火事が多い月

ニュースを見ていると火事のニュースを見ます。3月から5月にかけてフィリピンでも火事の多い月で、1つの家が燃えだしたらすぐ隣の家も燃えてしまい、一気に火の海です。

なめる炎つい先日の3月23日、マニラのトンドでは200世帯が燃える火事がありました。0:40分ごろから燃え広がり6:30に消火されました。幸いなことに死傷者は報告されていません。火事の原因は現在調査中とのことです。2月下旬にはマカティの住宅街、などニュースにはならないまでもフィリピンの至る所で火災が報告されます。

火災で家屋は全焼したが、聖書が入っていた箱だけはきれいに燃えずに残っていたというのは何ともフィリピンらしいニュースですが、夏時期に多く報告される火災。




原因は、過剰に使用された扇風機などからの発火とキャンドルの炎などが多いと聞きます。フィリピンの夏は蒸し暑い上に気温は30度以上となることが多いため、気付かずも扇風機を24時間まわしっぱなしということもただあります。







古い扇風機長く使用した古い扇風機を24時間回しっぱなし、電気部品の経年劣化によるものと説明されており古くなった扇風機はモーターの潤滑油がなくなり、コイルがショートして火災につながる可能性があります。こうした火災は実は日本でも結構多く6年間で700件ほども報告されているそうです。そのため、回り方がおかしいあるいは、すぐにオンとならないなど通常とはことなる場合は整備してもらうのが良いそうですが、ここはフィリピン使えるものならと使ってしまうのだと思います。

また、電気の供給がない地域でのキャンドル使用による火災。不法定住地域に見られます。電気がないあるいは止められている中でキャンドルを使用。そしてそのままつけっぱなしにしてしまうことで、知らないまにカーテンに引火、皆密接に隣り合って生活しているためたちまち周辺の家々に広がります。

大切な命や家財を守るためにもちょっとした手間と費用を惜しまず、古くなった扇風機やエアコンのメンテナンスを怠らないでほしいと思いました。


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