ここ、オランダのハーグは先週末からぐっと冷え込み、雹が降り日曜日と月曜日はまとまった雪となりました。天気予報が5から10センチの積雪があると予想していましたが、まさにその通りとなりました。
ブログ「自転車天国オランダー自転車に乗るのか?」でもかきましたが、オランダ人の自転車愛は半端ではありません。そして、それを支える仕組みがあります。なので、オランダではこんな悪天候の日にも自転車で登下校、お勤めに行く人がいます。雨でも自転車を使用するのですからなんら不思議はないのですが、雪となるとちょっと話が異なります。では、雪で自転車を利用するとどうなるのか?
大雨の走行では、著者は眼鏡を利用しているため、視界が眼鏡のレンズに打ちつけられる雨粒で簡単に奪われます。また、洪水ではとにかく濁った水の中、何が居るのか、何があるのかわからず、運転に気を使いました。
更にタイヤが雪にとられて、カーブを曲がるのがかなりコワイので、徐行運転。カーブを曲がり切れず、こけている人を数人見かけました。そりゃ、こけるはず。
この粉によって雪が降ってもすぐに溶ける(はずな)のですが、午前中から降りはじめた雪は、午後にまとまって降り、著者が帰宅時は少々大変なことになっていました。作業が追い付かないようでした。交通量が多い通りを除いては、雪が自動車道、自転車道、そして歩道にも積もっていました。
ブログ「自転車天国オランダー自転車に乗るのか?」でもかきましたが、オランダ人の自転車愛は半端ではありません。そして、それを支える仕組みがあります。なので、オランダではこんな悪天候の日にも自転車で登下校、お勤めに行く人がいます。雨でも自転車を使用するのですからなんら不思議はないのですが、雪となるとちょっと話が異なります。では、雪で自転車を利用するとどうなるのか?
自転車チャレンジ?
これまで、雨(大雨)、洪水の中も自転車を利用してきました。雪での走行は初めてではありませんでしたが、まとまった量の雪が降る中の走行は初めてでした。大雨の走行では、著者は眼鏡を利用しているため、視界が眼鏡のレンズに打ちつけられる雨粒で簡単に奪われます。また、洪水ではとにかく濁った水の中、何が居るのか、何があるのかわからず、運転に気を使いました。
雪の中の自転車走行どうなるか?
では、雪ではどうなるのか?雨の時以上に視界が悪くなります。眼鏡に張り付いた雪は暫くレンズに留まり視界を奪います。そして、最終的に曇りグラスにしてしまいます。更に風の強いオランダ、自転車走行中に顔に打ち付ける雪が結構痛かったりします。つばの長い帽子やレインコートを着用しない限り、目に刺さるようで、目を開けてはおれません。更にタイヤが雪にとられて、カーブを曲がるのがかなりコワイので、徐行運転。カーブを曲がり切れず、こけている人を数人見かけました。そりゃ、こけるはず。
除雪車はどこへ?
オランダでは、雪が降ると積雪量に関わらず、除雪車が出動します。自動車道用の大型のものと、自転車道用の小型の除雪車が雪を道の片側に押しのけると同時にナトリウム系の粉末剤を散布します。この粉によって雪が降ってもすぐに溶ける(はずな)のですが、午前中から降りはじめた雪は、午後にまとまって降り、著者が帰宅時は少々大変なことになっていました。作業が追い付かないようでした。交通量が多い通りを除いては、雪が自動車道、自転車道、そして歩道にも積もっていました。
雪の日の自転車は辞めた方がよいか?
基本的には、オランダの自転車道とそのメンテナンスは素晴らしく、ちょっとの雪であれば、問題なく運転できると思います。実際、雨の日の自転車走行とあまり変わらないかもしれません。しかし、今日のような雪が吹雪く場合、乗れなくはないのですがかなり、リスクを承知での走行となります。一番のリスクは、スリップした時に車道側に倒れること。辞めた方が無難でしょう。スーパーで買い物をしている15分弱の間に私の自転車は真っ白に。 |
実際今回の雪が与えた影響は?
実は、はじめから”チャレンジ”しようなどとは思っていませんでした。単純に、今日の午後の出先が公共の交通機関で行くには不便なところであったため、自転車の利用を決めたのですが、後々大きな間違いであったことに気が付きます。どうせ、そんなに降らないだろうと思っていたことも、大きな原因です。午後、吹雪きました。実際、自転車の帰宅のみならず、オランダや近隣諸国で大きな混乱を引き起こしました。
ラッシュアワーにかかる時間帯、16:30時点でオランダ全土で1,000キロの渋滞を記録しました。無理もないことで、除雪の進んでいない道等では車は徐行運転を強いられ、場所によっては事故があったことも予想されます。オランダの気象庁にあたるKNMI(Royal Netherlands Meteorological Institut)は、厳戒警報を発令し、車での外出を控えるように市民に呼び掛けをしました。
ラッシュアワーにかかる時間帯、16:30時点でオランダ全土で1,000キロの渋滞を記録しました。無理もないことで、除雪の進んでいない道等では車は徐行運転を強いられ、場所によっては事故があったことも予想されます。オランダの気象庁にあたるKNMI(Royal Netherlands Meteorological Institut)は、厳戒警報を発令し、車での外出を控えるように市民に呼び掛けをしました。
オランダの空の玄関、スキポール空港は430便が欠航。アイントフォーヘン空港は一時的に閉鎖。オランダ鉄道(NS)は遅延、特にハーグとユトレヒト間の遅延が顕著で、乗客に遅れを覚悟するようにとのお知らせもありました。学校は、雪が大降りになる前に帰宅と、オランダ全体で交通の困難、生活における不便が生じました。
オランダ市民、旅行者の安全な帰宅と旅路を祈るばかりです。
オランダ市民、旅行者の安全な帰宅と旅路を祈るばかりです。
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