フィリピン: ケソン市からニノイ・アキノ国際空港ターミナル3(NAIA3)までの道 - タクシーを使わずに空港へ行く(1)


フィリピンの空港は、他の主要ASEAN諸国のように空港から電車でのアクセスがなく、渋滞もひどく、ぼったくりタクシーの宝庫で行くだけで気が滅入ります。特に、空港に向かうため、タクシーを拾うとメーターを使わないと言いだす始末。そして、最終的には「じゃ、君のタクシー使わないよ!」と怒って下車する場合もしばし。

ブログ「これだからマニラのタクシーは乗りたくない!と思う瞬間」
ブログ「フィリピンの滞在を楽しむには(2) :マニラでタクシーを上手に使う 」

タクシーの感じの悪さと言ったら、フィリピン人もがっかりの状況。UBERやGRABなどの導入もあり、サービスと正直さでタクシーをしのぎ始めた昨今ではありますが、こんな状況に抗うべく、提案したいのが「公共交通手段ONLYでニノイアキノ国際空港、今回はターミナル3(通称NAIA 3)に行くこと」。

ブログ「フィリピンの滞在を楽しむには(3) :マニラに到着、空港はどんな場所? 」

実は、私は一人旅の場合はタクシーを使いません。ジプ二ー、トライシクル、電車、バスを使います。時間はそれなりにかかるので、急ぐ時には向いていませんが、それなりに楽しいものです。先日試した、ケソン市~マニラのターミナル3までの道、まとめてみました。

ジプ二ーで高架鉄道の駅まで行く

最寄りの高架鉄道行きのジプ二ーをとめます。ジプ二ーの路線が書いてある小さい表示を再度確認。スーツケースは20キロとちょっと。ジプ二ーに乗り込む時にはひと仕事ですが、ジプ二ーの入り口周辺に座るお兄さんに手伝ってもらい、中に押し込みながら自らも乗り込みます。

ジプ二ーで移動中



私のスーツケースが導線をふさいでしまうので、ジプ二ーの奥に入れるのですが、私の陣取った席から遠いので、スーツケースの近くに座ったお兄さんが手を添えて、滑らないようにしてくれています。

そのお兄さんの隣に座っているおじさんの鶏ケースが気になります。運転手さんに行き先を告げ、乗車賃を支払います。距離は4キロ以下と短いので初乗り運賃の8ペソのみ。

降りる時も、親切なおじさんにスーツケースを下すのを手伝ってもらいました。

ブログ「フィリピンの滞在をたのしむには(1):ジプ二ーを乗りこなす」

高架鉄道に乗り込む

次は高架鉄道。幸いにもエスカレーター、エレベーターともに作動中ということで、スーツケースをおいこら階段を運ばずすみましたが、荷物検査は厄介。



フィリピンの鉄道は、持ち物検査をします。なので、その慣習にならいスーツケースを警備員さんの前でOPEN。そのために・・・というわけではありませんが、あらかじめ、細かいものは小分けにして、開け閉めしても落ちないように準備しており、検査もスムーズに終わりました。
フィリピン高架鉄道のカード

ちなみにフィリピンの高架鉄道には2フィート×2フィート以上の荷物は持ち込めません。2フィートは、61センチほど。私のカバン、車の部分を入れるとオーバーなのですが、持ち込みを許してもらえました。

高架鉄道に運び込まれたスーツケース
ちなみに、電車の利用は、EDSA通りの渋滞を避けられるため、おすすめの交通手段ですが、平日のラッシュアワーの利用はおススメしません。
時間はかかりますが、ケソン市のFairviewからでているバスの「MIA」行きが空港(ターミナル1とターミナル2)まで行くバスです。

ケソンアベニュー駅から終点のタフト駅まで28ペソ。
電車料金の計算は、http://mrt3.com/index.php/menu-fare-tickets.htmlを利用するのが便利です。



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