オランダの玄関、スキポール空港(schiphol) - 乗り継ぎ時間の過ごし方

スキポール空港、言わずと知れたオランダの玄関。空港コードはAMS、アムステルダムからも電車で10分ほどの空港は欧州のハブ空港の一つ。
空港で目を引いた看板。入管が背後にあるため写真撮影にはのぞましくなかった
ので職員さんが気を利かせて、写真撮影し易くしてくれました。

オランダの玄関、スキポール(Schiphol)とは船の墓場の意味とのこと(辞書を引くと、Schipは「船」、holは「穴」の意)。wikiで名前の由来を調べると、
木(scip;ゴート語)のある沼地を意味するという説や、羊飼いがハーレマーメーア(メーアは湖の意)の北東の角にあり、ラーハーヴァル(冷たい海風)が強く吹くこの土地を羊の地獄 (Scheeps-hel) と呼んで避けたことから名づけられたと言う説がある。
また、干拓される前のこの土地(海)で船が沈んだためなどと命名の所以はいろいろですが、この空港が海面から5メートルの位置にあることは特筆すべきでしょう。

ここ数年、様々な空港を利用していますが、スキポールは快適に過ごせる空港の一つであると思っています。いくつかの場所で快適にかつ無料で過ごせます。



スキポール空港乗り継ぎで過ごせる場所

スキポール空港は広く4つのラウンジに分かれています。恐らくアジア・ヨーロッパ間の移動では、ラウンジ1と2が使われるのではないでしょうか。ちなみにラウンジ4はかなり小さめ。EasyJetなど格安航空で使われるターミナル。他のターミナルとの行き来はできません。
スキポール空港(schiphol)案内、マップ
スキポール空港(schiphol)案内、マップ
空港で配布されています。


ミニ図書館

スキポール空港にはミニ図書館があります。これは、オランダ人の本好きの故でしょう。オランダでは海外の本はすぐに翻訳され、本屋さんに並びます。電車に乗っていても読書をしている人をかなり見かけます。書籍数は多くはありませんが、オランダ語の図書のみならず、英語、フランス語、日本語の本まであり、子どもむけの絵本も置いてあります。
Schiphol スキポール空港の図書館
ミニ図書館(2014年当時の図書館)
スキポール空港図書館の絵本セクション
絵本も置いてあり、コンセントもあるため、子どもに読み聞かせをしながら、スマホの重電などしている人も見かけます。
ミニ図書館横のワーキングステーション
スキポール空港内ミニ図書館横のワーキングステーション(2017年)

くつろげるイス

上記のミニ図書館のエリアに身体を伸ばしてゆったりと座れるイス、ソファがあります。旅疲れ、また飛行機の待ち時間が長いためなのか、それらのイスで熟睡している人もいます。
グランドピアノも置かれており、時々だれか(乗客)が演奏をしています。
流石、パブリックスペースでの演奏、うまいです。
コンセントに繋げる作業テーブルが出発ターミナルに配置されており、出発前の時間を活用できます。こうした机は近年、様々な空港で見かけますが、いつも誰かが使用しており、場所を見つけるのが大変ですが、スキポール空港のワーキングステーションは空きを見つけやすいと感じています。

無料wifi

無料wifiではないという空港こそ近年は稀ですが、アメリカのJFKは30分以降は有料。それを考えると、無料かつそれなりの回線スピードです。また、セキュリティがかかっている有料もあり、利用者は選ぶことができます。

座席数が多いのでじっくり座って読書も・・・

流石ハブ空港、飛行機の発着便の多さ、利用者の多さから十分な数の座席が用意されています。空港ではじっとせず、動きまわる著者ですが、それでもホッと一息したい時座れるイスがあるというのはありがたいこと。

いろいろなタイプのイスが空港内にはありますが、ミニ図書周辺のスペースにある休憩スペースのイスの座り心地はよく、長い時間空港に滞在しないといけない場合は落ちつける場所です。

オランダ的お土産屋さん

装飾や、お土産やが典型的なオランダのイメージを反映しており、見ているだけでも楽しいものです。大きなチューリップのオブジェ、デルフト焼きを模したランプシェード、お土産やさんではチーズ、チューリップの球根、ミッフィーちゃんショップ、そしてオランダ人芸術家の有名な絵画で作られたマグネットやノートなど定番のお土産もあります。
スキポール空港(schiphol)内のお土産屋さん
空港内部のチーズ専門店

スキポール空港(schiphol) デコレーション
デルフト陶器を模したランプシェード

お土産の一例

著者が思うオランダ的お土産は以下の品々。
ミッフィーグッズ。冷蔵庫用のマグネット、マグカップ、ぬいぐるみ等が販売されています。
ミッフィー好きにはたまらない充実度。
スキポール空港(schiphol) お土産のチューリップの球根
オランダと言えば・・・チューリップ。お土産屋さんではチューリップの球根も販売中
オランダの家屋を模した箱のお土産
オランダの家屋を模した箱がかわいい、チョコレートのお土産
スキポール空港(schiphol) のお土産店に並ぶチーズ
オランダと言えば・・・チーズ

スキポール空港(schiphol) のお土産店で販売されているチーズスライサー
スキポール空港(schiphol) のお土産店で販売されているチーズスライサーは、デルフト焼きを模しており
結構かわいい。
Theオランダというこの空港。トランジットで利用してもきっと楽しいだろうと思います。


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