コーカサスというのか、旧ソ連の地域は路線が発達しているのだけれど、エレバンも例外ではなく、街を貫くように地下鉄が通っています。近年路線バスががあるため、地下鉄利用者が減ったとは言われているものの、便利な庶民の足であり、特に外国人旅行者がトビリシからエレバンに到着した時、中心部に行くときにはとても便利です。トビリシから夜行列車で到着したあとに共和国広場まで行く方法をご紹介します。
エレバン駅(Yerevan Railway Station)から地下鉄サスンツィ・ダヴィド駅(Sasuntsi David)へ
トビリシからの電車は約8時間でエレバン駅(Yerevan Railway Station)に到着します。プラットフォームに降り立った人の流れは、駅建物に一度入り、ひたすら出口を目指して流れていきます。
その流れにのってしまうと駅の外に出てしまうので、駅建物内にある地下鉄のサインを探してください。サインには「METPO」と書かれていますが、メトロ(地下鉄)の意です。
関連ブログ「
トビリシから夜行列車で行くエレバン:トビリシ〜アルメニアの陸路移動」
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エレバン駅のプラットフォームの様子 |
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エレバン駅のプラットフォームの様子 |
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エレバン駅の構内、天井が高く、石造りで重厚な作りです |
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METPO?メトロな様子 |
上記の写真にあるサインを見つけ、階段で下っていきます。エスカレーターやエレベーターのたぐいはありませんので、大きなスーツケースを持っている場合は、それを運ばないといけないので、一苦労かもしれません。
地下に続く階段には灯りはなく、暗いので、これが本当に地下鉄駅に続いているのか、疑いましたが、とにかく下に下ると、明るくなり、またメトロ入口のサインを見つけることができます。
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エレバン駅からサスンツィ・ダヴィド駅に続く道
両サイドに小さな商店が軒を連ねています |
サスンツィ・ダヴィド駅で地下鉄に乗る
駅構内にあるKACCAと書かれたブースで乗車運賃を支払います。お値段は100ドラム(10円弱)、これは一律で、始発から最終駅まで乗車しても同じ値段です。お金を支払うと、プラスチックの小さいコインのようなものを手渡されるます。
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エレバン地下鉄のチケット販売所 |
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これがプラスチックのコイン、薄くてスケスケで、力を入れたらすぐに割れてしまいそうです・・・ |
渡されたコインを改札に投入すると、バーが前に倒れて、駅構内に入場することが出来ます。しかし、投入したものの、バーが動かず、駅係員に助けていただきました。
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プラスチックのコインを改札機に中に入れるとバーが動いて構内に入場することができます。 |
地下鉄と言えども全路線が地下に潜っているわけではありません。プラットホームは地下にはありませんでした。左手側に共和国広場駅に向かう列車到着します。
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エレバン地下鉄駅プラットフォーム |
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エレバン地下鉄駅プラットフォームに列車が到着 |
共和国広場駅までは、アンドラニク将軍駅をへて、2駅目。共和国駅は地下にあるため、エスカレーターを使い地上に出ます。
その途上目をひいたのが、アルメニアの地図。この地図には、ナゴルノカラバフが含まれています。
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共和国駅構内にはアルメニアのマップが描かれており、そこにはナゴルノカラバフが含まれています |
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エレバン、共和国駅のプラットフォーム |
地下鉄駅の一覧
・バレカムチュン駅
・バグラミャン元帥駅
・イェリタサルダカン駅
・共和国広場駅
・アンドラニク将軍駅
・サスンツィ・ダヴィド駅
・ゴルツァラナイン駅
・シェンガヴィト駅
・チャルバフ駅
・ガレギン・ヌジュデ広場駅
まとめ
エレバンの地下鉄の構造は単純であるため、現地語あるいはロシア語が出来なくても、利用可能です。特にトビリシから列車を利用してアルメニアに到着し、ストレス無く中心地に行く方法として利用価値大です。
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