猫と過ごすスイスチューリッヒの年末年始―猫話

チューリッヒの猫のレオ君との生活も4日目。彼も私という人間の存在に慣れてくれて、というか私がレオ君という別の種と生活することに徐々に慣れてきました。猫と生活したのは、大学院時代のホームスティ以来です。

そして初日がひどかった、猫アレルギーもおさまってきました。猫好きなのに、猫アレルギーというこの悲しさ、嗚呼。しかし、鼻水とくしゃみはまだ続いています。そのため、まめに掃除機をかけることに。

猫のレオ君を見ていて不思議に思うのが、その生活スタイル、意思表示の仕方。そして疑問に思うのが私をどう思っているのか。少なくとも敵とは思っていないようで、心も許してくれているようだけど、いったいどうなのだろうと気になっています。

好奇心いっぱいの猫
猫のレオ君と遊んでいます。興味津々な目をしています

レオ君観察

帰宅時のレオ君

「にゃごにゃご」いいながら、私のもとに一直線。なので、私も猫語に負けず「おかえり、レオ君」と一声。さらに「どこに行ってきたの」と聞くと、無視されます(汗)。数回ぐるぐる私の椅子の周りをまわり、すりすり。頭をなでなですると、喜びます。

ちなみに、このレオ君はお腹を触られるのがいやで、頭のあたりを触ると喜ぶそうです。嬉しいと、ごろごろ言いますが、そうなると最後、レオ君は私を解放してくれません。「もっとなでてくれ」と要求します。

夕食(餌)のアピール

夕方にレオ君専用ご飯をあげるように言われているので、時間をひとまず守っています。しかし、ヨーロッパの冬の夕暮れは早く、日が暮れると夕食アピール。「夕御飯の時間だよ~用意してくれよ~」と言っているように聞こえます。キッチンにレオ君食事スペースがあるのですが、その方向に行こうものなら、期待してついてきます。しかし、心を鬼にして、6時まで待たせます。

お尻を向ける、しかも顔の前

お尻を高くして、私の顔に向けてきます。いや~私、匂いは分からないんだけどね。専門家いわくご挨拶してくれているのだとか。猫族の習性なのですね。

かまってくれアピール

私がこうしてパソコンの前でメールの返信や、仕事をしていると、パソコンの前に立ちはだかります。そしてその後は行ったり来たり。
しまいには、書きものの上に座り込み。なでなですると、ごろごろと喉をならして目をつぶります。止めると、またパソコンの前に立ちます。
「パソコンになぞ向かってないで、遊んでくれよ!」「なででくれよ」というかまってアピール(汗)

パソコンもいいけど、僕と遊ぼうぜ!パソコンの前に立ちはだかるレオ君

しかし、私もやることが・・・と書き始めると、ノートの上にドスンと腰をおろし、リラックス。 その後30分はノートの上

しまいにはパソコンをタイプする腕に乗っかり、動かない。
腕にのって動かない、猫
腕にのって動かない、ネオ様

仕事はさせない・・



ふみふみ

気になるのが、ふみふみ。ひとしきり私の作業の邪魔したあと、私の脚に乗ってふみふみ、ごろごろと喉をならしています。なんだかマッサージしてくれているみたいで、見ていてその一生懸命ぶりに癒されます。

乳腺をふみふみして、母乳をもらっていた幸せな子猫の時期を思い出しているそうです。また、安心する効果が得られ睡眠導入に繋がると聞きます。ということで、ひとしきりふみふみしたあとは、ソファでゴロン。

よく寝る、しかし・・・

気がつけば寝ています。夜も基本的には、一緒に寝ています。人間の2倍ほどの睡眠時間、子猫で19時間、成人した猫で14時間ほど。猫はもともと狩りをしていたので、獲物にありつけるまで体力を温存すべく、寝ていると、専門家はいいます。

猫の睡眠は70パーセントは浅い眠り、30パーセントが深い眠り。睡眠の質を高めることで、猫君の寿命が長くなるのだとか。ということで、眠っているときはそっとしておきます。そして、この時間でじっくりパソコンに向かえます。

ただ、時にレオ君の目覚めがよく、眠っている私の枕元に立っていたり、ときにおでこをざらざらの舌でべろべろ舐められたりします。「もっと寝かしてくれ~」と懇願する私に容赦のないレオ君。

ベッドでゴロン、こうなると起きない。


べろべろ攻撃

早朝、べろべろとなめられ起こされます。今日は、毛づくろいしてもらいました(笑)。仲間と思ってくれているのでしょうか。しかし、ざらざらの舌はなんともえぐい。男の子で、甘えん坊の猫君の愛情表現だと聞きます。嬉しいけど、ちょっと勘弁。

実はこの年末年始は、旦那とは別行動。一人でゆったり・・・と思いきや、レオ君というかなり甘えん坊な猫君と過ごすことになり、ある種旦那に対する以上に気を遣っている自分がいます。

レオ君にかける優しさを、旦那にも振り分けてあげないとと思う今日この頃です。

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