アルプスの少女ハイジを知る日本人にとって、ハイジが駆け回る牧草地の背後にある雪がかかるアルプスの山はまさにスイスの象徴ではないでしょうか。
チューリッヒ発、標高3020メートル圧巻の眺めティトリス山&中世の面影を今に残すルツェルンをコンパクトに巡る一日ツアーに参加してきました。まず、ルツェルンを回り、そしてティトリスの登頂というスケジュール。
二つの見せ場のあるとても欲張りなツアーですが、やはりメインは山から見た見晴らしでしょう。
ようやくたどり着いた山頂。あまりの寒さ手や足の先が痛く、朦朧としました。雪山で遭難する人がいることが実感を伴って想像できました。凍てつく寒さとはこういうことを言うのでしょうか。聞けば気温はマイナス18度! しかし、強風で体感温度はそれ以下でした。
しかし、寒さに耐えて山頂まで来た甲斐がありました。
橋から向かい側を望むと「座った仏陀」と言われる岩が見えます。自然が作りだしたアートです。
クリフウォークはロープウェー開通100周年を記念してつくられた、欧州一高い場所にあるつり橋です。
山頂に行くまでは、一度乗り換えをしないといけません。エンゼルゲルプからシュタントまでは、6人乗りのロープウェイでぐんぐん上がっていきます。そしてシュタントから山頂までは、世界初の回転式ロープウェイに乗り、360度のパノラマが楽しめます。
麓の地名のエンゲルベルクは“天使の山”という意味、山に囲まれた谷間に12世紀のベネディクト派修道院を中心に発展した土地でした。スイス連邦に加盟するまでは、修道院が管轄する地域でした。今ではそんな面影は感じられず、スノースポーツを楽しむ人たちが多く訪れるウィンターリゾート。
クリスマスから続いた休暇が本格的に明ける前の週末ということもあり、スキー場は込み合っていました。
山頂駅は、5階建て。1階部分に到着します。2階と3階がレストラン、4階が写真館、5階がクリフウォーク、雪原につながる道。また、室内展望室もあり、テーブルやソファーもあり、室内で暖をとりながら美しい眺めを楽しむことができます。
・完全防寒服(スキーウェアでもいいほど)。
・帽子(頭部と耳が隠れるもの)
・ほっかいろ(身体だけではなく足も)
・暖かい飲み物(山頂に売店はありますが、もちろん高いので保温できる容器で御茶などを持っていくのがベスト)
・防水の厚い靴と厚手の靴下
1月~3月までは、寒く天候によってふぶくこともあるので、万全の準備を!
実際、山頂で風が強く、昨日降った雪が顔に吹き付けてきました。
ガイド*
交通(チューリッヒ~ルツェルン~ティトゥリス)*
ティトゥリスでのロープウェイ
*ガイドについて
参加者の少ないツアーに関しては、ガイドは部分的にしかつきません。
今回はティトゥリスのツアーに参加しましたが、ピラトゥスのツアーは参加者が2人だけであったので、ガイドはピラトゥスのロープウェイまで参加者を案内するにとどまります。その2人は、ルツェルンのツアーには加わっています。
ガイドさんが素晴らしかったらチップを最後に渡してあげるのがよいかも。
*交通は、人数が多ければバス、少ない場合はバンを利用します。
*食事は含まれません。
ウェブサイト: https://www.zuerich.com/en/visit/tours-zurich (英語)
Best of Szitzerlands
リギに行く気満々だったので、「ピラトゥス」と「ティトゥリス」と言われても・・・急に初めて聞く地名にどっちにしたらよいかわからず、感覚でティトゥリスを選びました。もちろん、受付のお姉さんにおススメを聞いたりしましたが、著者の後ろには受付待ちのツアー客が列をなしており、ぐずぐずと考える時間がありませんでした。まぁ、正解でした。
ちなみに元々の予定地であったリギは、1750メートルと低めの山。しかし、1870年にヨーロッパ初となる登山鉄道が開通し、高地の観光地化が進むきっかけとなった土地でなかなか興味深い場所。
ピラトゥスは標高2132メートルの山、周囲に高い山がなく絶好のビューが楽しめるという名所。眺めを楽しんだ後は、1時間15分ほどのボートでルゥツェルンに戻るツアーで、また違った趣を楽しめます。
参照
http://www.titlis.ch/en/glacier/cliff-walk
[スイス旅行] スイスのバーゼル(Basel)を歩く:半日のウォーキングツアー
[スイス旅行] 圧巻の眺め!チューリッヒ発ティトリス&ルツェルン 1日ツアーでアルプスを満喫 (1)
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チューリッヒ発、標高3020メートル圧巻の眺めティトリス山&中世の面影を今に残すルツェルンをコンパクトに巡る一日ツアーに参加してきました。まず、ルツェルンを回り、そしてティトリスの登頂というスケジュール。
二つの見せ場のあるとても欲張りなツアーですが、やはりメインは山から見た見晴らしでしょう。
凍てつく寒さの山頂しかし、絶景に感動
