生活の足~フィリピンで自転車生活はじめました

昨日自転車を購入しました。これで、生活の範囲が広がります。

フィリピンで自転車なんて、走るところあるの?と聞かれそうですが、田んぼに囲まれた我が家周辺は絶好の自転車道と言ってもよいと思います。

フィリピンの田園風景
フィリピンの田園風景
そもそもの自転車購入の理由は、オランダでの快適自転車生活の経験があります。オランダでは公共の交通機関も定期的に運行しており、便利ですがエコ的では(経済的かつ環境に優しく)ないため自転車を利用していました。また、素晴らしい自転車道が自転車生活を後押しします。便利な自転車生活をここフィリピンの地方都市でも再現できないものかと思いました。

その他の実質的な理由は、義母との家の行き来は歩ける距離ですが、日暮れを過ぎると何故かこの界隈、犬の放し飼いとなります。電柱のない夜道、犬が吠えながらこちらに向かってくるというのは何ともです。その道を自転車でかけぬけようと思った次第です。

ここ近年、マニラでも自転車利用者をよく見かけました。マウンテンバイクなどの集まりもケソンサークルで見かけたことがあり、生活の足という側面よりもスポーツあるいはファッション的な要素が強いように感じます。ここ地方では、そうしたバイカーもいますが、街では年季の入った自転車を生活の足としてる人をよく見かけます。

そのためか、自転車屋さんを街中でしばし見かけます。小さい店に、多くの従業員が働いている(楽しそうに話をしている)設定がとても気になりますが、兎に角そうした店をよく見かけます。私の自転車を購入した場所もそのような場所の1つです。
フィリピンで購入したママチャリ
フィリピンで購入したママチャリ

お目当てはかご付きのママチャリ。すぐに見つけたのですが、何故か24インチしか在庫がなく、あきらめかけた時に、最後に回った店で26インチの自転車を発見しました。といっても、26には見えないサイズであります。タイヤも細く、少々心細い作り。お値段は3,400ペソ也。この作りでこの値段って高くない?というのが率直な感想(汗)

フィリピンの夕暮れ
フィリピンの夕暮れ

早速乗って帰宅。でこぼこの道をがたがたいわせながら走る自転車に少々心細さを感じましたが、こんなものかな、という所。

自転車の良さは、ジプ二ーのような待ちがないことと自分の空間がもてること、そして雨の日は大変ながらも、快晴の日には田園風景がのぞめること。

問題は、近年増える車とバイクとの共存、安全な駐車スペースを探さねばならないこと。まずはそこから・・・快適な自転車生活を実感できるまでにもうちょっと時間がかかりそうです。

しかし、雨季の雨の中の運転はちょっとしんどいなぁ。。
先ほど、義母の家から自転車で移動して、すっかり濡れてしまいました。



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