オランダ語学習:授業はどんな感じ?

授業初日から、緊張しました。何せ、私一応中級に位置するコースに出席しているからです。中級のクラスがどのように行われているのか。

スケジュール
クラスのスケジュールは2パターンです。午前、あるいは午後。午前は朝9時~昼の12時20分。午後は1時から4時20分。うち、15分程の休憩が入ります。
このスケジュールは2日ごとに変わります。2日間午前スケジュールだった場合は、次の2日間は午後スケジュールとなります。

その授業の中で、レクチャー、会話、アクティビティなどが盛り込まれています。

会話重視
合宿にみな参加するくらい熱心にオランダ語に取り組んできている人たちなので、事前に参考書やCDでかなり勉強してきています。しかしながら、自国ではオランダ語をネイティブとする人たちに遭うことは出来ず、練習は全くできません。なので、会話重視です。

会話が得意な人とそうでない人がいますが、そんな人たちが練習して一体上達できるのかと思われますが、クラスメートたちからも非常に多くを学べます。また、先生が終始回っており、質問があればその都度答えてくれる環境にあります。
会話の練習

会話重視の一環として、授業にはアクティビティが盛り込まれています。例えば、Wat vind je van...?/ Hoe vind je...? 日本語では直訳しずらいのですが、日本語では「...をどのように見ましたか/思いますか/感じますか」、答え方としては、Ik vind ... を形として習いましたが、それを元に自分で質問を3つ書いて、パートナーを探して、それらを質問します。

私の書いた質問は、「Hoe vind je terreuraanslagen in _______________?」 ________ でのテロについてどう思いますか。それに対して、オランダ語で簡単に「悲しい」「信じられない」など答えた後、更になぜそう思ったのか?など答えを続けます。

また、オランダ語で方向を習った時には、実際にネイティブのオランダ人に道を尋ねました。まず、週末の活動プランを考えます。私のチームは、ヴェステルボルク通過収容所が宿泊場所から近いので(10キロ圏内)、なのでそこに行くという計画を立てて、そのあとに研修施設の受付けへ行き、行き方を尋ねます。
受付にあるオランダ語のパンフレットを真剣に読むクラスメート

まず、「Mag ik u iets vragen? (お尋ねしたいのですが・・・)」と会話をはじめ、「Ik zoek...(...をさがしています)」と聞くと、受付の人は「U gaat hier rechdoor...」ここをまっすぐに行って・・・という具合に答えてくれます。

道を尋ねるクラスメート

時に歌も歌います。
歌なんて、自分で歌えるさ!と思うかもしれませんが、単語などはオンライン辞書に載っていない言葉(スラングや独特の言い回し等)もあるので、先生がその都度説明してくれます。
オランダ語の歌を練習するクラスメート



私は単語力がないので、会話の練習中言葉に詰まったり、勝手に単語を作ったり(笑)していますが、こうしたアクティビティを通じて、オランダ語を使っての会話に慣れて行きます。

リスニング
先生の説明は基本はオランダ語です。ただ、皆が分からなければ、英語でも多少フォローしてくれますので、完全に授業についていけないということは、もちろん元々のレベルによりますが、そういうことはありません。

ただ、アクティビティのインストラクションはオランダ語なので、いやでも集中しないといけません。必要があれば、集中して理解しようと頑張って聞かざるえないので、徐々にリスニング力はつきます。

ただし、先生は基本的には気持ちゆっくり話してくれるので、このスピードに慣れてしまうと、通常の会話が聞き取れないかも・・・そういう時は、教科書のCD等を利用するのがよいと思います。
ゴッホの絵をまねる

文法
これは、分かることを前提にすすめられますが、重要な事項は確認のため説明してくれます。例えば、過去形と過去完了形の違いは英語と異なります。また、分離動詞などはオランダ語特有で、通常の文と過去完了形でも異なりますので、そのあたりを生徒たちの確認のため、説明してくれます。
文法確認のためのワークは、宿題として出されます。翌日の授業で、ワークの答え合わせをし、また質問がある場合は答え合わせの時にします。

文法は会話で、重要な要素。宿題でしっかり理解をして、会話の表現の幅を広げていきます。






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