ジョージアの保育園ー慣らし保育期間

ジョージアに来て、娘は人生初の保育園生活を体験中です。本格的に入園する前に、慣らし期間を2週間もうけました。

ジョージアの保育園慣らし保育期間
ジョージアの保育園慣らし保育期間


ジョージアに「慣らし保育」なるものはない?

日本のように積極的に慣らし保育を勧めている様子はありませんでした。しかし、心配する親には、まずは1日2,3時間の滞在から、と勧めているようです。私は、保育施設に預けられた乳幼児が睡眠中などに突然死亡する「突然死」などの記事を読んで、「慣らし保育」は子どもの命を守るためにも大事だなぁ~と思っていたので、勧められる前に、保育時間を徐々に長くして、2週間のうちに全日保育にしますと宣言していました。
しかし、1週間して、保育園のマネージャーから、お子さん大丈夫なようなので来週から本契約で行きましょうといわれ、あれ、2週間って言ったのに、と早速も相違が出たのでした。いや、もしかして、私の話きいていなかった?

慣らし保育初日

初日として予定していた水曜日に、あいにくの風邪。初めてのことを試すには、不向きであると判断し、回復をまって臨んだのは金曜日。今日一日がんばったら、土曜日は私もお休みなので、沢山甘やかしてあげられる・・・という思いもありました。
まずは、2時間。私が保育園にいたら、娘が保育園に馴染むことができないので、ひとまず自宅で、仕事をしながら待機。娘には、数日前から保育園に通うことを説明してきましたが、初めてのことで、何がおこるのかはわからず、ただ、なされるがまま、保育士に連れられていきました。心配して、迎えに行くと、私の顔を見てきゃっきゃと大喜び。よく頑張ったね!とハグ。小さなかばんも背負って、少しだけお姉ちゃんになったような様子でした。また、保育園の後は、いろんなことを見聞きしたのか、私に説明しようとしているのか、急におしゃべりモード。嬉しそうな様子に安心しました。

半日保育の数日間

半日保育は朝からお昼ご飯を食べるまでです。保育園が開園するのは8時半。仕事に遅れてはいけないと、8時半ぴったりに預けられるように8時20分ごろに保育園に到着するも、人の気配なし。8時半になって、ようやく職員一人が出勤。8時半というのは、文字通り、保育園を開ける時間だったのか~と、納得しました。
8時半、職員さん一人がまず出勤し、(寒い日だったので)暖房をつけて、記録のためのノートを準備し、色々すること、約10分、ようやく受け入れの準備が整ったと思いきや、他の保護者も子どもを預けにやってきました。これを一人で対応できなさそうなので、それらの保護者も子どもを抱いたまま待機、ようやく9時頃になって、他の職員がやってきました。
ちなみに、子どもの年齢が3,4歳であれば、階段や入口の段差の危険もそれほど問題になりませんが、1歳、2歳児は、やはり保護者がついていないといけません。

これが、半日保育の初日でしたが、その後は、8時半過ぎにすんなり預けられる日もあれば、初日のように少々待たねばならない時もあります。

娘の園内での様子

保育園の先生、すべての先生が英語を話せるわけではないので、ジョージア語しか話せない先生であれば、ジェスチャーと単語のみで、「食べた?」「寝た?」「泣いた?」としか聞けません。英語が話せる先生が周辺にいる場合や、保護者が近くにいる場合はその人たちに助けてもらって園での様子を聞きます。

園で過ごして間もない時期は、時々泣いていたそうです。ただ、泣いていた理由がなんであるのかはわからなかったようです。私が察するに、食べるのが大好きな娘はお腹を空かせていたのではないかと思いました。出された給食はもりもり食べて(笑)お友達とは遊ばず、先生と遊んでいたようです。

送りとお迎えのギャップ

保育園に行くことが日課になってくるにつれて、保育園の入口の前で泣くことが多くなりました。ここで私が腰が引けてはいけないので、先生が娘を迎えてくれたあとは、ニコッっと笑ってその場を立ち去ります。しかし、娘の泣き声が、建物の外まで聞こえてきます。大丈夫かなぁ、後ろ髪ひかれる思いがありますが、仕事に行かねばならないので、ぐっとこらえて、おいていきます。
そして、お迎え。保育士さんに抱えられて満面の笑みで手を振ってやってくる娘の姿をみて、なんだろうこのギャップは・・・と思いました。しかし、保育園の先生から娘を引き取った後、抱っこの姿勢のままだと重たいので、娘を床に下そうとするとギャン泣きするのをみて、満面の笑みは私が迎えに来た時の安堵なのだろうと理解しました。

全日保育への移行

1週間を過ぎ、保育園に通い始めて2週間ほどになろうとしている時にも、やはり朝は泣いてしまいます。こればかりは、毎朝の「慣例」として、仕方がないと思っているところです。
全日保育初日にお迎えに行ったときには、娘は、かなり疲れている様子でした。
日中の様子についての手掛かりは保育園のSNSです。メンバー限定のページに保育士が撮影した写真が掲載されています。それをみると、なんだか、寂しそうな、疲れたような顔をしている娘の姿が写っています。どうした!わが娘よ。。。

寝言泣き

全日に移った日の初日、夜中、娘の泣き声に何度となく起こされました。泣くと言っても、長い時間ぎゃんぎゃん泣くというのではなく、短い時間泣いては、寝て、また泣いて、寝て・・・という感じです。はて、どうしたものかと思いつつも、泣いた後はまた寝息をたてているので、様子を見ていたら朝になりました。
ネットで調べたら、「寝言泣き」なるものがあると知りました。大人の寝言のようなもので、大体4カ月~6カ月に始まり、1歳半ごろにはなくなるのだとか・・・脳の発達と関係しているとか、言われますが、日中の刺激・体の疲れ・体調不良などがあると、深い眠りにつけなくなって、寝言泣きが増えることがあるともいわれているので、まさに全日保育で疲れた娘に当てはまるなぁと思いました。

慣らし保育終了?

これで2週間の慣らし期間は終了・・・の予定ですが、娘にとって、父親の不在、新しい家、食べ物、保育園が始まる等変化が多かったこの一か月。私自身、仕事が忙しくなりつつある中、早く慣れてほしいと思いますが、あまり焦らず、彼女の様子を見ながら、慣れていってもらうしかないなぁと思う今日この頃です。

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