著者はフィリピンで結婚式を挙げましたが、所謂フィリピン的な教会での挙式と盛大なパーティという形ではなく夫の家族のみの参加というフィリピンでは稀な地味婚でした。とはいうものの旦那の直接の家族だけで30人弱になりましたが。
フィリピンのカトリックの人たちの基本的な結婚式は、教会式の結婚か、シビルウエディング( Civil Wedding )といい宗教的儀式を含めない式の二つがあります。
フィリピンに滞在していれば一回や二回、結婚式に招待されることはあると思います。著者も数回、結婚式に参加しました。そこに参加、また自らもフィリピン人との結婚で経験したことで日本とは異なる点をいくつか紹介します。
思わず、「君は招待されていないじゃないか」と突っ込むと、「フィリピン人ならば多めに人数を換算しているから大丈夫」とのこと。結局私についてきてちゃっかり招待客に交じりご飯を食べて、楽しい時間を過ごして帰っていきました。
もちろん、近年は招待状が送られ、それを受け取った人のみ参加するというケースも増えたと言われますが、「みんないっしょに」ということが重んじされているため、増えた分については、なんとかしてしまいます。
フィリピンではこうしたパーティ(お祝いから、葬儀まで)を狙ってタダ飯を食べに行く人たちもいます。特に村で行う披露宴は、民家を開放して、あるいは家の庭を利用して食事が振る舞われるので、人数など数えておりません。
食事のあとは、カラオケとエンドレスの飲み会・・・
祝儀の良さは、新郎新婦の負担減という経済的な事情であり、ここで本当に参加したい人とそうではない人が別れると思います。つまり祝儀にお金を出して惜しくないほど近しい友人(こういういい方をするといやらしいですが)とそうではない友人と選別されます。そして祝儀貧乏という現象が起こりずらい。
祝儀がないことの良さは勿論、経済的な理由を考慮せずともスケジュールが合い、一緒に祝いたい気持ちさえあれば式に参加が出来るということです。しかし、それでも多少の気持ちは包んでお祝いしたいものです。
普段市政とは縁遠い人であってもこういう機会に行政の長と会えるというのは面白いものです。シビルの場合は式を挙げるということはしませんので、残念ながら立会いはしたことはありませんが、シビルを経験した友人は書類のサインだけではなく極めて普通に近い状況で誓いのキスを市長のオフィス等でしなければならないため何とも不思議な感じだと言っていました。
フィリピン人全体的傾向として、やはり教会での挙式に憧れがあるようです。しかし、教会での挙式は、経済的な理由の他、教会の教義を教えるセミナーへの参加等も義務化されており時間がない人には難しい他、できちゃった婚などの場合は(原則)、教会で挙式をあげられません。そのため、妊娠を機に結婚した姪っ子は、シビルウェディングでした。
結婚の手続きは以前のブログ、「フィリピン人と結婚」シリーズをご参照あれ。
フィリピン人と結婚(2)ファミリープランニングセミナー
フィリピン人と結婚(3)〜国際結婚と多文化理解に向けて
フィリピン人と結婚(4)ファミリープランニングセミナー
フィリピン人と結婚(5) フィリピン人との結婚、その良さは?
結婚式の朝 |
フィリピンに滞在していれば一回や二回、結婚式に招待されることはあると思います。著者も数回、結婚式に参加しました。そこに参加、また自らもフィリピン人との結婚で経験したことで日本とは異なる点をいくつか紹介します。
招待されていなくても出席OK?
数年前、知人の結婚式に招待された時のこと。著者が行く予定の結婚式「ボランティア」で参加を表明した友人がいました。彼曰く、女性が1人エスコートなしでパーティに行くのは良くないから・・・とのこと。思わず、「君は招待されていないじゃないか」と突っ込むと、「フィリピン人ならば多めに人数を換算しているから大丈夫」とのこと。結局私についてきてちゃっかり招待客に交じりご飯を食べて、楽しい時間を過ごして帰っていきました。
もちろん、近年は招待状が送られ、それを受け取った人のみ参加するというケースも増えたと言われますが、「みんないっしょに」ということが重んじされているため、増えた分については、なんとかしてしまいます。
これが地方であれば、村の一大イベント?
知人100人に対して、その家族、友人、つまり新郎新婦が直接知らない人たちまで結婚式出席します。なので、実際招待した親戚・友人の人数×3、4は料理などを準備すると聞きます。フィリピンではこうしたパーティ(お祝いから、葬儀まで)を狙ってタダ飯を食べに行く人たちもいます。特に村で行う披露宴は、民家を開放して、あるいは家の庭を利用して食事が振る舞われるので、人数など数えておりません。
食事のあとは、カラオケとエンドレスの飲み会・・・
挙式・披露宴の費用は?
費用は、全部新郎新婦持ちです。つまりその数百人の食事代や、カラオケやパーティにかかる費用は彼らが持ちます。太っ腹!と言えば聞こえがいいのですが、結婚式の後の請求書を見て目玉が飛び出そうです。こうした費用を抑えるため、ジミ婚という人たちもかなりいますが、場合によっては、「ケチ」と陰口を叩かれることがあります。御祝儀はmustではない?
日本のような祝儀という風習はありません。なので気軽に人様の結婚式に参加するということもあると思います。祝儀の良さは、新郎新婦の負担減という経済的な事情であり、ここで本当に参加したい人とそうではない人が別れると思います。つまり祝儀にお金を出して惜しくないほど近しい友人(こういういい方をするといやらしいですが)とそうではない友人と選別されます。そして祝儀貧乏という現象が起こりずらい。
祝儀がないことの良さは勿論、経済的な理由を考慮せずともスケジュールが合い、一緒に祝いたい気持ちさえあれば式に参加が出来るということです。しかし、それでも多少の気持ちは包んでお祝いしたいものです。
シビルウエディング( Civil Wedding )って何?
市長、弁護士、牧師など権限のある人の立ち会いのもと、婚姻届にサインをしてもらい、結婚を登録する、法律上の婚姻の成立に重きをおいた挙式です。普段市政とは縁遠い人であってもこういう機会に行政の長と会えるというのは面白いものです。シビルの場合は式を挙げるということはしませんので、残念ながら立会いはしたことはありませんが、シビルを経験した友人は書類のサインだけではなく極めて普通に近い状況で誓いのキスを市長のオフィス等でしなければならないため何とも不思議な感じだと言っていました。
フィリピン人全体的傾向として、やはり教会での挙式に憧れがあるようです。しかし、教会での挙式は、経済的な理由の他、教会の教義を教えるセミナーへの参加等も義務化されており時間がない人には難しい他、できちゃった婚などの場合は(原則)、教会で挙式をあげられません。そのため、妊娠を機に結婚した姪っ子は、シビルウェディングでした。
結婚の手続きは以前のブログ、「フィリピン人と結婚」シリーズをご参照あれ。
関連ブログ
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