[ジョージア] ソロラキの丘/ジョージアの母展望台(Kartlis Deda View point):絶景スポットからトビリシ旧市街地を見渡す

トビリシに到着後、観光の一つとしておススメしたいのが市内が一望できるソロラキの丘、ジョージア(Kartlis Deda View point)の展望台です。観光スポットの多い旧市街地からアクセスもよく、市街が一望できる展望台からの眺めは爽快で、トビリシ観光の際是非訪れたいスポットです。
ソロラキの丘展望台からの夜景 #Tbilisiphoto
ソロラキの丘展望台からの夜景
旧市街地からアクセスしやすいソロラキの丘の展望台を紹介します。

展望台へのアクセス

展望台へのアクセスは、ケーブルカーと徒歩、車と3種あります。

ケーブルカー


ソロラキの丘にのぼるケーブルカー
ソロラキの丘にのぼるケーブルカー

ヨーロッパ・スクウェアのケーブルカーの出発点に行きます。旧市街地の観光スポットから徒歩圏内です。目安として、ヒーローズ・スクエアから徒歩10~15分ほどの距離です。ケーブルカーはバスや電車のカードで乗車ができます。
トビリシ ケーブルカー
トビリシのケーブルカー

既にカードを持っている場合は、そのまま改札でカードをかざし、ケーブルカーに乗り込んでいきます。もっていない場合は、改札手前のブースで購入可能ですが、列ができている場合が多いので、既に持っておくのがよいでしょう。お値段は片道2.5リラです。

ケーブルカーは6人から8人ほど掛けられる広さです。そのため数人で利用する場合は他のカップルなどと相席です。個人的な好みですが、著者はケーブルカーに乗り込む時、改札側から手前側に陣取るのがよいと思っています。席に腰をおろして、後ろを振り返るとケーブルカーの上昇と共に小さくなっていく街を目の前に見ることができます。
ケーブルカーの中からの眺め、ワフタング・ゴルガサリ(Vakhtang Gorgasali)の像が見えます

徒歩

徒歩の場合は、いくつかのルートがありますが、旧市街地方面からは主に3つ。ジョージアの母の像の下側Betlemi Riseから登っていく道と温泉側のあるBotanikuri通りやアルメニア教会があるOrbiri通りからの道。所要時間は坂の登り始めから10分弱ですが、景色が美しいので途中幾度も足を止めることとなり、最終的には恐らく20~30分ほどかかるのではないかと思われます。
ムタツミンダ山徒歩でのルート
徒歩でのルート

往路あるいは復路で一度はBetlemi Riseからのルートを通ることをおススメします。このルートはジョージアの母の像を間近に見られることができるほか、途中正教会など美しく趣のある建物を見ることができます。
ジョージアの母
ジョージアの母、右手に剣、左手にワインの杯を持っています
「敵には剣を、友には杯を」という意味合いが込められているようです。

この道を夜利用する場合は往路で利用することをおススメします。よい風景なのですが、階段が他のルートと比べて多く、途中が暗く細くなっているため安全面から下りに利用しない方がよいでしょう。
正教会の横の道に佇む猫

アルメニア教会があるOrbiri通りからの道は車が通ることができる道です。ただし、ナリカラ砦前の駐車スペースまでしか登れません。しかし、坂道が急であるため車で途中まででも登れることに著者は驚きました。
Saint George Armenian Cathedral of Tbilisi
アルメニア教会

いつ行くのがベスト?

日中、夜間どの時間もそれぞれの楽しみ方があり、どちらがよいのかとは言えません。時間に余裕がある場合は日中と夜間二度行くのがよいと思います。日中は真っ青な空の下180度に眼前に広がるビューは、爽快です。夜は、美しく幻想的な夜景が楽しめます。

Vakhtang Gorgasali ワフタング・ゴルガサリ
日暮れ前のトビリシ
トビリシの 夜景
トビリシの 夜景


徒歩で展望台に行く場合は足元に注意です。石畳は濡れると滑りやすく、また底が浅い靴では乾いていても滑ります。夜は、階段を用いて登る場合は、暗いのでつまずく可能性もあります。

展望台もいいのですが、少し歩くと植物園もあるので、時間に余裕がある場合は足を延ばしてみるのもよいのではないかと思います。特に春先は、美しい鳥のさえずりがきこえ、とても癒されました。

短いトビリシ滞在で見つけた著者のお気に入りスポットです。

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