平和と正義の都市、そしてコスモポリタンな街ハーグでは、「The world in your classroom」というプログラムがあります。
ハーグあるいは周辺都市在住のボランティアを募り、ハーグ市内の高校で出前授業を行うプログラムです。一応簡単なオリエンテーションがあり、それを経てボランティアと希望する学校のマッチングが行われ、派遣され、講義を行います。
オリエンテーションでは、出前講義をしたいと希望する外国人に対して、オランダの教育システム、授業の組み方などを3時間ほどで教えてくれます。
オランダの教育システムについては本を読んである程度は知っておりましたが、おさらいも兼ねてレクチャーがあり、学校の雰囲気・生徒の様子などを教えてもらい非常に助かりました。
オランダの教育システムは小学校(basisschool)までは義務教育です。その後、全国共通試験の成績、学校の成績や先生の観察などから、先生が生徒がどの学校に行くのがよいのかを推薦します。
小学校後の進路は以下、①職業的中等教育(VMBO)②高等一般教育(HAVO)③大学準備中等教育(VWO)
5年間の教育で、これを修了するとアカデミックレベルの教育にアクセスができる。
それらを終えての進路は以下
職業大学いわゆるポリテクニック、理論を学ぶが、実践を重視する。修了者は、学士の資格を得て、そのまま働くこともできるが、(1年の修士準備を経て)、修士課程に行くことも可能。
リサーチユニバーシティともいわれ、VWOを修了していれば希望者全員無試験・無選抜で可能。しかし、人気のある医師などの場合は選抜となる。
私は、上記のVWO第宅準備中等教育機関に送られ、地理の時間中「日本とオランダの歴史」について簡単な講義をしました。生徒は、14歳のバイリンガル学生のクラスでした。優秀な学生たちで、英語で授業を受けており、簡単な英語で話す必要がないほどでした。久々の授業で、ドキドキ反面かなり嬉しくて、また教壇に戻りたいと少しばかり思ってしまいました。
授業は45分と短く、簡単に自己紹介、講義内容の紹介のあと、日本の概略、そして本題という形をとりました。本当は、日本とオランダの関係に焦点をもう少しあてた講義をしたかったのですが、担当の先生の希望―日本の簡単な紹介―をしてほしいという要望を受けての講義構成です。
学生が退屈しないように、クイズやら、在オランダ日本大使館から浴衣などもお借りし、デモンストレーションも入れました。テレビではよく見るであろう、着物(実際は浴衣)が着られて、見られて、喜んでもらえました。
ハーグ在住者にはいろんなボランティアの機会があります。実際、探そうと思えば、カトリック教会系のボランティア、難民施設のボランティア、ラジオ番組のボランティアなどなど。ただ、ボランティアの定着率の程は実際わかりません。
しかし、この活動のミッションは明確で、短期、そして反応がわかりやすいので、やりがいがあると思います。是非、ハーグあるいはハーグ周辺にお住まいの方、おためしあれ。
ウェブサイト: http://www.theworldinyourclassroom.nl
ハーグあるいは周辺都市在住のボランティアを募り、ハーグ市内の高校で出前授業を行うプログラムです。一応簡単なオリエンテーションがあり、それを経てボランティアと希望する学校のマッチングが行われ、派遣され、講義を行います。
オリエンテーションでは何をするのか?
オリエンテーションでは、出前講義をしたいと希望する外国人に対して、オランダの教育システム、授業の組み方などを3時間ほどで教えてくれます。
オランダの教育システムについては本を読んである程度は知っておりましたが、おさらいも兼ねてレクチャーがあり、学校の雰囲気・生徒の様子などを教えてもらい非常に助かりました。
オランダの教育システム
オランダの教育システムは小学校(basisschool)までは義務教育です。その後、全国共通試験の成績、学校の成績や先生の観察などから、先生が生徒がどの学校に行くのがよいのかを推薦します。
小学校後の進路は以下、①職業的中等教育(VMBO)②高等一般教育(HAVO)③大学準備中等教育(VWO)
①職業的中等教育(VMBO)
4年生の教育で、一般教養のほか、職業訓練も兼ねて行われる。②高等一般教育(HAVO)
オランダの教育システム 引用:http://www.freedutch.nl/node/45 |
③大学準備中等教育(VWO)
6年間の教育で、高等教育に向けた準備を行う機関。それらを終えての進路は以下
①中等職業教育機関(MBOmiddelbaar)
MBOにもレベルがあり、簡単な職務をこなせるレベル1から、管理職を目指すレベル4まであり、レベル4修了者はHBOへの進学資格を取得できる。
②高等職業教育機関(HBO Hoger beroepsonderwijs)
職業大学いわゆるポリテクニック、理論を学ぶが、実践を重視する。修了者は、学士の資格を得て、そのまま働くこともできるが、(1年の修士準備を経て)、修士課程に行くことも可能。
③研究大学(WO wetenschappelijk)
リサーチユニバーシティともいわれ、VWOを修了していれば希望者全員無試験・無選抜で可能。しかし、人気のある医師などの場合は選抜となる。
学校で講義
私は、上記のVWO第宅準備中等教育機関に送られ、地理の時間中「日本とオランダの歴史」について簡単な講義をしました。生徒は、14歳のバイリンガル学生のクラスでした。優秀な学生たちで、英語で授業を受けており、簡単な英語で話す必要がないほどでした。久々の授業で、ドキドキ反面かなり嬉しくて、また教壇に戻りたいと少しばかり思ってしまいました。授業は45分と短く、簡単に自己紹介、講義内容の紹介のあと、日本の概略、そして本題という形をとりました。本当は、日本とオランダの関係に焦点をもう少しあてた講義をしたかったのですが、担当の先生の希望―日本の簡単な紹介―をしてほしいという要望を受けての講義構成です。
学生が退屈しないように、クイズやら、在オランダ日本大使館から浴衣などもお借りし、デモンストレーションも入れました。テレビではよく見るであろう、着物(実際は浴衣)が着られて、見られて、喜んでもらえました。
ハーグ在住者にはいろんなボランティアの機会があります。実際、探そうと思えば、カトリック教会系のボランティア、難民施設のボランティア、ラジオ番組のボランティアなどなど。ただ、ボランティアの定着率の程は実際わかりません。
しかし、この活動のミッションは明確で、短期、そして反応がわかりやすいので、やりがいがあると思います。是非、ハーグあるいはハーグ周辺にお住まいの方、おためしあれ。
ウェブサイト: http://www.theworldinyourclassroom.nl
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