[ハーグイベント情報] 多様性を祝うーDiversity festival 2017

50パーセントが外国人と言われる国際都市ハーグ。町のとある区画では、数十もの異なる国籍者が生活しています。そのため、町の多文化地域ではそれらを象徴する彫刻やアートがあり、また多様性を祝うイベントや催しがしばし行われ、このブログでも紹介してきました。

7月2日、ハーグのサウス・パークでDiversity festivalが開催されました。音楽、屋台の食べ物や物品販売、そしてオランダに生活する異なる人種が会す参加費無料のイベントです。

オランダのカナルとボートハウス
オランダのカナルとボートハウス



ライブ演奏

ライブ演奏が楽しめるステージは3つあり時間をずらしながら、演奏されます。アーティストはオランダ国内外から、民族音楽から教会のゴスペルグループと幅広く、様々な年代の人が楽しめます。ビールを片手に音楽に合わせて軽快に踊る人たちもおり、思い思いにイベントを楽しみます。

ハーグのイベントDiversity Festival
ハーグのDiversity Festivalのライブステージの様子


屋台


物品販売と屋台
カラフルな装飾品を販売するお店が数件、夏に近いこの時期、サングラスを販売する店もありました。オランダでおなじみのフライドポテト!バーガーはもちろん、オランダ領スリナムの屋台が目立ちました。


なぜかビンテージものを扱うお店の出典


スリナム祭り?

多様性を祝うはずのDiversity festivalですが、スリナムの旗が目立つ故、スリナム祭りな様相。スリナムは、人口とその面積では、南アメリカで最小の国家。1667年のブレダ条約で、オランダとイギリスは、ニューアムステルダム(現ニューヨーク)とスリナムを交換しました。1975年にオランダから独立していますが、オランダの影響は大きく、公用語はオランダ語です。

かつて、インド人の季節労働者がスリナムにきたため人口の30パーセントほどがインド系です。またインドネシア系の人たちもかなりの割合を占めております。そのため、イベント当時の屋台を運営する人々もアジア系。ちなみにオランダに定住するスリナム人の数は多く、トルコ系、モロッコ系移民と並んでいます。著者のご近所さんもインド系のスリナム人です。

スリナムの屋台、スリナム国旗がはためいています




多様性を歌いつつ、屋台の種類がそれほどなかったのが残念でしたが、好天に恵まれる6月、7月はイベント日よりなオランダで、それらの屋台で購入した食べ物を手に、芝生にゴロン。音楽を楽しみ、子どもたちも広い会場で伸び伸びと駆け回り、それぞれにイベントを楽しみました。

ハーグ地区のイベント情報は逐次アップしていきますが、以下はハーグの参加費無料のイベント情報です。
[ハーグイベント情報] オランダ、ハーグの無料イベントを楽しむ!

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