Don't stop believingHold on to that feelin'信じることを やめないでその気持ちを持ち続けて・・・Journey-Don't stop Believin'歌詞抜粋
バンドの危機
ジャーニーとは、アメリカを代表するロックバンド。アメリカのバンドに詳しくなくても一度は、「ドント・ストップ・ビリーヴィン」「オープン・アームズ」「フェイスフリィ」は一度は耳にしたことがあるはず。近年ではアメリカドラマのGleeなどで歌われました。そして日本では「オープン・アームズ」が映画『海猿』の主題歌にもなりました。
1970年に結成したバンドは、80年代に黄金期を迎え1981年に発表されたアルバム『エスケイプ』は、全米1位を獲得。その後も数々のヒット曲を世に送り出します。しかし98年、カリスマ、ボーカルのスティーヴ・ペリー(Steve Perry)が脱退。その後、2人のボーカリストを新メンバーとして迎えたものの、新しいボーカリスト、スティーヴ・オージェリーが喉の感染症を治療するためにバンドを離れ、代理のリード・ボーカリストが参加するも最終的に脱退。2007年度内の活動は休止となりました。
そのビデオはアーネルのファンがインターネットカフェからアップロードしたもの。ニールは、アーネルの驚くげき歌唱力に衝撃をうけます。インターネット時代らしいエピソードですね。
二ールはすぐにアーネル連絡をとります。アーネルは最初は悪い冗談だと思ったものの、本当にニール本人だとわかると連絡してから3週間後にサンフランシスコに渡り、オーディションを受けることに。そして、見事正式にジャーニーの新ボーカリストとして迎えられました。ジャー二ーのバンド活動再開です。
ボーカルの発掘!そしてバンド活動再開
2007年12月、新しいリードボーカルを探し求めていたギタリストのニール・ショーンは偶然に、YouTubeの動画に投稿されたフィリピン人シンガー、アーネル・ピネダの映像を見つけます。そのビデオはアーネルのファンがインターネットカフェからアップロードしたもの。ニールは、アーネルの驚くげき歌唱力に衝撃をうけます。インターネット時代らしいエピソードですね。
二ールはすぐにアーネル連絡をとります。アーネルは最初は悪い冗談だと思ったものの、本当にニール本人だとわかると連絡してから3週間後にサンフランシスコに渡り、オーディションを受けることに。そして、見事正式にジャーニーの新ボーカリストとして迎えられました。ジャー二ーのバンド活動再開です。
アーネル・ピネダとはだれ?
この筋書きだけでかなりのドラマだと思いますが、アーネルの半生はとても困難に満ちていました。アーネル・ピネダは1967年フィリピン、マニラ市生まれのシンガー。アーネル12歳の時に、母がリウマチ性心疾患で死去。以降、家にあるものを売り払いその場をしのぐものの、家賃は半年も滞納。最終的にはアーネル以外の兄弟は親族に預けられることになりました。後、路上で生活をしたりしましたが、最終的にはシンガーとして生計を立てていきます。
煙たい部屋にいるシンガー
ワインとやすっぽい香水の香り
彼らは笑顔でいるために一晩を共に過ごす
それはずっと続いていく
A singer in a smoky room
The smell of wine and cheap perfume
For a smile they can share the night
It goes on and on and on and on
夢をかなえるために必死に働いている
みんなスリルを求めている
もう一度 サイコロを振るためなら
何だってやる
Working hard to get my fill,
Everybody wants a thrill
Payin' anything to roll the dice
Just one more time
紆余曲折がありながらも、最終的にはジャーニーのリードボーカルとなるチャンスをつかみます。しかし、それで物語がおわりというわけではありません。ボーカリストとなって様々なチャレンジや試練があります。また、急に有名になったが故の戸惑いもあり、本人もインタビューでそのように述べています。
ドキュメンタリー中、フィリピン人のアーネルのファンも映されます。米国に住み、米国国籍を持つフィリピン人は多いです。彼らはアーネルを「ヒーロー」のように感じ、「あなたを誇りに思うわ!」とアーネルに投げかけます。
単なる成功物語ではない
これを観てある人はアーネルはアメリカンドリームの体現者、極貧からスターの座に上り詰めた彼の成功物語とみる人もいるかもしれません。なによりも本人がインタビューでシンデレラみたい!と言っています。ただ、著者はこのドキュメンタリーからDon't stop believin'の歌を体現したようなアーネルの生き方、新しいメンバーを迎え変化していくバンド、ジャーニーの魅力を感じました。アーネルの持つ、フィリピン人的な魅力、明るさ、それと対照的なもろさ、そしていつもポジティブであることがこのバンドで歌うチャンスをつかんだのだと思います。ジャーニーのファンでない人にも是非みて頂きたい一作です。
Arnel Pineda Biography
https://www.biography.com/people/arnel-pineda-20860785
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