自宅で作業も可能ながらも、子どもたちが多すぎてあまり集中できません。これがきっかけで、市営の図書館に、試しに行ってみることにしました。
以前、フィリピンの国立図書館に行った時、利便性の低さに少々がっかりした事がありました。そのため地方図書館にはあまり期待していませんでしたが、奮闘しており、のちに図書カードも作って、頻繁に利用する利用者の一人となりました。ラウル・ロコ(Raul Roco)図書館の概観 |
著者は、まだフィリピンに来たばかりの時にマニラの公共図書館でがっかりした経験があり、それ以降公共図書館からは足が遠のいていました。施設の不整備、資料の区分があまりなく薄暗く、少々がっかり。以来は、大学付属の図書館、あるいは私設の図書館以外は使わなくなりました。
しかし著者が住む街はマニラから数百キロ離れた町。公共の図書館以外の選択肢はありませんでした。しかし、実際はそれほど悪くはなかったです。
Wifiがある
図書館のカードを作るとwifiへのアクセスが可能となります。とはいうものの、実際は人のパスワードを使ってすぐにログインできるわけですが、一応作ります。スピードはそこそこ。
外国人も図書カードが作れる
そして、外国人である著者もメンバーになれます。50ペソを支払うと2年間有効のカードを貰えます。
ただし、発行に2カ月ほど要します。なぜそれほど日数がかかるのか?登録した内容を、マニラに送り、マニラでカードが発行されるから、とのこと。自動車のナンバープレートと同じ仕組みを持つことに、疲れましたが、致し方ない。
エアコン完備
エアコンがそれなりに効いている。
図書館の内部の様子 |
頻繁に停電(計画停電も含めて)するので、図書館が真っ暗でじめじめということもあります(笑)
そこそこ新書を購入している
以外にも予算を付けており、新書が時々購入されています。特に、パウロ・コエーリョの本がなぜか多い・・・その御蔭で、彼の本を購入せずにかなり読むことができました。
故ラウル・ロコ上院を偲んで
故ラウル・ロコ上院をしのんで・・・ |
ナガ市出身であるため、図書館は彼の名前になった他図書館の一区画は彼を偲ぶ展示がありました。生前好んで着たという花模様(アロハのような)シャツ、机、パスポートやカードまで展示されています。
ナガ市の行政を反映する市営施設運営
ナガ市の市政はクリーンで有名。市のウェブサイトも2003年、2004年とサイバーシティアワードなどをUNDPや国連経済社会局から受賞したそうです。入札などもプロセスがきちんとウェブ上に掲載されています。フィリピンの行政のサービスはものすごく遅い!そして時に部署をたらいまわしにされたりするケースが多いのですが、必要書類のプロセスが必要以上に遅い場合はクレームを入れることも出来るようになっている市民の窓口運営。そういう市政故にこうした公共の施設運営が出来るのだと思います。
スナックを売り歩くベンダー、籠の中はバナナキュー、 肉まんなど |
図書館の職員曰く、図書館内でも飲食可能だとか(汗)しかし、食べるにははばかられます。本は6冊まで1週間借りられます。
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