国民的ファーストフード、ジョリビー(Jollibee)は絶対外せない!-フィリピン観光

今年2013年3月12日、シンガポールのリトルフィリピンと言われるオーチャード通りにあるラッキープラザ6階にジョリビーがオープンしました。開店1時間前から長蛇の列!シンガポールに生活するフィリピン人が押し掛けたわけですが、タガログ語が飛び交いフィリピンにいるかのような錯覚がしました。この開店の1週間で3万5千人*が利用しました。


ジョリビーと(Jollibee)はフィリピンのファーストフードチェーン店。ミツバチを模したキャラクターは、フィリピンの街中で、必ず見かけます。創業は1975年、アイスクリーム業から始まったこのファーストフード店は、フィリピン人の心をつかみ、全国に750件*2、そしてアメリカをはじめ、インドネシア、ベトナムなどアジアを中心に海外の支店約80店舗ほどを出すに至りました。

ジョリビー
ジョリビーのマスコット、ジョリビー(Jollibee)のドアップ写真

フィリピンのどこに行ってもあるといってもよいほどの店舗展開を見せるジョリビー。

売上規模ではマクドナルドを凌ぐ、フィリピンファーストフードの王座に君臨するジョリビー、何がフィリピン人の心をつかんで離さないのでしょうか。
フィリピン人消費者を知っていること。味の好みと値段の設定でしょうか。

フィリピン人好みの味

甘めの味付け

味の特徴は、バナナを使った甘めのケチャップ。ハンバーガーやスパゲティは日本人にとっては少々甘めです。

メニュー

フィリピンのマーケットを考えて、マクドナルドでもハンバーガーだけではなく、ご飯が付いてくるメニューがあります。ジョリビーの看板メニューはやはりチキンジョイ。カリカリに揚げたチキンにご飯、そしてグレービーソースの組み合わせ。

個人的なおススメは、朝食メニュー。ミルクフィッシュとご飯の組み合わせをよく食べていました。カリッと焼いたミルクフィッシュと、ガーリックライス、目玉焼きの組み合わせは日本人の口にもあうはずです。

値段設定

値段は、バーガーメニューのうち一番廉価なもので、飲み物、ポテトが付いて80ペソ(約160円)ちょっと(数年前は50ペソ程度でしたが、今では100ペソ近くになりつつあります)。勿論、現地の人たちの懐具合を考えると毎日食べられるものではないものの、他のファーストフード店に比べると安価です。

パーティースペース

また、ジョリビー店舗内では、誕生日パーティ等が開催出来るスペースなどもあり、誕生日に知人・友人を招待する文化とも合致し、特に子どもたちの誕生日を祝う親たちにとっては利用しやすいようです。

外の食堂で食事を摂るよりも高くつきますが、店員さんに頼むとその日の新聞をくれます。それゆえ、新聞代込みでこの値段!と考えるようにしています。

経営者はトニー・タン。中華系フィリピン人で、ジョリビーの他、現在こちらも拡大中のチェーン店Mang Inasalという串焼きチキンの店、Greenwich Pizza、ChowkingなどなどもJollibee Foods Corporationの傘下。店舗も増え続けています。

田舎町にジョリビーが出来るというのが一つの開発指標と言ってもよいかもしれません。現時点では日本にはありませんが、日本のフィリピン人滞在人口を考えると出来てもおかしくはない?新しい“故郷の味”となったジョリビーが日本に進出する日もそう遠くはない・・・と思いつつ、youtubeビデオのシンガポール店開店時の人だかりの映像を観たのでした。

そんなジョリビー、フィリピン滞在の際はお試しあれ。

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