職場の同僚に誘われて飲み会に参加しました。ジョージアの飲み会にはいくつかの特徴があるようです。ちょっとした飲みの文化を体験することができました。
しかし、今回の飲み会で出された飲みものは蒸留酒チャチャ。チャチャとはワインを生成する過程でできた、ワインウォッカと呼ばれるもの。アルコール分が強く度数は極めて高く、小さいグラスにショット用につがれたお酒に顔を近づけると香ばしい、しかし強いアルコールの匂いがします。アルコールを飲みなれていない著者はその香りだけでノックアウトされそうになります。
周りを見るとそのまま、ストレートに飲んでOKな人もいましたが、著者はチャチャを一口飲んでは、果実のジュース(自家製)を飲み中和させていました。自家製の果実ドリンクは美味。チャチャを口に含むことで口の中でカクテルを作るというような感じになります。
乾杯の音頭の前の言葉は、「日本とジョージアの友好のために」「今晩の新しい友情に」等々、それらは飲み会時の会話から、きています。例えば、日本のどこから来たの?私はジョージアの西の方の●●という場所から・・・ということを話していると「われわれの都市に乾杯!」となるわけです。あるいは逆に、会話を先導する役割も果たしているように思われました。
ちなみに、ポリフォニーと言われる多声音楽はユネスコの世界無形文化遺産に登録されており、また宇宙船から流された音楽もジョージア人のポリフォニーだったとか。
以前に、蚤と蟻というジョージアの民話を読んだことがあります。ストーリーは、川に落ちた蟻を助けるために蚤が奔走する話です。ジョージアでの友人関係、この国での文化を考える時の鍵になりそうです。
いずれにしても楽しいひとときでした。
強いアルコールの存在
ジョージアはワイン発祥の地。ちょっとした集まりに行くと、ソフトドリンクなどの類はなく、ワイン(赤か白か)というもの。蒸留酒チャチャ |
周りを見るとそのまま、ストレートに飲んでOKな人もいましたが、著者はチャチャを一口飲んでは、果実のジュース(自家製)を飲み中和させていました。自家製の果実ドリンクは美味。チャチャを口に含むことで口の中でカクテルを作るというような感じになります。
タマダの存在
書籍でタマダという飲み会の音頭を取る、司会者的役割をする男性がいると聞きましたが、やはり居ました!その男性の発意によって幾度となく乾杯の音頭が取られます。2時間ほどの時間の中で10回弱乾杯をしたと思います。乾杯の音頭の前の言葉は、「日本とジョージアの友好のために」「今晩の新しい友情に」等々、それらは飲み会時の会話から、きています。例えば、日本のどこから来たの?私はジョージアの西の方の●●という場所から・・・ということを話していると「われわれの都市に乾杯!」となるわけです。あるいは逆に、会話を先導する役割も果たしているように思われました。
音楽
伝統的な飲み会では、ポリフォニーと言われる多声音楽の合唱が始まります。今晩の飲み会では主にスピーカーから流れるクラッシック、近代のジョージア音楽が流れました。ちなみに、ポリフォニーと言われる多声音楽はユネスコの世界無形文化遺産に登録されており、また宇宙船から流された音楽もジョージア人のポリフォニーだったとか。
食べ物
飲み中心だったので、食べ物はジョージアらしいものは有りませんでしたが、著者を迎えてくれた同僚の友人Nさんが、その母親に「今日、日本の友人が来る」告げると、「食べ物はちゃんと用意しているの?」などと聞かれ、友人Nさんが単なるカジュアルな飲み会だから特に食べ物の準備はない、とこたえると「まぁ、(食べ物を客人に準備しないなんて)恥ずかしい!」とかなりガミガミ言われたそうです。客人をもてなす伝統がある国ならではのエピソードです。友人
友人の友人は友人、友人の敵は私の敵。友、家族、つながりを大切にする社会ということが伝わります。以前に、蚤と蟻というジョージアの民話を読んだことがあります。ストーリーは、川に落ちた蟻を助けるために蚤が奔走する話です。ジョージアでの友人関係、この国での文化を考える時の鍵になりそうです。
いずれにしても楽しいひとときでした。
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