観光省への提言
フィリピン関係者として、もし観光省の偉い方とお話できる機会があったら言いたいこと。訪問する外国人の声を聞く！
現在、フィリピンを訪問する観光客は、韓国、アメリカ、中国、日本、オーストラリア、カナダ、台湾、イギリス、シンガポール、インドの順に多いのですが、今後もそれらの国から安定した観光客誘致を狙うのであれば、彼らの視点も聞く。観光客をインタビューしている様子は感じられませんが・・・何らかの形で彼らの視点を吸い上げる必要があるのではないでしょうか。
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| ショッピングモールや混雑する場所に配置される警察官、観光客のサポートのためなのだとか。 ありがたいけど、利用している外国人を今まで見たことがありません。 |
交通手段の改善+報告システムを作る
これには根本的な改善がひつようなため、観光誘致のためだけで交通手段の改善はできませんが、せめてぼったくりタクシーにたいしての報告システムを作る、ペナルティを科すことが必要かと思います。
タクシーで怖い目にあった、嫌な思いをしたというのは外国人だけではありません。フィリピン人もしかりです。なので、UberやGrabなどが頻繁に利用されるようになったのですが、もちろんアプリケーションを使わない人、高齢者層などにはまだまだタクシーの需要は高いのが事実。
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| 空港を走行中のタクシーのイメージ |
ブログ「タクシーはもうやめた！UBERとGrabを使って快適便利なマニラ移動」
地図の配布
観光化に成功している国は観光客が利用しやすい美しい観光マップを無料で配布しています。印刷した紙媒体の配布はお金がかかりますが、そのばあいはアプリなどで配布できるような仕組みを作ったらよいのではないでしょうか？
以前空港で小さくて、ものすごく簡略化されたマニラの地図が配布されていましたが、簡略化されすぎて全く役に立ちませんでした。
また、近年配布されるようになったフィリピンマップ(以下写真)も全体図しかないため、いいお土産になっても現地での活用価値はゼロ。全国マップではなくて、各地域マップが各都市のお土産やなどで入手できるとよいと思います。
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| フィリピンの全体マップ 部屋に飾っています。お土産としてはＯＫなマップですが、 これを空港などで配布されても使い方に困ってしまいます。 ちなみに、イラストレーターのトレースの太さが違う！ |
フィリピンならでは！を徹底的に錬る韓国からの観光客が多い理由の一つは、韓国系の語学学校があるためです。アメリカ人が多いのは歴史的つながり、そして米兵の存在の故、家族が訪れます。また、アメリカ国籍となった親族の来比。
残念な話、フィリピンならでは！の理由でフィリピンを訪問する人はあまり聞きません。フィリピンでのみみられるもの、イフガオの棚田、ビガンの歴史地区（東洋と西洋の文化が合流した建物、街並みが美しい）、ビーチリゾートなどでしょうか。
そして何と言っても英語が通じることが大きな強み、そしてフィリピン人の親切さとアプロ―チのしやすさ。（異様な親切心は時に犯罪とリンクしていることもあるので要注意ですが・・・基本、フィリピン人はとても親切です。）
プロモーションビデオ見てね :)
It's more fun in the Philippinesは軽快で、私はフィリピン観光省の久々のヒットだと思っています。以前はWowフィリピンだったので（笑）、これは私も自分のSNS上でシェアした記憶があります。音楽と映像がマッチしていて、いいとこどりなビデオだけど、フィリピン初心者にはなんだか盛りだくさんでごちゃごちゃしている感も。旦那の友人がビデオの中盤に出て踊っています。
今年2017年初頭に新しいプロモーションビデオがリリースされ、こちらオランダでも時々見ます。新しいプロもビデオはAnak（こども）。
落ち着いた、味わいあるコマーシャルに美しい自然。けど、フィリピンのドラマのような作りが気になり、正視できない私（汗）。
Tourism Philippinesのyoututbeチャンネルでもビデオ見られます。いずれにしても、政権の麻薬政策を言い訳にせず、頑張ってほしいです。はい。
参考リンク
Why blame the media? フィリピンInquirer
http://opinion.inquirer.net/102775/why-blame-the-media
フィリピン観光省（日本）
http://www.premium-philippines.com/index.html
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