フィリピンのメロドラマがすごい

フィリピンのテレビドラマを見ているとその愛憎劇に日本の昼ドラを彷彿とさせます。けど、それをプライムタイムに毎日放映するそのすごさ!テレビ嫌いな私も思わず激しい展開に見入ってしまいます。日本では、「天国の恋」というフジ系ドラマが話題になったと聞きます。フィリピンではそうした“系列”のドラマが夜の時間帯で放映されています。

マリア・メルセデス
つい最近まで多くの人が見ていたであろうドラマは、マリア・メルセデス。元々はメキシコのドラマで、それをフィリピンで再リバイブしたもの。月曜日から金曜日で9:15分から30~45分の枠組みで放映されました。全80話!
ABS-CBN(c)
義理のお姉さんの自宅におじゃましていた時に、少々観ていましたが、嫉妬に狂った女性が主役のメルセデスに謀略の限りを尽くして陥れようとして、それに失敗した暁には自ら出向いて銃を向けたりとかなり激しい様子。結局はメルセデスのお母さんを殺してしまうのですが、そのあとがすごい。警察に連行される際、その警察車両を襲い女性を救い出す母。ここまで来ると突っ込みを入れようがありません。

今放映しているドラマ「Legal Wife」
Legal Wifeは、ABS-CBN系列でマリア・メルセデス終了後にはじまったドラマです。2014年1月27日から放映開始しておりますが、それが始まる前からインパクトあるドラマ予告編で話題をさらいます。「Aking lang ang asawa ko!」(私の夫は私だけのものなのよ)といって妻モニカ(エンジェル・ロクシン)は夫エイドリアン(ジェリコ)を誘惑する美人、ニコル演じるマヤ・サルバドールをびんたをくらわすシーンは有名で、そのインパクト故に、そのセリフをまねする友人が後を絶ちませんでした(笑)その他にも、ニコルといちゃつくエイドリアンを車で撥ねようとしたりと・・・激しいドラマ予告故に話題持ち切りです。フィリピンに行ったら一度は観てください(笑)





タガログ語を学びはじめた当初、ドラマから表現が学べるのではないかと思い、Tayong Dalawaというドラマをフォローしていました。よく、英語を学ぶ際にFriendsというアメリカドラマを観ていたという話を聞きますが、それに倣った形です。
これもまたABS-CBN系列のドラマで、腹違いの兄弟の運命の交錯とも言えるドラマで経済的な階級、在比米軍にも触れ、腹違いの兄弟が同じ女性を想うなど、展開がある種ばればれ、かつフィリピン的なネタがちりばめられていました。
若手人気のジェーク、ガーランド、キム・チューの主演。ちなみに全くと言ってよいほどタガログ語の勉強になりませんでした。私の教科書から学んだタガログ語は全く歯が立たなかったのですが、それ以前にドラマで使う表現があまりに強烈だったためです。選んだドラマが間違っていたのでしょう(汗)

メロドラマの非現実性が面白いから観るのか、それとも現実に近い現象が起こっているから観るのかわかりませんが、以前聞いたラジオの人生相談番組を思い出します。女性の相談者がとある男性を想っているのですが、その男性には奥さんがいるということ。また、新聞の投稿欄にはとある男性と付き合って長いが、男性が無職でありかつ家族間での経済的なギャップがあり、この先交際を続けていいのか迷っている等の話が駅構内で無料で配布されている新聞に掲載されていました。

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