物館を一歩入ると大きなテレビスクリーンがあります。下方にあるハンドルを動かすと、画面の時間軸を移動し、デリーが16世紀から現在に至るまでどのような変遷を遂げたのかを視覚的に見ることができます。また、ハンドル横のボタンを押すと、年代ごとに起こった事件が...
ヨーロッパ 観光 博物館・美術館 歴史
Museum of Free Derry 「WELCOME TO FREE DERRY」 朱色の壁に掛けられた、赤字の横断幕が訪問者を迎え入れます。 鮮烈な印象を与えるこの横断幕のある場所は、フリーデリー博物館。国際会議参加後のツアーで北アイルランド、第二の...
ヨーロッパ 平和 歴史
北アイルランドを歩くと「厄介事(トラブルズ)」という単語がちらほら聞こえてきます。地元の人が北アイルランドの紛争を呼ぶときに使う名称です。「厄介事」とは、北アイルランドのカトリック系住民の差別撤廃を目指す公民権運動が1968年10月プロテスタント系住民と衝突して以来尖鋭化して起...