みんなでボクシング観戦、パッキャオ vs ブラッドリー

フィリピンで都心部の渋滞が緩和され、犯罪率が低下する良い方法をご存じだろうか。それはボクシングの試合観戦が行われることです。今日はパッキャオ vs ブラッドリーの試合があり、そのせいかこうして作業するベランダは至って静かです。

マ二ー・パッキャオの試合が行われる時間は街中から人が消えます。統計を確認したことは在りませんがその時間帯に起こる犯罪も極めて少ないと言われたりもします(汗)

・・・そんなことならパッキャオにはフィリピンの治安向上のために政治家でいてもらうよりも、毎日試合をしてもらった方がフィリピンのためになるのではと思ったりするのは私だけでしょうか。

町民は、自宅のテレビにくぎ付け、あるいは町内で観戦できる大きなスクリーンがある場所に行きます。

数年前試合が行われる時間にマニラ近郊からマニラに移動したときのこと、驚くべきほどに通りに人がいません。御蔭様で渋滞なくマニラに行くことが出来ました。その時の試合は5階級制覇がかかった試合でした。

旦那は午前中からお昼にかけて試合観戦が行われる近所の市役所前の体育館へ。
皆画面にくぎ付け!周りを見回すと男性のみ。女性で観戦している人はいません。

ある種昔の日本で、テレビがある家庭がごくわずかで近所にプロレス、野球観戦に行った時代を彷彿とさせますが、この人たち特に家にテレビがないわけでもなさそうです。単に試合の雰囲気を皆で楽しみたいからというもの。

このシーン、ヨランダの被災者の支援活を手伝うボランティアをした際にビアモールの空軍基地でも見かけました。被災者がタクロバンから空軍の基地におりたつまでの時間、大きなスクリーンに映し出された試合を皆で観戦・・・なんともです。

試合はパッキャオの勝ち。明日の新聞の一面はこれで決まりです。

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