ツアーのハイライトは何と言っても山からの絶景。雪を頂いた山の連なりが幸運にも雲ひとつない青空に映えて、言いつくせないほど美しく、目にしみます。しかし、寒さに耐えて山頂まで来た甲斐がありました。
スリリングなつり橋―クリフウォーク
ロープウェイのを乗り換えながら到達した山頂で試したいのが、クリフウォーク。標高3041メートルに位置するこのつり橋は、長さ100メートル、幅1メートル、氷山の上500 メートルの上に作られています。足がすくむような高さかつ、風が強く、揺れに揺れて、生きた心地がしませんでした。橋から向かい側を望むと「座った仏陀」と言われる岩が見えます。自然が作りだしたアートです。
クリフウォークはロープウェー開通100周年を記念してつくられた、欧州一高い場所にあるつり橋です。
ティトゥリス、クリフウォーク |
ティトゥリス山頂までのロープウェイ
ロープウェイが通過するのは始発点エンゼルゲルプから乗り、ゲルシュニアルプ(Gerschnialp)標高1262メートル、トリュプゼー(Trubsee)標高1800メートル、シュタント(Stand)標高2428メートル、ティトゥリス(Titlis)標高3020メートル。山頂に行くまでは、一度乗り換えをしないといけません。エンゼルゲルプからシュタントまでは、6人乗りのロープウェイでぐんぐん上がっていきます。そしてシュタントから山頂までは、世界初の回転式ロープウェイに乗り、360度のパノラマが楽しめます。
回転式ロープウェイ 回るのは床、外側や軸は動きません。回転式ロープウェイ内では、 設置時の工事の様子がスクリーンに映し出されていました。 |
麓の地名のエンゲルベルクは“天使の山”という意味、山に囲まれた谷間に12世紀のベネディクト派修道院を中心に発展した土地でした。スイス連邦に加盟するまでは、修道院が管轄する地域でした。今ではそんな面影は感じられず、スノースポーツを楽しむ人たちが多く訪れるウィンターリゾート。
クリスマスから続いた休暇が本格的に明ける前の週末ということもあり、スキー場は込み合っていました。
屋内の展望室 |
山頂駅は、5階建て。1階部分に到着します。2階と3階がレストラン、4階が写真館、5階がクリフウォーク、雪原につながる道。また、室内展望室もあり、テーブルやソファーもあり、室内で暖をとりながら美しい眺めを楽しむことができます。
持ち物
冬場と夏場では基本的に異なりますが、この時期に行く場合は以下です。・完全防寒服(スキーウェアでもいいほど)。
・帽子(頭部と耳が隠れるもの)
・ほっかいろ(身体だけではなく足も)
・暖かい飲み物(山頂に売店はありますが、もちろん高いので保温できる容器で御茶などを持っていくのがベスト)
・防水の厚い靴と厚手の靴下
1月~3月までは、寒く天候によってふぶくこともあるので、万全の準備を!
実際、山頂で風が強く、昨日降った雪が顔に吹き付けてきました。
ツアー料金
ツアー料金に含まれるものガイド*
交通(チューリッヒ~ルツェルン~ティトゥリス)*
ティトゥリスでのロープウェイ
*ガイドについて
参加者の少ないツアーに関しては、ガイドは部分的にしかつきません。
今回はティトゥリスのツアーに参加しましたが、ピラトゥスのツアーは参加者が2人だけであったので、ガイドはピラトゥスのロープウェイまで参加者を案内するにとどまります。その2人は、ルツェルンのツアーには加わっています。
ガイドさんが素晴らしかったらチップを最後に渡してあげるのがよいかも。
*交通は、人数が多ければバス、少ない場合はバンを利用します。
*食事は含まれません。
ツアー申込先と申し込み方法
オンラインで申し込み、クレジットカードで支払い。申し込み後、PDFファイルが送られますので当日は、プリントアウトしたPDFファイルを持参し、受付で見せてください。ウェブサイト: https://www.zuerich.com/en/visit/tours-zurich (英語)
Best of Szitzerlands
本当は、リギに行く予定でしたが・・・
実は、もともとリギのツアー参加だったのですが、当日会場で受付をすると、なんと著者以外に参加者なし。受付のお姉さんに「ピラトゥス」と「ティトゥリス」のツアーなら参加者もいるから、どちらかに変更しないか?と言われました。ちなみに元々の予定地であったリギは、1750メートルと低めの山。しかし、1870年にヨーロッパ初となる登山鉄道が開通し、高地の観光地化が進むきっかけとなった土地でなかなか興味深い場所。
ピラトゥスは標高2132メートルの山、周囲に高い山がなく絶好のビューが楽しめるという名所。眺めを楽しんだ後は、1時間15分ほどのボートでルゥツェルンに戻るツアーで、また違った趣を楽しめます。
参照
http://www.titlis.ch/en/glacier/cliff-walk
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