フィリピンの楽しみ方?ーガイドブックには載ってないプチ観光

フィリピンの美しいビーチが楽しめる、ボラカイ、セブ、エルニドなどが観光のメインコースになると思いますが、陽気で、話好きで、歌や踊りを楽しむ旅もよいのではないかと思います。少々、地味かもしれませんが、ガイドブックに載っていないフィリピン、楽しみ方・・・はあるのか、検証してみました。

エレベーターガール

アルジャジーラのニュースで、フィリピンのオロンガポ市のエレベーターガールが地元の人に受けていることがニュースになりました。彼女を有名にするきっかけは、口コミとYoutubeに投稿されたビデオ「SM OLONGAPO (VIRAL) FUNNY ELEVATOR GIRL」。

日本のデパートにエレベーターガール/ボーイなる職の人がおり特に何か新しいサービスというわけではないのですが、彼女の場合は時に歌い、お客さんに顔を向け、限られた空間でお客さんに必要な情報を与え、楽しませるようです。オロンガポ市はマニラから2~3時間で、アメリカのクラークの空軍基地のすぐ近くです。そちらの方面に行った時には是非立ち寄ってみたくなりました(笑)彼女に一目会うためにオロンガポに行こうとは思いませんが、話題の彼女に会えたら面白いなぁなどと思ったりします。(ビデオは2013年のGMAニュースから)
(https://www.youtube.com/watch?v=5dYXxfxDsas)

地元のマーケットに足を運ぶ

マーケットなどに行くと、地元のおじちゃんやおばちゃんがいます。お仕事でお忙しいですが、商品(果物)などを購入しながら、話を聞くのもよいと思います。その場合は簡単なタガログ語を覚えておくと話がはずみます。

地元のおじちゃん、おばちゃんも英語は話せますのでご心配なく。また、フィリピンのコンビニサリサリストアを利用してみるもの良いと思います。

関連ブログ「マーケットへ行こう!-フィリピンのローカルマーケットを楽しむ

ローカルのバーでライブを楽しむ

また、地元の人が音楽を楽しめるようなバーなどには、音楽好きの人が来ており、音楽を楽しみながら地元との人と会話を楽しめる雰囲気があります。おススメのバーはケソン市の「My Brothers Mustache」。週末は、地元ミュージシャンがコピーから自ら作詞作曲をした曲を披露します。仕事の同僚と訪れた時は、たまたまフィリピンのアコースティック界では有名なアーティストが来ており、同じテーブルで話に花が咲きました。
アコースティックは自分の音楽のテイストではないと言われるかもしれませんが、生活の大変さ、フィリピン人の誇りなどを基本的にはかなり難しいレベルのタガログ語で歌いあげ、著者には歌の内容が理解できませんでしたが(汗)それでも訴えるものがあり、聞きごたえがありました。音楽の後に話が弾んだことは言うまでもありません。

ホビット

近年ジワジワ有名になってきたHobbit House。何がホビットなのか、なんてことはない従業員たちは、小人症の人たち。様々な理由で身長が大人となっても低いままの人たち。フィリピン社会で何かと差別に曝されている彼らに雇用があることはいいのですが、自らをアトラクションの一部とすることがあまりに先鋭的で海外のメディアにも取り上げられています。こちらでも、もちろんライブミュージックが楽しめます!

関連ブログ「フィリピンのフォーク音楽を楽しむならーMy brothers Mustache
ゴーゴーバーばかりがフィリピンの夜遊びの場じゃない!The 70's Bistro - ラブ&ピースなバー

踊る○○

ラッキーであれば、踊るトラフィックオフィサーに出会えます。この映像は、週末に買い物にいったデパート前の交差点で交通整理をするトラフィックオフィサーの様子です。

以前見かけた時にはどこかに設置しているスピーカーからマイケルジャクソンなどの音楽が流れてきており、そこからの音楽に合わせて踊りながら交通整理をしていました。今回は音楽がなく完全に雰囲気を伝えることができず残念。

また、踊る客室乗務員はガイドブックにはないアトラクションですが、そうした機体に乗り合わせられるかは運なのでしょうか?今は、禁止されているようですがyoutubeで「Cebu Pacific FAs dancing」で検索すると出てきます。

踊る服役囚はセブの「Cebu Provincial Detention and Rehabilitation Center」にて公開されており、これは有名です。殺人、強盗、レイプなどを犯した服役囚が踊っているのは日本人の感覚からすると、反省の念が足りないように思われますが、それもリハビリの一つとし、さらにマイケルジャクソンのビデオにも登場したということで、複雑ながらも地元には好意的に受け入れられているようです。

踊りと言えば、著者の住んでいた場所から徒歩5分の距離にある中規模のスーパーマーケットでは、なぜか時間になると店員が集まり踊りはじめ、ちょっとした人垣ができます。売り場に居る時以上に生き生きしている気がするのは気のせいでしょうか?

関連ブログ「ダンス、ダンス、ダンスーフィリピン人は踊る

ローカルアーティストのアートギャラリー

アートはヨーロッパ!と思われるかもしれませんが、フィリピンアートも盛り上がりつつあります。フィリピンアートはモダン、独創的で、時にカラフルで、時にアニメ的で、アートがよくわからないという人も楽しめます。マニラ地域にはアートビギナーでも楽しめる、ローカルのアートギャラリーがいくつかあります。ギャラリーは基本的には無料です。

おススメの一つは、ボストンギャラリー(The Boston Gallery)。一軒家がそのままギャラリーになっています。ちょっと雰囲気を観てみたいという場合には良い場所です。

フィリピンアートをもうちょっと時間をかけて楽しみたいという場合はPinto Art Museumがよいでしょう。こちらは有料かつ、マニラ郊外となりますが、敷地全体がアトラクションです。雰囲気がよく、遊び心満載でおススメです。

関連ブログ「フィリピンのアートギャラリーを歩く(3)ボストンギャラリー(The Boston Gallery)
Pinto Art Museum (ピント・アート・ミュージアム)フィリピンの現代アート美術館

メインの観光地の他、東南アジアの他の国ではあまり見られない“プチ観光地”もスケジュールに入れてみるのもよいかと思います。ただ、ぶらりと歩いていてもちょっとした発見があり、何か真新しいこと、面白いことに出会うと嬉しい気持ちになります。

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