娘は歩くのが大好きで、1歳児に関わらず長い時間を歩けますが、乳母車は必須です。しかし、よくよく考えてみると、トビリシってバリアフリーな都市ではなかった気がします。日々、乳母車と公共交通機関でどこまでアクセスできるのか、検証中です。
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トビリシはバリアフリーな町か―乳母車でトビリシを歩く |
歩道は乳母車フレンドリーか?
Yesであり、NOです。車がたくさん通る大通り沿いの歩道は、舗装されており、段差もなくフレンドリーとまではいいませんが、歩道の幅もそれなりにあって乳母車でもほぼ問題はありません。しかし、一本路地に入ると、乳母車をひきながら歩道をあることが困難になります。まず、歩道に段差あるいは階段がある。次に、路上駐車の車が歩道にまで乗り上げて、歩道が狭くなり乳母車が通過できなくなる。さらに、急こう配があり、乳母車を力を込めて押す、あるいは下り坂ではかなり注意しなくてはならないこともしばしです。また、情緒あふれる石畳が広がる美しい街並みですが、乳母車ががたがたといって押しづらいです。タイヤの大きい乳母車なので、良かったのですが、これがタイヤが小さいタイプのものだったら、かなり疲れるのだろうと思います。
乳母車でバスに乗車可能か?
Google Mapでバスの経路を調べると、バスが「バリアフリー」と表示されています。近年、ヨーロッパで使用されているタイプの乗車口が低いタイプのバスが市内を走行しているため、問題なく乗車ができます。そして、車内には、車いす、乳母車専用のスペースがあります。
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かつてトビリシ市内を走行していたバス |
大通りは渡れない?
さらに、大通りを渡る手段は信号機と地下道ですが、トビリシのメインの通りには、歩行者用の信号機は数えるほどしかありません。そのため、どうしても渡りたい場合は地下道を通らないといけないが、もちろんスロープやエスカレータやエレベーターなるものはありません。車いす用のリフトが取り付けられているのだが、動作しないことが大半です。夫婦の場合、乳母車を二人で持って階段を上り下りする光景をしばし見ます。
乳母車をひきながらお店で買い物は容易にできるか?
お店の入口が階段で、スロープがないこともしばしです。特に小規模なお店では皆無です。そもそも、娘の通う保育園の入口も10段ほどの階段があり、スロープはないので、小売店にそれを求めるのは酷な話です。また、大型スーパーマーケットチェーン店も場所によっては、入口が階段で、乳母車では入れないことが時々あります。お店の中は広さ的には問題ありませんが、なぜか商品棚の前なとで、井戸端会議を繰り広げるおばちゃんやおじちゃんなどが幅を取って、乳母車で通れないこともあります。
大変だった経験
ちなみに、先日動物園に行ったときは最悪でした。バスが停泊したのが、大きな通りの反対側だったので、動物園のある反対側に行きたかったのですが、動物園にたどり着くまでに行く歩道橋では、上り下りの階段をいくつも通りすぎないといけません。
なので、下りの時は、私が娘のそばを離れているうちに階段から転落しないように、まず娘を抱いて階段の下におろし、また階段を上って乳母車を取りに行き、そして、乳母車をおろし、上りの時は、乳母車を先に階段の上に上げて、それから娘を・・・ということを数回しました。
インクルージョンへの流れ
SDGsの流れから、ジョージアでインクルーシブ・ツーリズムに関する会議が開かれたり、2020年には、「障害者の権利に関する法案」を採択し、国内の新旧の建物を含め、15年かけて徐々に障害者のニーズに合わせた適応を導入することを規定しています。これは、障がい者の権利に関する法案ですが、車いすなどの利用者の利便性が高まった町は、乳母車利用者にとっての利便性が高くなることを意味します。人がギャップを埋めている
バリアフリーから遠い現状ですが、今こうした状況で何とか乳母車生活が可能となっているのは、やさしい、ジョージア市民の助けによるものです。まず、バスに乳母車で乗車しようとすると、おじさんやお兄さんが、乳母車を一緒に持ち上げてくれます。先日、階段の麓で立ち往生している時には、どこからともなく現れたお兄さんが乳母車を運んでくれました。オランダで生活している時には、移動の際は一人で何とかできていましたが、今は人の助けや理解なくして、乳母車移動が難しい今日この頃です。
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