フィリピンで生活をしていて気になること

フィリピンでの生活は仕事時、留学時を合わせて3年以上になろうとしています。しかし、マニラでの生活と田舎では設定が異なります。また、1年ぶりのフィリピン生活なので、どうにも小さなことが気になったりします(笑)突っ込まざる得ないのが私の性分。

やたら多いパジャック
パジャックとはこちらの地方のぺディキャブ(自転車にサイドカーが付いているのりもの)のこと。数が多く、家の前の狭い道はラッシュアワーともなるとパジャックがひっきりなしに走っていきます。角のジプ二ー乗り場までは5分ほど、何故その距離を歩かない!パジャックが多すぎて子どもたちが道であそべないじゃないか!と思ったりしますが、まぁ炎天下の中を汗だくになりながら歩きたくない特に出かける前に水シャワーをするフィリピン人にとってさっぱりとしたあとに汗だくになるというのは何とも気持ちも分からなくはないです。(けど、同意はしませんw)パジャックは一人5ペソ(約10円)。距離を考えると妥当ですが、10往復しても50ペソ、2人ずつ乗れば倍にはなりますが、成人男性の生計手段としては少ないことは明らかであり、また結構な労働力です。
ちなみにスピーカーで音楽を流しながら走るパジャックも結構あり、運転手の音楽の嗜好が見えておもしろかったりします。時に80年代のダンスミュージックが流れてきます(笑)

ちなみに基本的に停車場所がないジプ二ー(乗り合いバス)は、運転手に一声かければたいていの場所で止められます(マニラでは未知の角では止めてはいけません)が、だからと言って先ほど止まった場所から10メートル以内で止めないでほしいと思うのは私だけでしょうか。

テーブルの上のトカゲ
皆で食事をしていると、テーブルの上に現れ落ちたご飯粒を拾っていくそのトカゲが出没します。そのトカゲ、ご飯ほしさに人が食事をしているお皿の近くまで接近。初めは驚きましたが、近頃はご飯粒を投げて餌付しています。しかし、私が眼鏡をかけずにご飯を食べていたら、フォークで掴んで食べていたかもしれません。
一昨日の夕食の席では天井を這っていたトカゲが落ちてきて危うくご飯にダイブするところでした。もしかしたら、食卓にトカゲが並ぶ日も近いかも(汗)

長雨で雨漏り
長雨といっても熱帯地方特有のスコールではなく、台風などの影響で1日、2日と降り続ける雨のこと。今、旦那の実家の一人用ベッドを二人でつかっているのですが、朝起きた時に旦那のテリトリー側が濡れていたので、驚いて起きてしまいました。まさか・・・旦那が?と思いきや単なる雨漏り。家も古いので仕方がないが、雨の時にはビニールなどで少々カバーをしないといけません。しかし、こういう家って結構多いよなぁと思う。

旦那の好意のはずの一言が仇となる
旦那は知り合いの女子に「妊娠しているの?何ヶ月?」と聞くことがあります。理由は出産は祝うべきことだからとのこと。理解は出来ますが、ここ数回妊婦でない人に悪気なく聞いてしまっているのが痛い。それら女性は“体格がよく”お腹が少々前に出ているため妊婦に見えなくないものの明らかに全体的にみて“体格がよい”だけのこと。聞く前にしっかりチェックしてから言うようにと注意を促しています。

子どもの食事のマナー
ここの子どもたちは本当に自由。特に食事中などは、テーブルの大皿に盛られているものを手づかみして、それをそのまま戻す、食べ散らかしなども日常茶飯事。食べて租借したものをわざと見せたり・・・しかし親は叱る気配はなく、当たり前のようにそれを無視(笑)流石に学校教員の旦那の一番上のお姉さんは厳しく、その親族の子どもに座って食べるように、行儀よくするように促すのだが、言われた子どももしれっとしている。フィリピン流子育てなのか。

ビコール語
今ようやくタガログ語をリビューし始めたばかりだというのに、周りはビコール語環境。食事の会話も、旦那が道端で出会う友人との会話もしかり。旦那はタガログ語なんて話したくないよという雰囲気。私の学習は一向に進まず、そして姪っ子甥っ子絶ちはタガログ語とビコール語を混ぜて話すので「?」どうしましょう。更に、遠方に住む甥っ子と姪っ子はリンコナダという他の言葉も話します。なので、開き直って英語で話しています。

頻繁な停電
この地域の電力会社
停電が頻繁に起こっています。ここビコールには地熱発電所があります。しかし、そのエネルギーはマニラへ送られています(送電してのエネルギーロスは激しいもの)。優先すべきはマニラ、そしてナガ市、それからようやく我々が今暮らすナガの周辺都市。夏時期の需要の高まりでこれからも頻繁に起こることが予想されます。
ラジオで明日は朝6時から夕方の6時まで停電と言っています。強制的Earth Hourです。

シャワーの水に砂が混じっている
バケツに水を入れてそこから手桶でシャワーするのですが、バケツの底に砂が沈んでいるのが見えます。これは地下からすくい上げているからです。先日は沢山の砂が混じってバケツの水真っ黒(汗)

家の前の細い路地に色んな売り子がやってくる
ベランダが一番涼しいので、ここに陣取りパソコンで作業したり、本を読んだりしていますが、こうして作業中に色んな売り子がやってきます。干し魚、茹でたトウモロコシのかごを頭に載せて売り歩きます。タホ(豆腐にシロップをかけたもの)はマニラでも見かけます。昨日は鳩売り、しかも6匹ほどの鳩の足を掴んでさかさまにして、売り歩いていました。鳩は食べるのか?それとも飼うのか?わかりません。そもそも需要はあるのか?これは旦那に聞いても「?」でした。いずれにしてもそれらが生計の手段です。マニラでは時に家具を担いで売り歩いたりする人を見ました。

食べ物の近くではき掃除をする
食べ物がテーブルの上に載っているのにはき掃除を始めるのが気になります。近頃はあまり見ませんが、ファーストフード店でも人が食べている横で平然とモップで掃除をしています。食べ物に埃が・・・、思わずテーブルの食品にカバーします。
カバーと言えば冷蔵庫に昨晩の残りの食べ物を入れますが、これもカバーはなし。そうなると勿論、食べ物は冷蔵庫臭くなるほか、果物は水分が飛んで食べれなくなります。何故、カバーしない?そもそも一般家庭には冷蔵庫がない、あってもサランラップやホイル等は購入しない・・・等があります。ああ、気になる。

こんなどうでもよいことを気にしていたらおかしくなるので、基本的にはスル-して「こういうもの」と思っています。勿論、ちょっと変だなとか、面白いあるいは可笑しいものの中に案外研究のネタが隠されているのかもしれませんが、そんなことを考えていたら夏真っ盛りのフィリピンで私の脳は溶けてしまいそうです。

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