航空券を購入した際、時々○○空港に10時間あるいはそれ以上トランジット*で過ごさねばならぬこともしばし。マニラの空港は、ターミナル3はともかく、ターミナル2とターミナル1についてはエンターテイメント・リラクゼーション的要素はほぼ無いため、10時間前後の待ち時間がある場合は、空港滞在では退屈してしまうことは確実です!空港の外に出て、プチ・マニラ観光を楽しむのがよいでしょう。
そもそも、トランジットのような短時間で観光できるの?という声が聞かれますが・・・できます!とお答したい!しかし、マニラで一体何をするのか?どこに行ったらよいのか?とたびたび聞かれますので、以下ご提案です。
午後1時ごろに到着すると、恐らく空港をでるのに1時間、宿泊先(出発が翌日の場合)でのチェックインなどに1時間から1時間半、恐らく観光をスタートできるのは3時半から4時ごろになるのではないかと思われます。それらをふまえて上記地域で楽しめる場所を選らんでみました。
そのため、ターミナル1あるいはターミナル3に到着した際は、空港のターミナル間はつながっていない!!ため、空港間を移動しなければなりません。空港間はそれほど遠くはないものの、歩くにはかなりの距離であるので、無料のシャトルバス、あるいはタクシーの利用となります。
ウェブサイト:シャトル移送サービス (Shuttle and Transport Service)を参照
http://125.60.203.88/miaa/index.php?option=com_content&view=article&id=32:airport-shuttle&catid=56:transit-and-transportation&Itemid=63
無料のシャトルバスは頻繁に走っているわけではないので、すぐに来ないと思われる場合は、タクシーの利用を検討するのが賢明。メーター制のタクシーであれば、100ペソもあれば行ける距離です。しかし、多くの空港待機のタクシーは、メーターを使ってくれないので、少々面倒です。
サンチャゴ要塞、サン・アウグスチン教会、カーサ・マニラ博物館、バハイ・チノイなどがイントラムロス内にある観光スポットとなっている博物館です。
個人的には、見どころの詰まったサンチャゴ要塞がおススメ。イントラムロスの北西部に位置し防衛の要であり、またその場所は国民的英雄ホセ・リサールが捕らえられた後に処刑されるまで収監された場所でもあります。その為、内部にはRizal Shirine(リサールの展示物がある建物)があります。また、第二次世界大戦中は日本軍が同地域を占領。多くの人がスパイの容疑や諸々の理由で拷問、処刑されたといい、慰霊碑が建ってます。
しかし、近年リニューアルされたサン・アウグクチン教会の博物館(Simbahan ni San Agustin)、中華系のフィリピン人の歴史に焦点をあてたバハイチノイ(Bahay Tsinoy)やスペインの占領時代の面影を残すカーサ・マニラ(Casa Manila)も非常に興味深い博物館です。
博物館のあとは、その周辺を散策し、スペイン時代の面影が残るイントラムロスの街並みを楽しみます。マニラ大聖堂、イントラムロスの壁には大砲が設置されていますので、壁の上を歩いてみたり、マニラ空襲の慰霊碑、中々趣のあるお土産屋さん「Silahis Arts & Artifacts」をぶらりと立ち寄ってみるのもよいのではないでしょうか。
関連ブログ「フィリピンの滞在を楽しむには(5) :マニラ一日観光ご提案その1」
関連ブログ「[フィリピン博物館] キアポ観光-ガイドブックにはない歩き方(1)」
イントラムロス内のそれらの観光スポットは徒歩圏内。しかし、暑いフィリピンの日差しの下で歩くので、帽子・サングラス、そして水分の補給を忘れずに。
イントラムロス内にはカレッサという馬車が走っております。ただ、外国人観光客に対して不当な額を要求してくるという良くない噂しか聞きません。カレッサに乗って異国情緒を味わうのもいいのですが、トラブルにならぬよう注意が必要です。
マカティの他には、マニラ湾地域のMall of Asia、などよいと思います。オルティガス・センターにあるMega Mall、あるいはケソン市のクバオ地域のGate Way周辺地域も良い(著者的におススメな)のですが、空港から遠いこと、またEDSA通りの大渋滞を避けるためには、行かない方が無難かもしれません。
また、近年開発目覚ましい、グローバルシティ(Bonifacio Global City)などもいいかもしれません。近代的に整備された町で、ビルだけではなく緑もあり、フィリピン、マニラに来たという感覚は吹き飛んでしまうかもしれません。
