母娘のフライトー1歳児との飛行機の旅

 仕事でジョージアに2年数か月ぶりに戻ってきました。ただ、旦那は仕事の関係で同行せず、私と1歳の娘のみでの移住です。海外での生活は長いものの、子連れ、しかも旦那ぬきで子育てをしていくというのは、初めてのこと。どうなることやら、いまからドキドキしております。その最初の難関は、オランダからジョージアまでの約5時間のフライトです。

スキポール空港からの出発
スキポール空港からの出発


子連れ飛行機の旅での心配事、その準備と実際

1.娘のシートベルトはどうなるの

国際線では、2歳以下は座席の予約は必要なく、大人の膝の上です。しかし、よくよく考えると、娘のシートベルトはどうなるのか知らずにいました。乱気流の時は危ないので、心配していましたが、大人のシートベルトに固定する子ども用のシートベルトがあることを知りました。これで一安心。
しかし、シートベルトは娘の動きを限りなく限定してしまうため、シートベルトの着用サインがないときには、シートベルトを外さざるを得ない状況となりました。シートベルトを外した娘は、私の座席の前の足置き場に座って、立ったり座ったり、そして、時々私の膝の上にすわったりと、限られた空間で5時間耐えてくれました。

2.離着陸時の耳抜き

乳幼児は、飛行機の離着陸の時に耳抜きができないので、耳の奥がツーンとして、痛くて泣いてしまうという話を聞いていました。思い返してみると、過去の飛行機の旅で、子どもがギャン泣きしていたのは、やはり飛行機の離着陸の時でした。うちの子もそうなるのではないかと心配していました。そのため、離陸前に粉ミルクを準備、また食べ物を近くに置いておき、すぐに対応できるように準備しました。
粉ミルクのお湯は、客室乗務員の人にお願いして入れてもらい、準備万全!と思いきや、客室乗務員さんが入れてくれたお湯の量がお願いした実際の量よりも少なくて、娘はごくごくとすぐに飲み干してしまいました。あぁ、しまったと思ったものの、幸い痛くはなかったようで、窓の外を眺めてケロリとしていました。

ミルクボトルを片手に空からの眺めを楽しむ娘
ミルクボトルを片手に空からの眺めを楽しむ娘
まさか自分が空を飛んでいるであろうとは思わないでしょう。


3.おむつ替え

揺れる機内、しかも狭いトイレでのオムツの替えは至難の業!そのため、搭乗前ぎりぎりにおむつを替えておきましたが、5時間のフライトのため、最低1回は替える必要があります。
機内のトイレには、おしめ替え用の台があります。しかし、狭い!娘を寝かせておしめを替えるのは至難の業。なので、娘には立ってもらい、体を支えながらおしめを替えました。
その間、娘はものを掴んでは、床に落そうとしたり、トイレの洗面台に触ったり、忙しいので、おしめを替えるだけで、こんなに消耗するとは思いませんでした。
問題は、自分自身のトイレの利用です。子どもを座らせる場所はトイレにはなく、またトイレの外に待たせておくわけにもいかず、結局空港に到着するまでトイレを利用することはありませんでした。


4.5時間もそもそも場が持つのか

限られた空間と資源(おもちゃ)で、どこまで娘に満足してもらえるのかが、心配でした。機内に持ち込んだものは、娘用のご飯(パン、バナナ、みかん、クラッカー、水)、娘お気に入りの絵本、タオル、着替え、おしめ、おしりふきです。これで手提げはパンパン。
窓側の席だったので、娘には窓の外の景色を楽しんでもらいました。離着陸時に粉ミルク、母乳、空腹を訴えた時にはサンドイッチを与え、空腹時にバナナとみかんをがっつり食べ、その間に本を読んで聞かせ、携帯で撮りためた動画見せる等しました。
一番困難だと感じたのは、とにかく寝ないこと。こちらは、ほとんど睡眠をとらず搭乗しているので、もう眠くて眠くて仕方がないのに、娘は全く寝ませんでした。
ちなみに、私のフライトは、機内のエンタメはなし、また予約時に食事あり!とあったはずですが、食事はなく、出されたのは水だけでした。沢山食べる娘のために大目に用意したサンドイッチを私も結局頂きました。

搭乗前がちょっと大変だった・・・

乳母車を畳むタイミングを間違え(笑)娘を抱え、大きな乳母車を引きずり、機内持ち込みの荷物を抱え、大変でした。空港職員にひとり親で旅をするのに、荷物が多すぎと怒られました。そんなことはわかっているけど、長期滞在のための移動でだから、少ない荷物で移動というのは到底無理なんだ~!と叫びたい気持ちで一杯でした。

しばらく空の旅は避けたい・・・

イヤイヤ期に突入しつつある娘、ぐずるのではないかと心配しましたが、意外とぐずらず、泣かず。また、隣に座った人も子連れのフライトで「迷惑かけることがあるかもしれないけど、そのときは申し訳ない」と言ったら、「私も子どもと一緒なので、お互い様」と言ってくれて、少々ほっとしました。5時間のフライトを何とか乗り切りましたが、暫くは空の旅は控えたいと思う今日この頃です。

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