オランダの夏、湿度は低いものの家が日中熱せられると、その熱がまったく逃げず、暑さが夜十持続するというまさに温室状態。こんな時には、是非フィリピンのハロハロを食べたいと思ったりします。
ハロハロはタガログ語で「混ぜこぜ」という意味です。フィリピンの標準的ハロハロにはかき氷はもちろん、練乳、レッチェフラン(プリンのような外見だけどかなり濃厚)、緑や赤やらのゼリー、甘い豆などが入っており、上にトッピングされたアイスとそれらを名前のごとく混ぜて”食べるデザートです。
日本でハロハロというとミニストップ。同店では、夏季限定メニューとしてハロハロを販売しており、毎回お店の前を通るたびに引かれますが、いまだに試したことはありません。
Chowkingのハロハロは、色とりどりのトッピングが鮮やかで、濃厚なレッチェフラン(練乳で作ったカスタードプリン)、ウベのペースト、好みでアイスクリームをトッピングできます。トッピングのアイスが一つの場合は72ペソです。さすがファーストフードレストラン、品質は安定しています。また、近年Milky White Halo-haloなる、レッチェフラン
一方Razon'sのハロハロは、シンプルですが、氷は滑らかで、濃厚で味わい深いレッチェフランがシンプルなトッピングによくあいます。110ペソ。
フィリピンから来たハロハロ。しかし、一説によると明治時代にフィリピンに経済移民として渡った日本人がベンゲット道路工事終了後も日本に戻らずにフィリピンにとどまり、生活の手段としてかき氷、今のハロハロの原点となる商品を売りはじめ、それが広がった始めたという話をききます。
それらは「モンゴ屋」と呼ばれていたようです。モンゴとは緑豆で、フィリピンでは、料理に使われたり、パンの中にあんこのように入っていたりします。モンゴ屋は人の出入りも多く、社交の場であったようです。
しかし、今のように色鮮やかで、様々な食材が入った「かき氷」、ハロハロとなり”進化した”のはフィリピンでのこと。
オランダにはフィリピン人の社交の場はあるけど、ハロハロがないのは悲しいと思ったりします。しかし、フィリピン人の集まりではオランダでもレッチェフランやその他、フィリピンのスィーツが食べれることを考えると、ハロハロをオランダで味わうのも夢ではないかもなどと思ったりします。
屋台で販売するハロハロはプラスチックのカップ
ゴミになるので、ハロハロがほしいときには著者はマイコップを持って買いにいきます
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日本でハロハロというとミニストップ。同店では、夏季限定メニューとしてハロハロを販売しており、毎回お店の前を通るたびに引かれますが、いまだに試したことはありません。
どこでハロハロが食べられる?
フィリピンでは、特に夏時期3~5月の最も暑い時期に露店で、ハロハロを売っている姿をしばし見かけますが、それ以外の時期で一年間ハロハロが楽しめるのはチェーン店を持つレストラン。中でもよく知られているのが、Chowking(中華系ファーストフードレストラン)、Razon's(フィリピンのおやつ、軽食が楽しめるレストラン)。Chowkingのハロハロは、色とりどりのトッピングが鮮やかで、濃厚なレッチェフラン(練乳で作ったカスタードプリン)、ウベのペースト、好みでアイスクリームをトッピングできます。トッピングのアイスが一つの場合は72ペソです。さすがファーストフードレストラン、品質は安定しています。また、近年Milky White Halo-haloなる、レッチェフラン
一方Razon'sのハロハロは、シンプルですが、氷は滑らかで、濃厚で味わい深いレッチェフランがシンプルなトッピングによくあいます。110ペソ。
ココナッツをくりぬいて出来た器に盛られたハロハロ |
ハロハロは日本発祥?
フィリピンから来たハロハロ。しかし、一説によると明治時代にフィリピンに経済移民として渡った日本人がベンゲット道路工事終了後も日本に戻らずにフィリピンにとどまり、生活の手段としてかき氷、今のハロハロの原点となる商品を売りはじめ、それが広がった始めたという話をききます。
それらは「モンゴ屋」と呼ばれていたようです。モンゴとは緑豆で、フィリピンでは、料理に使われたり、パンの中にあんこのように入っていたりします。モンゴ屋は人の出入りも多く、社交の場であったようです。
しかし、今のように色鮮やかで、様々な食材が入った「かき氷」、ハロハロとなり”進化した”のはフィリピンでのこと。
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