買い物の後は、それらの大型ショッピングモール内のフード・コートやレストランなどで食事も楽しめます。
観光とかはとにかくいいので、空港の外でとにかく時間をつぶしたい!という場合は、Mall of Asiaにのみ行くというオプションがよいのではと思います。空港から数キロ圏内にあるこの巨大モールの中には、飲食店あり、お土産店、マッサージのお店、映画館等のリクリエーション施設あり、そしてモールの裏手にはちょっとした公園(小さい観覧車、短いジップラインなど)があり、移動を必要とせず様々なアクティビティをすることができ、数時間はあっという間に過ぎていくことでしょう。
荷物は、中にあるスーパーの中で荷物預かり所(スーパーの買い物客用)で預けることが可能です。
マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)トランジット [移動・宿泊場所] >>空港からのタクシーの使い方
移動の渋滞で時間がかかるので、それに気をつけつつ、トランジットの時間を楽しんでください。
第二次世界大戦の激戦地、フィリピン、コレヒドール島(Corregidor)ー日比の歴史を訪ねる観光のススメ
そもそも、トランジットのような短時間で観光できるの?という声が聞かれますが・・・できます!とお答したい!しかし、マニラで一体何をするのか?どこに行ったらよいのか?とたびたび聞かれますので、以下ご提案です。
ニノイアキノ国際空港 ターミナル2 |
じゃ、どこに行く?
マニラに午後1時ごろに到着したと過程して、マニラで10時間前後のトランジットがある場合に楽しめる場所は、マニラ湾に面するベイエリア、イントラムロスの歴史地区、マカティ、グローバル・シティ、オルティガス・センターなどではないかと思います。午後1時ごろに到着すると、恐らく空港をでるのに1時間、宿泊先(出発が翌日の場合)でのチェックインなどに1時間から1時間半、恐らく観光をスタートできるのは3時半から4時ごろになるのではないかと思われます。それらをふまえて上記地域で楽しめる場所を選らんでみました。
スーツケースどうする?
宿泊する(あるいは休憩する)場合は、はじめに宿泊先に荷物を持っていくことはもちろんですが、もし出発がマニラ到着と同日である場合には、宿泊施設を利用せず空港に荷物を預けるサービスの利用も可能です。(例:午後1時マニラ着、午後11時マニラ発等)ただし、荷物を預かり場所があるのはニノイアキノ国際空港のターミナル3のみ。そのため、ターミナル1あるいはターミナル3に到着した際は、空港のターミナル間はつながっていない!!ため、空港間を移動しなければなりません。空港間はそれほど遠くはないものの、歩くにはかなりの距離であるので、無料のシャトルバス、あるいはタクシーの利用となります。
ターミナル3への移動はどうするの?
シャトルバスの利用。空港で「Terminal Transfer」という表示があるので、それに従います。税関を通りツーリスト・インフォメーションデスクを通り、いったん建物の外に出て右手側に乗り場があります。もし見つけられなければ、空港職員に聞くこと。ターミナル1ではツーリスト・インフォメーションデスクも置かれています。ウェブサイト:シャトル移送サービス (Shuttle and Transport Service)を参照
http://125.60.203.88/miaa/index.php?option=com_content&view=article&id=32:airport-shuttle&catid=56:transit-and-transportation&Itemid=63
無料のシャトルバスは頻繁に走っているわけではないので、すぐに来ないと思われる場合は、タクシーの利用を検討するのが賢明。メーター制のタクシーであれば、100ペソもあれば行ける距離です。しかし、多くの空港待機のタクシーは、メーターを使ってくれないので、少々面倒です。
ニノイアキノ国際空港 ターミナル3 荷物あずかり場所 Luggage&More (c) Ninoy Aquino International Airport MIAA Facebook https://www.facebook.com/MIAAGovPh/photos/pcb.504863999679382/504863909679391/?type=3&theater |
Protecta Bagページ http://www.protectabag.com.ph/luggage-more#q3
マニラ観光がしたい!
