[ジョージア] 空港からトビリシ(Tbilisi)市街地までのアクセスー路線バス利用

「[ジョージア] 空港からトビリシ(Tbilisi)市街地までのアクセス」で空港と市街地のアクセス手段を紹介しましたが、その中でもおススメが路線バスを利用した移動。

料金も安く、車両も新しく、交通費を安く済ませたい、あるいはローカルの交通を経験したいという場合には満足の庶民の足です。
トビリシ、バス37番
バス37番 トビリシ市、繁華街のルスタベリ通りのバス亭にて

バス37番

空港と市街地を結ぶ路線バスは、青い車体で37番と電光掲示板に表示があります。外見は他の路線バスと変わりはありません。約30分の間隔で24時間運行。お値段は0.5ラリ=50テトリ(約22円)、所要時間は約40~1時間ほど(日中と夜間の差があります)。

バス37番乗車場所

空港とトビリシ市街地を結ぶ路線バス37番
バス37番、トビリシ国際空港のバス亭にて

空港での乗車場所

バスの乗車場所は、出発ロビー出口の手前です。到着ロビーと出発ロビーは壁を隔てて同じ階にあります。到着ロビー(地上階)からですと、出口を背にして右手に出発ロビーの方面を目指して歩いて数十メートルの場所にバス停車場のサインがあるので、そこで乗車できます。また、その地点から20メートルほどの場所でバスが停泊していることもあるので、そこでも乗車可能です。

市街での乗車場所

バス37番の路線上であればどこからでも乗車が可能です。バス37番のルートの確認は、Tbilisi Transport companyのウェブサイト(http://transiten.ttc.com.ge/?page=schedule)からできます。

また、Google mapにおいてもバス亭マークをクリックすると停車バスの番号が現れるため、そこからも確認可能です。
Tbilisi Transport companyのウェブサイト
Tbilisi Transport companyのウェブサイト(英語/ジョージア語)
バスの到着は、バス亭の電光表示板にあと何分で到着するのか、表示されます。

バス37番の路線

ステーション・スクエアからトビリシ国際空港がバス37番のルートです。駅の数は始発駅から終点まで42駅。
このバスは、街の中心街であるルスタベリ通りを通っています。そのためスルタベリ、あるいは旧市街地に宿を取っている旅行者にとっては利用しやすい路線です。
トビリシ市内と国際空港を結ぶバス37番の路線
トビリシ市内と国際空港を結ぶバス37番の路線

利用方法

バス37番が停車するバス亭でバスを待ちます。乗り込んで、入り口付近にある小さい箱型の機械にコイン(機械は、0,10、0,20、0,50しか受け付けません。)で0,50ラリを投入するか、プリペイド式のトランスポートカードをもっている場合は、それをタップするだけ。小さい紙切れ(乗車バスの番号、乗車時間などが書かれたレシート)が出てくるので、それを下車時まで失くさず持っておくこと。

バス料金の支払い場所
バス料金の支払い場所、出入り口のすぐそばに配置されています。
カードの場合は、オレンジ色の絵の上をタップします
トビリシバスの領収書
トビリシ市内バス利用時に受け取るレシート
紙質は薄く、お店でもらうレシートと似ています






利用上の注意

空港から市街地に向かう場合、特に気をつけること

1.小銭の準備をしておくこと

特に到着したばかりでは、両替したばかりで小銭の準備がないことがほとんど。なので、両替時にはバスに乗るので小銭(0,50ラリ)を混ぜてくれるようにお願いすること。
2018年4月時点では、空港にて市内の交通機関で利用できるスマートカードは販売されていません。

2.バスの小さい紙切れ(レシート)を取っておくこと

時にバス会社の人がレシートをチェックすることもあります。バス乗車時に濃紺のユニフォームを着用した人がジョージア語で何かを言ってくると思うので、その時はレシートの確認と思って、手元にあるレシートを見せてください。

3.停車する場所を覚えておくこと

バスの車両は新しいのですが、バス内の電光掲示板は何も表示されません。そのため、空港から市街地に向かう場合は、降りる場所を事前に確認しておくほか、運転手にも確認しておくこと。
そして下車場所に近づいたら「STOP」のボタンを押すこと。しかし、STOPボタンが作動してないことがあります!その場合は、運転手の近くまで行き、「●●●下車する」等伝えること。特に夜間の場合は、乗車・下車する客がいないとみなされたバス亭は、停車しません。

市街地から空港に向かう場合、特に気をつけること

バスの運転手にサインを送ること

トビリシ市街地から空港に向かう場合、特に夜間・早朝の時間帯、乗車および下車する客がいないと思われるバス亭は基本的にバスは停まりません。ですので、バスが近づいてきたら、待合室場所で座っておらず立って、乗るという合図を送ること。特に大通りに面してないバス亭では、注意すること。

実際に利用してみた感想

著者は、ルスタベリ通りから朝2時8分発のバスに乗車しました。早朝ということもあり、乗客はそれほど多くなかったため、着席することができ、道中は快適でした。また、混雑がないため、行きは30~40分、帰りは30分ほどで市街に到着しました。恐らく日中はもっと時間がかかると思われます。

十数人の乗客が乗車していました。誰かを迎えに行く予定の若者のグループか、飲み会の帰りなのか若い男性がポツリポツリと車内におりました。

その他に5人ほどが恐らく、路上生活者かもしくはそれに準ずる生活をしていると思しき人たちでした。4月は幾分か温かい陽気にはなっているものの、路上で過ごすには厳しいためか、何人かの人がどこに行くわけでもなく、可能な限り空港とステーション・スクエア駅を往復していました。こういう様子を見ると、市内の開発は進んでいるものの、貧富の差を実感します。


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