オランダで自転車は必需品です。オランダの道は、自転車で走ってこそ意味がある!とまではいいませんが、自転車で走るに適した道を作るため政府が投資し、多くの市民が自転車を日々活用し、仕事、通学、レジャーにと利用しています。
「オランダ人の自転車愛?! - なぜ皆自転車に乗るのか?」でも述べた通り、オランダが自転車大国となった理由は、①平らな地形、②経済的効果、③国中を走る自転車道、④政府の施策、そして最後に⑤それらに支えられて広がった自転車市場のバラエティなどの理由が挙げられます。
このブログでは、オランダの中古自転車についてもう少し追記したいと思います。
新品に越したことはありません。ただ、いくつかの理由で中古自転車の購入が理にかなっていると思われます。
理由1. 新品の自転車はそれほど安くはない。
日本ではママチャリが10,000円前後で購入が可能ですが、こちらでは新品のママチャリが300ユーロ前後(30,000円前後)です。重厚な作りで長持ちしそうでよいのですが、気軽に購入できる値段ではありません。
理由2. 滞在期間の長さ
特に外国人はどれぐらいの期間オランダに滞在するか分からぬため、高い新品自転車を買う理由はない。
理由3. 駐輪場
庭付きの自宅の屋根がある駐輪スペースがある場合は幸いですが、実際は雨ざらしの場所に駐輪するケースがざらです。折角の新品自転車もあっという間に痛んでしまいます。
理由4.盗難の危険性
これを理由に挙げたら何も購入できませんが、自転車の盗難のケースは多いことが報告されています。特に自宅外の駐輪スペースの場合は、夜間にロックがかかっている自転車をそのまま持ち去ってしまうというケースもあるのだとか!
1) 中古自転車店
2) 常設マーケット
3) Marktplaats のようなオンラインの市場
4) Facebookのグループの中古品販売
サービス
中古自転車店>常設マーケット
サービスにおいては中古自転車店に軍杯があがります。それを専門で取り扱っているため、サドルの位置の調整をはじめ、試乗しておかしいと思うところがあればその場で調整してくれます。
常設マーケットでは、自転車を専門で取り扱っていないためきめ細かな、サービスは期待できませんが、簡単なメンテナンスをする用具はありますので、その場で調整してもらいましょう。
Marktplaats のようなオンラインとFacebookのグループについては測定不可。
個人が販売しているケースが多く、それらの個人は自転車の利用者であり、調整のための工具すら持っていないケースも。
種類
Marktplaats>中古自転車店>常設マーケット
値段
facebookグループ>Marktplaats>中古自転車店/常設マーケット
facebookグループの値段は安いもので20ユーロから、150ユーロほどです。ただ、20ユーロという場合は、車輪が少々湾曲している、ブレーキの効きが悪いなどの理由があります。Marktplaatsなどのオンラインショップも大体は50ユーロ前後から見つけられます。また電気自転車なども新品の半額ほどで、純新品といってもよいほどの自転車も販売されております。中古自転車店は安いもので50~ブランドとなると数百ユーロの品まであります。
安くて、性能がよくて、新しい自転車!というのがパーフェクトですが、中古自転車では期待できません。見た目の新しさもそうですが、以下が重要です。
☑ブレーキが効く
当たり前すぎますが、中古で個人から購入すると一方のブレーキが効かないということもあります。「前のブレーキが効いているからいいよね」みたいなことをいう持ち主もいますが、オランダの道、雨が降ると滑りやすいです。片方のみのブレーキは事故の元。
☑ハンドルブレーキ>ペダルブレーキ
また、これは個人の趣向ですが、ペダルブレーキのみではなく、ハンドルブレーキの両方があると心強いと思います。ペダルブレーキとは、ペダルを反転させて引くブレーキですが、慣れないと事故の元です。
☑足が地面につく
オランダの大人用の自転車は大きいです。なので、一番低い位置に調整してもらってもつま先のみがかろうじて地面にふれるというサイズもあります。サドルの調整が可能であれば、してもらい、そうでなければ身長にあった自転車を選ぶこと。
☑ハンドルの幅が広すぎない自転車のサイズが大きい、あるいはデザインとしてハンドルの幅が広い自転車があります。個人の趣向の問題でもありますが、実はこの自転車のハンドルの幅は時に事故の可能性を高めます。オランダの自転車道をかなり飛ばして運転する自転車が時に彼らの自転車の一部を他の自転車のハンドルに接触させ、悪くは転倒するという事故もあります。これは、個人が慎重に運転していても起こります。
☑スタンドがついている
スタンドがついていないために安いということもあります。後々自分で購入してとりつけることも可能ですが、手間+用具が必要なので、あったほうがよいです。
☑タイヤに溝がある
時にタイヤは新しそうなのですが、溝があまりなくつるっとしている場合があります。確実に滑ります。オランダの道は大まかにコンクリートとまたレンガのような道がありますが、特に雨のあとのレンガの道は滑りやすいです。
ちなみにオランダでは駐輪スペースではスタンドは必要ないケースもあり、無くても大丈夫なのではと思われますが、スタンドは必要です。常に自転車用の駐輪スペースがあるわけではありません。
現在著者も中古自転車を購入すべく、いろいろとチェックしていますが、お値段が80ユーロほどだとバランスがよい中古自転車が買えそうです。ただ、予算が50ユーロなので(笑)もうちょっとねばってよい自転車を見つけなければ!です。
「オランダ人の自転車愛?! - なぜ皆自転車に乗るのか?」でも述べた通り、オランダが自転車大国となった理由は、①平らな地形、②経済的効果、③国中を走る自転車道、④政府の施策、そして最後に⑤それらに支えられて広がった自転車市場のバラエティなどの理由が挙げられます。
このブログでは、オランダの中古自転車についてもう少し追記したいと思います。
自転車 |
そもそもなぜ中古自転車?
