交通手段 日記

フィリピン日暮れ後の自転車道

日暮れ後は基本自転車には乗らないようにしています。理由は、本当に暗いから。

どれぐらい暗いかって？
満天のお星様が見えるのが田舎道の暗さです。

日暮れは美しい田園風景・・・

街灯も手動スイッチのもの（夫の実家の前の街灯はむき出しの電気線を住民が手作業でつなぐというコワい仕組み）があればいいもので、無い場合は本当に真っ暗。

しかし、望まぬままに日暮れ後自転車を走らせないといけない場合もあります。

今の季節、6時にもなれば日暮れはすぐ。隣の市と近隣の町を結ぶ橋を渡る時点ですでにとっぷり日が暮れてしまいました。比較的大きな橋だというのに、街灯なしというのは、行政の怠慢としか言いようがない。

念のためにと持ってきた自転車用のライトは、微弱ながらもかろうじて一メートル先ぐらいを照らしています。

民家がある場合は幸い。街灯もポツリポツリと見え、道がわかります。ところが一歩田んぼ道に入ると街灯なし、民家なし、人も対向車もなし。

本当に暗い。

OH MY GOOOOOODNESS！
もう、無理。と叫んだことが何度あったことか！

しかし、引き返そうにも時すでに遅し。

暗いと何がコワいのか。。。

人を引いてしまう恐れ：暑いので日中出歩かない人が、日暮れ後うろうろ。

対向車との衝突：時にライトなしで走る自転車・ペディキャブ（自転車にサイドカー）あり。電気つけろよ！と叫ぶ著者。

溝に落ちるのではないかという恐れ：田んぼと道の間、用水路等に落ちるのでは・・恐れての徐行運転。

動物：夜になると放し飼い+アグレッシブになる飼い犬たち

毒蛇の出現：田んぼ地帯には毒蛇がいます。尚且つ、数日前に友達になった近所の女子が、コブラが出たら怖いよね～と話をしていたのを思い出したり・・・（ちなみに彼女たちはまだコブラに出くわしたことはないそうです）

それらを恐れつつ、そろそろと運転してようやく小さな明かりを見た時には安堵のため息が。バナウェの山岳部で日暮れ後ガイドと共に迷子になった時を思い出しました（汗）

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