[国際結婚] フィリピン人に嫁いだ日本人妻の苦悩―いろいろぶちまけます!(2)

お金に関する考え方が日本とは大きく異なる

カトリックなので「お金」に関する話はあまり好みません。そして、儲けることは「悪いこと」。分け合うことが「良いこと」なのです。極端に言うとこの考え方が基本。なので、定期的な給与がある人は気前がいい。しかし逆を言うと貯蓄が下手。「宵越しの金はもたねぇ」的な考えかたと行動のため、江戸っ子ですか?とつっこみたくなります。幸い旦那には貯金の概念がありますが、家族へのサポートは決して忘れません。

結婚当初は、旦那にフィリピンの給与じゃ日本の国民年金払えない!と心配を共有すべく話をしたら、「なんでそんなにお金のことばかりいうの」とさもお金に卑しい人間扱いされ、キレたことしばし。

しかし、後日旦那が勤務先の大学の福利厚生がしっかりしていて、万が一病気にかかった時にも(お金の)心配がない、これで僕は年金がもらえる等々言ったときにはさすがにカチンときて、仕返しにお金のことばかり気にしている、と言われたことをそのまま返してやりました。

お金に関する問題は色々あり、それらは「日本人はお金持ち?(1) - フィリピン人の抱く日本人像‐」に書きました。

生活のリズムが異なる

フィリピン人の旦那、休日はシエスタ(お昼寝)が必要。これが、旅行などに行くと、スケジュール上での紛争が起こります。著者は、外に行きたいけど、一方ひと休みたい旦那がおり、移動で疲れたから等の理由で宿泊場所到着直後は昼寝。いや、著者の方が1時間早起きして、お弁当を作り、荷造りをして云々・・・眠りたいのは著者の方だ!と言いたくなることがしばし。

習慣が異なる

午後には必ず食べたい、おやつ。休日一日家にいると、旦那おやつがほしいとせがみます。食べたいもの自分で用意したらいいじゃないかと突き放すと、真面目にスネます。目が、なんでぼくの食べ物を準備してくれないのと言わんばかり。

ご飯の前にもおやつを食べたがり、著者にもススメてきます。お腹が空きすぎるのは身体によくない!と真面目に言ってきます。だから、帰宅後、急いで作っているのに。そのわきでモグモグ。とにかくちょこちょこ食べて、それをすすめてくるので旦那と過ごしているといつもお腹いっぱいです。

食の好みが異なる


フィリピン料理は他の東南アジア諸国の料理と比較してそれほどスパイシーではなく、日本人が食べやすい料理であると言われており、著者も同意します。それでも、それらの食で育った旦那にとっては、日本食の味はとてもプレーンすぎる(味がない!と感じる)ようです。そのため、とても日本的な料理を準備すると、それらにソースや醤油をかけたがります。
日本食に少し親しんで貰おうとしましたが、それらは諦め、自宅ではフィリピン料理をメインに調理しています。

関連ブログ:フィリピンでの食生活(1) 朝食

言葉が異なる


日本人女性×フィリピン人男性の結婚で多いのが、大学院卒であること。しかも、タガログ語は、結婚前から理解できているというのが日本人男性×フィリピン人女性のカップルとの大きな違いなのでは思います。

日本人女性、大学などで専攻が東南アジアで、タガログ語も大学の時に勉強、そしてフィリピンの大学に留学して云々・・・。著者の場合はNGOの勤務先がフィリピンで、その後頂いた奨学金で滞在した先がフィリピンでした。縁と言えば縁なのですが、タガログ語は正式に習ったことはありません。

話していることは大体わかりますが、今もタガログ語への自信は全くありません。そんな中、ビコール語を話す、ビコール地方に引越し、親族に囲まれて生活して、言葉のわからなさに苦労しました。

タガログ語とビコール語は動詞の変形のパターンこそ似ているものの、単語はかなりの部分異なります。単語帳を購入しましたが、事はそんなに簡単ではありません。

引越してすぐに、これは大変だ!と旦那に、語学学校あるいは宣教師が通うような学校でいいから入学したいと言うも大反対。お金がもったいないとのこと。すいませんねぇ、投資に値しない嫁で。しかし、そういったものがない(汗)のも現状。旦那曰く「ビコール語なんて簡単だからきいていれば覚えるよ」、他の親族も同様にそう言います。

その割には、旦那オランダに来たらちゃっかりオランダ語教室に入学(怒)。あれ、聞いていたら覚えられるんじゃなかったんですか?

彼(ら)が日本に来たら言ってやりたい「日本語なんて簡単だから、聞いていたら自然と覚えるよ」。そう、言える日を待ち遠しく思っています。

フィリピン人に嫁いだ日本人妻の苦悩―いろいろぶちまけます!ページ2/4

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