1人あたり1.3台、オランダ、自転車多すぎ?! ‐ 週末の最寄駅の駐輪場でのひとりごと

 オランダは自転車天国。自転車のための道、信号機、駐輪場などのインフラも整っており、この経済的で便利な乗り物はオランダ人のシンプルな生活との相性がとてもよいと感じます。

駐輪スペースの裏側、芝生にも駐輪
そのことについてはブログ『オランダ人の自転車愛』に書いたとおりですが、多すぎる自転車はこまったもの。今日は土曜日、大学近くの駅駐輪場には駐輪スペースを上回る自転車が所狭しとあちこちに停まっており、中には歩行者の行く手を阻むものもあります。駐輪スペースを探しているうちに電車がきてしまう・・・なんて心配も。
 


 年々自転車の数は増加傾向にあるといい、アムステルダムのような大都市などで駐輪スペースの不足が問題となり、135万ユーロ(約1.78億円)をこの問題の収拾のために用いるとニュースで報道されていました。

 オランダには自転車の数は人口ほどあると言われています。人によっては趣味の自転車と日常用の自転車を分けていることもそうですが、通勤用に二台所有する人もいます。
 自宅から最寄り駅、勤務地の最寄り駅から勤務地まで自転車を使用するため、勤務地最寄駅の土日の駐輪スペースには通勤用自転車でいっぱいとなってしまいます。今日見た、駅の駐輪スペースの自転車の数の理由はまさにこれが理由です。

 バスは勿論ありますが、すぐに2~3ユーロかかってしまう乗り物は割高となってしまうため、一台100ユーロほどの投資で、数年は使用できるのですから、お得です。
 
カードチャージ用のマシーン前に駐輪された自転車
しかし、駐輪マナーには参ったものです。上記のような通勤用自転車が駐輪スペースを占領しているために週末の駅利用者の自転車が停める場所がなく、結果至る所に駐輪される結果に。ツワモノはOVチップカードのチャージのマシーンの前の柱にくくりつけたり、エレベーターの前にも道は塞がないまでも、停められていました。
 せめて、他の利用者の邪魔にならないような駐輪方法を考えてほしいと思うと同時に、ただただその自転車の数に改めて驚きました。

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