オランダは自転車大国なのだから、自転車道も整っており、自転車の購入はある種の投資。新しい自転車購入したらいいじゃないか!と思われるかもしれません。新品に越したことはありません。ただ、いくつかの理由で中古自転車の購入が理にかなっていると思われます。
理由1. 新品の自転車はそれほど安くはない。
日本ではママチャリが10,000円前後で購入が可能ですが、こちらでは新品のママチャリが300ユーロ前後(30,000円前後)です。重厚な作りで長持ちしそうでよいのですが、気軽に購入できる値段ではありません。
理由2. 滞在期間の長さ
特に外国人はどれぐらいの期間オランダに滞在するか分からぬため、高い新品自転車を買う理由はない。
理由3. 駐輪場
庭付きの自宅の屋根がある駐輪スペースがある場合は幸いですが、実際は雨ざらしの場所に駐輪するケースがざらです。折角の新品自転車もあっという間に痛んでしまいます。
オランダの自宅前の駐輪スペース |
理由4.盗難の危険性
これを理由に挙げたら何も購入できませんが、自転車の盗難のケースは多いことが報告されています。特に自宅外の駐輪スペースの場合は、夜間にロックがかかっている自転車をそのまま持ち去ってしまうというケースもあるのだとか!
中古自転車の購入場所とそれらの比較(サービス×種類×値段)
購入場所は、「オランダの中古市場でお得+エコにお買いもの」と他の中古品の購入場所とかわりはなく、一例として以下が挙げられます。1) 中古自転車店
2) 常設マーケット
3) Marktplaats のようなオンラインの市場
4) Facebookのグループの中古品販売
オランダの中古自転車やさんの店頭 |
サービス
中古自転車店>常設マーケット
サービスにおいては中古自転車店に軍杯があがります。それを専門で取り扱っているため、サドルの位置の調整をはじめ、試乗しておかしいと思うところがあればその場で調整してくれます。
常設マーケットでは、自転車を専門で取り扱っていないためきめ細かな、サービスは期待できませんが、簡単なメンテナンスをする用具はありますので、その場で調整してもらいましょう。
Marktplaats のようなオンラインとFacebookのグループについては測定不可。
個人が販売しているケースが多く、それらの個人は自転車の利用者であり、調整のための工具すら持っていないケースも。
種類
Marktplaats>中古自転車店>常設マーケット
Facebookは時期によります。自転車つねに販売されていますが、人の移動の多い、6月~8月によく売り出されます。そのためその時期の品ぞろえは良くなりますが、通常は少ない種類から、条件にあったものを探すことになります。
値段
facebookグループ>Marktplaats>中古自転車店/常設マーケット
facebookグループの値段は安いもので20ユーロから、150ユーロほどです。ただ、20ユーロという場合は、車輪が少々湾曲している、ブレーキの効きが悪いなどの理由があります。Marktplaatsなどのオンラインショップも大体は50ユーロ前後から見つけられます。また電気自転車なども新品の半額ほどで、純新品といってもよいほどの自転車も販売されております。中古自転車店は安いもので50~ブランドとなると数百ユーロの品まであります。
中古品を購入する際のチェックポイント
安くて、性能がよくて、新しい自転車!というのがパーフェクトですが、中古自転車では期待できません。見た目の新しさもそうですが、以下が重要です。
☑ブレーキが効く
当たり前すぎますが、中古で個人から購入すると一方のブレーキが効かないということもあります。「前のブレーキが効いているからいいよね」みたいなことをいう持ち主もいますが、オランダの道、雨が降ると滑りやすいです。片方のみのブレーキは事故の元。
☑ハンドルブレーキ>ペダルブレーキ
また、これは個人の趣向ですが、ペダルブレーキのみではなく、ハンドルブレーキの両方があると心強いと思います。ペダルブレーキとは、ペダルを反転させて引くブレーキですが、慣れないと事故の元です。
☑足が地面につく
オランダの大人用の自転車は大きいです。なので、一番低い位置に調整してもらってもつま先のみがかろうじて地面にふれるというサイズもあります。サドルの調整が可能であれば、してもらい、そうでなければ身長にあった自転車を選ぶこと。
☑ハンドルの幅が広すぎない自転車のサイズが大きい、あるいはデザインとしてハンドルの幅が広い自転車があります。個人の趣向の問題でもありますが、実はこの自転車のハンドルの幅は時に事故の可能性を高めます。オランダの自転車道をかなり飛ばして運転する自転車が時に彼らの自転車の一部を他の自転車のハンドルに接触させ、悪くは転倒するという事故もあります。これは、個人が慎重に運転していても起こります。
☑スタンドがついている
スタンドがついていないために安いということもあります。後々自分で購入してとりつけることも可能ですが、手間+用具が必要なので、あったほうがよいです。
☑タイヤに溝がある
時にタイヤは新しそうなのですが、溝があまりなくつるっとしている場合があります。確実に滑ります。オランダの道は大まかにコンクリートとまたレンガのような道がありますが、特に雨のあとのレンガの道は滑りやすいです。
ちなみにオランダでは駐輪スペースではスタンドは必要ないケースもあり、無くても大丈夫なのではと思われますが、スタンドは必要です。常に自転車用の駐輪スペースがあるわけではありません。
現在著者も中古自転車を購入すべく、いろいろとチェックしていますが、お値段が80ユーロほどだとバランスがよい中古自転車が買えそうです。ただ、予算が50ユーロなので(笑)もうちょっとねばってよい自転車を見つけなければ!です。
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