花束とチョコレートと甘い愛のささやき―フィリピン人男女の恋愛模様

今日、ばったり会った友人Lさん(男性40代独身)に彼女が出来そう!という話を聞き、興味津津。フィリピン人同士の恋愛事情ってどうなっているのだろう・・・

一応ブログに書くことには承知してくれたのによくもまぁこんなに恥ずかしい話を包み隠さず話してくれるものだと感心しました。その内容はこちら。
バレンタインデー、花屋の前に行列する人たち
バレンタインデーに花束を路上で買い求める人々
フィリピン、ケソン市にて撮影











馴れ初め

彼女候補のMさんは今はマニラで金融機関に務めるビコール出身の30歳。出会いは、友人を通じての紹介。友人のLさんはビコール在住なので電話で連絡を取り合い、Mさんがビコールに帰郷した際に実際に会うことが出来たと言います。

Lさんはちなみに40代も半ば。フィリピン人男性でこの年齢で結婚していない(彼女・内縁の妻・わかれた妻もいない)というケースは稀です。

知り合いになった後は、何日かおきにテキストメッセージを送り合う仲となったようです。

初バレンタインで、愛の告白?

バレンタインが近づいて友人Lが思わせぶりに意中のMさんに電話で交わした会話は以下。

友人L:今、意中の人がいて、その人にバレンタインにギフトを送りたいと思うのだけど、何が喜ばれると思う?

Mさん:花、それも一輪とかではなく、花束。それとチョコレート。勿論、カードは絶対添えないとだめ!

花束とチョコレートは、フィリピン人男子が女子に送るバレンタインデー時の典型的なギフトです。

それをMさんから聞いて、友人Lはマニラの知人にお金を送り、花束とチョコレート、そしてカードをMさんに届けるようにお願いしました。

フィリピンで花束、実は結構高いです。特に地方勤務の友人Lさんにとっては大きな出費だったようですが、それは心配の内に入りません。


反応は?

かなりのボリュームの花束、チョコレートを受け取ってすぐ、Mさんはテキストメッセージではなく友人Lに電話をかけてきました。

Mさん:送ってくれたギフトに私の心も溶けてしまいそう

それを聞いていた著者の顔を是非想像してみてください(汗)。

しかし、それを嬉しそうに話す友人Lの表情はとても幸せそう。

それ以降、毎日電話で連絡を取り合う仲になったといいます。まだ、告白はしていないそうで、正式には彼氏と彼女という間柄ではないそうですが、そうなる日も近いようです。

近頃のフィリピンの男女の仲の進み具合を考えると非常に古典的な感じがしますが、もう将来のプランを話しているようでアンバランスな気もします。

しかし、年齢的に結婚を意識した付きあいとなるため、おたがい将来どうしたいかを話してお互いの調整をしているのは現実的なのかもしれません。

かつては、男子が意中の女子の家の前でギターを弾いて歌を歌い、女性とその家族に受け入れられたら家に入れてもらえるそうですが、そうではないとバケツで水をかけられ追い払われるということがあったようです。

そこまでの古典的ではないまでも、カップル成立も間近。再度近況を聞くのを楽しみにしています。

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