やっぱり観光だよね!という場合、そしてトランジットなどの短い時間の滞在を考えるとやはり、イントラムロスなどの歴史地区を回るのがベスト。マニラには他にも歴史的な建造物、モニュメントなどがありますが、イントラムロス地区にそれらは集中しており、ある種「効率的」に観光が楽しめます。
マニラ・トランジット観光要所 黄色い星:ニノイアキノ国際空港 赤い囲い:観光・買い物地域 |
イントラムロス
まず、行きたいのがイントラムロス地区の博物館。博物館の類は基本的に5時閉館なので、興味のある博物館がある場合はそこにはじめに行くのがいいと思います。サンチャゴ要塞、サン・アウグスチン教会、カーサ・マニラ博物館、バハイ・チノイなどがイントラムロス内にある観光スポットとなっている博物館です。
個人的には、見どころの詰まったサンチャゴ要塞がおススメ。イントラムロスの北西部に位置し防衛の要であり、またその場所は国民的英雄ホセ・リサールが捕らえられた後に処刑されるまで収監された場所でもあります。その為、内部にはRizal Shirine(リサールの展示物がある建物)があります。また、第二次世界大戦中は日本軍が同地域を占領。多くの人がスパイの容疑や諸々の理由で拷問、処刑されたといい、慰霊碑が建ってます。
サン・アウグクチン教会 現存する石造りの教会ではフィリピン最古のもの |
博物館のあとは、その周辺を散策し、スペイン時代の面影が残るイントラムロスの街並みを楽しみます。マニラ大聖堂、イントラムロスの壁には大砲が設置されていますので、壁の上を歩いてみたり、マニラ空襲の慰霊碑、中々趣のあるお土産屋さん「Silahis Arts & Artifacts」をぶらりと立ち寄ってみるのもよいのではないでしょうか。
リサール公園
イントラムロスの出口から1キロ弱の範囲に、リサール公園があります。マニラ湾に向かって建つ、12.6メートルのフィリピンの英雄リサール像は観光名所であり、フィリピンにおける道路の起終点となっています。像は、常に衛兵によって守られています。その像はリサールが処刑された場所から数メートルの場所に位置しており、その近くに遺体が安置されています。関連ブログ「フィリピンの滞在を楽しむには(5) :マニラ一日観光ご提案その1」
ちょっと玄人好みの博物館?
イントラムロスの周辺地域にキアポ地域があります。黒いキリスト像(ブラックナザレ)で有名な教会もその地域。その地域にひっそりとたたずむのがナクピリの家(Bahay Nakpil Bautista)。フィリピンの英雄ボニファシオの奥さん、グレゴリアが再婚した男性とともに生活した家が博物館となったもの。ただ、この地域は非常に込み合っており、ひったくりなども多い地域。観光の際は、持ち物は最小限にしてお出かけください。関連ブログ「[フィリピン博物館] キアポ観光-ガイドブックにはない歩き方(1)」
イントラムロス内のそれらの観光スポットは徒歩圏内。しかし、暑いフィリピンの日差しの下で歩くので、帽子・サングラス、そして水分の補給を忘れずに。
イントラムロス内にはカレッサという馬車が走っております。ただ、外国人観光客に対して不当な額を要求してくるという良くない噂しか聞きません。カレッサに乗って異国情緒を味わうのもいいのですが、トラブルにならぬよう注意が必要です。
やっぱり買い物がしたい!
観光もいいけど、買い物がしたいという場合は、マカティに行けばおおよそのものがそろいます。マカティは商業地区で、高層ビルが立ち並ぶ大都会。大きなデパートも軒を連ねております。空港からは混雑がなければタクシーなどで30分もあれば着いてしまう距離です。マカティの他には、マニラ湾地域のMall of Asia、などよいと思います。オルティガス・センターにあるMega Mall、あるいはケソン市のクバオ地域のGate Way周辺地域も良い(著者的におススメな)のですが、空港から遠いこと、またEDSA通りの大渋滞を避けるためには、行かない方が無難かもしれません。
また、近年開発目覚ましい、グローバルシティ(Bonifacio Global City)などもいいかもしれません。近代的に整備された町で、ビルだけではなく緑もあり、フィリピン、マニラに来たという感覚は吹き飛んでしまうかもしれません。
アメリカ人墓地から眺めるグローバルシティ |
とにかくちょっとだけマニラの空港の外に出たいだけ!
Mall of Asia の裏手にちょっとした遊べる空間があります。 観覧車、ジップラインなどを楽しめる他、マニラ湾の夕日ものぞめます。 |
荷物は、中にあるスーパーの中で荷物預かり所(スーパーの買い物客用)で預けることが可能です。
マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)トランジット [移動・宿泊場所] >>空港からのタクシーの使い方
移動の渋滞で時間がかかるので、それに気をつけつつ、トランジットの時間を楽しんでください。
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マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)トランジット [その他注意点]第二次世界大戦の激戦地、フィリピン、コレヒドール島(Corregidor)ー日比の歴史を訪ねる観光のススメ
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