フィリピンを訪れる邦人の数は近年増加傾向にあります。LCCの就航便の数が増えたことはもちろん、旅行、(語学)留学、長期スティなど様々な目的でフィリピンに訪れています。彼らを向かい入れるのが、NAIA(ニノイ・アキノ国際空港)。ターミナルは1~4までありますが、このブログではターミナル1に到着までの一連の流れを紹介します。
配布している最中に居眠りしてもらいそびれたりすることもあります。著者の場合は、顔が中国系フィリピン人にも見えなくもないため、もらえないこともあります(汗)。もらえなかった場合は客室乗務員さんにひとこと言いましょう。
イミグレーション(入国管理)の看板が部上に出ているので、見逃さないはず。
入国時、著者はほとんど尋ねられることはありませんが、何日間、どういう目的でどこに滞在するのかすぐに答えられるようにしておくのがよいでしょう。
入国審査後は、押されたスタンプの日付を一応その場で確認*、その後は預けたカバンを受けとり、税関の報告の必要が無い場合は、必要無しの出口から出ます。
*めったにありませんが、スタンプの日にちが間違えている(ほとんどの国籍が30日の観光目的のビザなし滞在が許されている)こともあり得ます。著者は空港ではなく、マニラの入国管理事務所でありましたので、念のためにきちんと一カ月の滞在になっているか確認!
ときどき空港出口で、預けの荷物のタグのチェックを行っています。通常はチケットにシールで貼られていますので、言われたらすぐに見せられるようにしておきます。
気になるのが、この観光デスクの配置場所。大きな柱の後ろに隠れるようにして置いてあり、一見すると何なのかよくわかりません。わざと隠しているのでしょうか。著者は、柱の前に配置するか、左右の入り口に二手に分けておいたらよいと思われました。
フィリピン フィリピンの交通機関 交通手段 滞在のコツ フィリピンの滞在を楽しむには(2) :マニラでタクシーを上手に使う をご参照ください。
到着階から出発階に行くには、税関後の出口から右手に行き、警備員の立っている場所のすぐ背後の狭い階段を登ります。逆に、出発階から到着階に行くには、同じく階段を下り右手の道路(空港の建物の外)に一度出て、それから左手側(空港の正面に位置する)に見える駐車場の入り口を目指し、駐車場入り口から右手に行くと、到着した旅行者を迎えるロビーが見えます。そもそも到着階から出発階に行く必要はありませんが、少々通常の空港とは異なります。
少々癖がある古い、NAIAターミナル1ですが、近年内部を少々奇麗にしたと言われています。しかし、前時代の外装、ガンガンに効いた冷房などは相変わらずです。上着はいつも手元においておきましょう。
フィリピンの旅は空港から!よい旅を。
入国カードはもらったらすぐ記入
マニラ到着までに、やっておきたいのが入国カードの記入。日本ーフィリピン間は4時間ほどの距離、そのためか飛行機に乗ると早めのタイミングで入国カードが配布されます。後回しにせず、もらったら即効記入。飛行機から降りる前にあわてて書くことがないように。配布している最中に居眠りしてもらいそびれたりすることもあります。著者の場合は、顔が中国系フィリピン人にも見えなくもないため、もらえないこともあります(汗)。もらえなかった場合は客室乗務員さんにひとこと言いましょう。
フィリピンの入国カード 以前は、滞在先などを書かされていましたが、2014年から新しくなったカードはシンプルです。 |
着陸後はひたすら入国管理を目指す
離陸後は、ただ人の波の流れる方向に歩いていきます。飛行機から出てすぐは、飛行機の出発ロビーがガラス越しに見える狭い通路を通ります。そこを抜けると、広い廊下に出ます。他の便から到着したばかりの乗客がぞろぞろと歩いているのが見えてきます。そこをひたすら直進。右手に今降りた飛行機が見え、左手に飛行機の出発を待つ人たちの姿、売店などがガラス越しに見えます |
イミグレーションの看板が頭上に見えてきます |
入国審査(Immigration)
入国審査は、パスポートの種類別です。日本人は外国人パスポートの列に並びます。便によっては、フィリピン人の入国者が多いため、外国人の列が空いていることも。全体で10ちょっとの入国管理官が仕事にあたっていました。入国時、著者はほとんど尋ねられることはありませんが、何日間、どういう目的でどこに滞在するのかすぐに答えられるようにしておくのがよいでしょう。
入国審査後は、押されたスタンプの日付を一応その場で確認*、その後は預けたカバンを受けとり、税関の報告の必要が無い場合は、必要無しの出口から出ます。
*めったにありませんが、スタンプの日にちが間違えている(ほとんどの国籍が30日の観光目的のビザなし滞在が許されている)こともあり得ます。著者は空港ではなく、マニラの入国管理事務所でありましたので、念のためにきちんと一カ月の滞在になっているか確認!
機内預け荷物の受取(Luggage Claim)
手荷物カウンターは入国審査のすぐあとです(直進してすぐ。同じ階)。便ごとにレーンが分かれているので、モニターで搭乗した便を確認すること。ときどき空港出口で、預けの荷物のタグのチェックを行っています。通常はチケットにシールで貼られていますので、言われたらすぐに見せられるようにしておきます。
到着ロビー
ターミナル1の税関後の到着ロビーにはお迎えの人は入れません。そのため、少々閑散としています。ここでやっておきたいことが何点かあります。NAIAターミナル1、税関後すぐの到着ロビーの様子。 つい最近、ASEAN会議のホストをしたフィリピン。そのため#ASEAN2017の形の置物が! セルフィースポットのはずが誰も写真を撮っていません(笑)その背後に隠れるようにあるのが 観光省の観光デスク |
両替
空港の両替のレートは良くないのですが、とにかくタクシーなどの支払いのため現地硬貨が必要です。小額の両替をここでするのがよいでしょう。両替時、計算があっているか、もらった額はあっているのか、その場で数えること。観光省デスクでフィリピンのマップをもらう
観光省のデスクがあります。そこで、観光案内してもらう(○○へのアクセス、タクシーの乗り方)他、無料でマップが配布されています。以前は、フィリピン観光客用のマップは作っておりませんでしたが、近年になり、フィリピン全土の簡略マップ(各地の観光地が表示されています。)、ボラカイ、セブ・ボホール、ルソン島北部のマップと観光紹介が配布されています。気になるのが、この観光デスクの配置場所。大きな柱の後ろに隠れるようにして置いてあり、一見すると何なのかよくわかりません。わざと隠しているのでしょうか。著者は、柱の前に配置するか、左右の入り口に二手に分けておいたらよいと思われました。
観光省の観光客用のインフォメーションデスク 大きな柱の後ろにあるため、よくよく見ないとわかりません。 こんな横長に作らず、左右二つに分けたらいいのに!と思うのでした。 そして、職員数は無駄に多い気がしますが、このデスクを尋ねる人は一人や二人。 |
SIMカードと電話のロードを購入する
フィリピンで大手のSMARTとGLOBEがSIMカードとロードのセット(旅行者SIMとして)販売しています。Globeでは300ペソ以上のローディングをするとSIMカードが無料でついてきます。SMARTも同様のサービスを展開していますが、少々お値段が高めの600ペソでした(各デスクを回って提供しているサービスを聞きました。フィリピン観光省のインフォメーションデスクよりも健闘してしていたのが通信会社二社のデスク ここでは、旅行者用のプリペイドのSIMとロード(クレジット)、300、500ペソを購入できます。 写真は、Globeのオフィスの人に協力して、撮らせていただきました。 |
待ち合わせロビーに向かってGO
少々不思議な作りで、先ほどの到着ロビーにお迎えの人は入ることはできません。迎えに来てくれた、親族、友人と会うためには、待ち合わせロビーに行かねばなりません。観光省のインフォメーションデスクの外に出ると横断歩道があり、また別の建物が見えます。
そこに向かって歩きます。
そうすると、左右に道が分かれていますが、どちらを通っても同じ待ち合わせのためのロビーに到着します。左右に分かれた道は下り坂です。下って行った先にロビーが見えます。
待ち合わせがある場合は、通常は待ち合わせロビーの上に配置されているアルファベットのプレートを見ます。そこに、ABC、DEF、GHIJKL, MNO, PQRS, TUVWXYZと書かれています。
事前に、例えば「ABCの下で待っています」などと迎えに来てくれる相手に伝えると、探してくれます。待っている友人、知人は待ち合わせロビーの対面にある建物で待機しています。
事前に、例えば「ABCの下で待っています」などと迎えに来てくれる相手に伝えると、探してくれます。待っている友人、知人は待ち合わせロビーの対面にある建物で待機しています。
NAIAターミナル1でタクシーに乗る場合
大きくは3通り。観光案内所外の黄色いタクシーに乗る。このタクシーは通常のメータータクシーより高いです(メータの上がり方が早い)。
観光案内所後の出口から右手に折れると空港の建物の外に出ます。段差があって、荷物を持っての移動はちょっと厳しいですが、メータータクシーを捕まえることができます。
もう一つの方法は待ち合わせロビーで空港タクシーを利用すること。
NAIAターミナル1の導線悪し!
作りが少々他の空港異なります。ブログ「もっと詳しく!フィリピンニノイアキノ国際空港(NAIA)ターミナル1の様子」でも書いた通り、出発階と到着階の導線は無いに等しいと言えます。到着階から出発階に行くには、税関後の出口から右手に行き、警備員の立っている場所のすぐ背後の狭い階段を登ります。逆に、出発階から到着階に行くには、同じく階段を下り右手の道路(空港の建物の外)に一度出て、それから左手側(空港の正面に位置する)に見える駐車場の入り口を目指し、駐車場入り口から右手に行くと、到着した旅行者を迎えるロビーが見えます。そもそも到着階から出発階に行く必要はありませんが、少々通常の空港とは異なります。
少々癖がある古い、NAIAターミナル1ですが、近年内部を少々奇麗にしたと言われています。しかし、前時代の外装、ガンガンに効いた冷房などは相変わらずです。上着はいつも手元においておきましょう。
フィリピンの旅は空港から!よい旅を。
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