2014年9月27日の御嶽山噴火のニュースは、ここフィリピンでも報じられました。それをさかのぼること2週間ほど前の9月15日、円錐形の美しいビコール地方の有名なマヨン山も活発に活動しはじめ、2から3へ警戒レベルを上げました。
マグマが火口に見え、数週間中に噴火する恐れがあるとして、永久的に危険区域とされる6キロ、また火山南東の7キロを更なる危険区域として加え避難地域としました。想定される火山からの落石などによる被害を防ぐことが狙いです。
近隣の町の住人12,000人が避難指示を出された9月16日には30数回の落石が記録、9月17日には溶岩が火口から流れ出しています。
先月の8月15日にビコール地方のマヨン山の噴火の恐れから6キロ圏内の危険地域に住む6万3千人の住民が避難所に避難をして既に40日が経とうとしています。
避難時の警告レベルは数週間以内の噴火が予測されるというレベル3、現在の所大きな噴火がないまま数週間が経過していますが、そのレベルは下げておらず、警戒を続けています。避難民は現在も避難所生活を強いられています。
毎日の活動が通常通り行えない困難が想像できます。経済活動が土地と結びついている農民などはなおさらで、また学校に通う児童などにも影響がでています。
避難民が生活する場所は、小学校などの公共の施設。そのため通常通りの授業が行えない学校もあり、影響は避難民の子どもたちだけではないようです。
現在は試験後の短期休暇中のところ、避難所として使用している学校などではフィリピン教育省が指定する年180日の授業日数をクリアすべく補講が行われています。
そうした困難な状況から、USAIDや公衆衛生に関わる用品の配付、国際NGOなどが安全な飲み水を確保できるようにと支援活動が展開されています。
マヨン山があるアルバイはお隣の州ですが、ご近所のこととして、ナガ市内の学校では衛生に関する用品(生理用品、歯磨き粉、洗濯石鹸、歯ブラシ等)を生徒に呼びかけ、学校、そして市が回収し、再度パッキングし直して送るという作業が行われていました。
火山噴火しないと良いのですが・・・という心配をしても起こるときは起こってしまう自然災害。
外務省の海外安全のホームページには以下のことが書かれていました。
ビコール地方にお越しの際は現地情報をアップデートしてくださいませ~
マグマが火口に見え、数週間中に噴火する恐れがあるとして、永久的に危険区域とされる6キロ、また火山南東の7キロを更なる危険区域として加え避難地域としました。想定される火山からの落石などによる被害を防ぐことが狙いです。
近隣の町の住人12,000人が避難指示を出された9月16日には30数回の落石が記録、9月17日には溶岩が火口から流れ出しています。
先月の8月15日にビコール地方のマヨン山の噴火の恐れから6キロ圏内の危険地域に住む6万3千人の住民が避難所に避難をして既に40日が経とうとしています。
避難時の警告レベルは数週間以内の噴火が予測されるというレベル3、現在の所大きな噴火がないまま数週間が経過していますが、そのレベルは下げておらず、警戒を続けています。避難民は現在も避難所生活を強いられています。
ビコール、ナガ市庁舎に集められたフィリピン、マヨン山火山による避難民支援物資 |
避難民が生活する場所は、小学校などの公共の施設。そのため通常通りの授業が行えない学校もあり、影響は避難民の子どもたちだけではないようです。
現在は試験後の短期休暇中のところ、避難所として使用している学校などではフィリピン教育省が指定する年180日の授業日数をクリアすべく補講が行われています。
支援物資は日常使用する、洗濯石鹸、歯ブラシ、生理用品など |
そうした困難な状況から、USAIDや公衆衛生に関わる用品の配付、国際NGOなどが安全な飲み水を確保できるようにと支援活動が展開されています。
マヨン山があるアルバイはお隣の州ですが、ご近所のこととして、ナガ市内の学校では衛生に関する用品(生理用品、歯磨き粉、洗濯石鹸、歯ブラシ等)を生徒に呼びかけ、学校、そして市が回収し、再度パッキングし直して送るという作業が行われていました。
火山噴火しないと良いのですが・・・という心配をしても起こるときは起こってしまう自然災害。
外務省の海外安全のホームページには以下のことが書かれていました。
【噴火した際の注意事項】
(6)報道及び関係機関から最新の情報収集を行う。
(7)当局の指示に従い速やかに行動する(状況に応じ自動車の運転は控えるなど)。
(8)火山が爆発した際に降り注ぐ火山灰が,健康に与える影響(特にぜんそくや気管支炎,肺気腫又は深刻な心臓疾患)も考慮し,ゴーグル,マスクを着用する。
(9)家屋内の火山灰の流入を減らすため,可能な限り,常に全てのドアと窓を閉める。
(10)火山灰は,雨を含むと相当の重さとなり,屋根がその重さに耐えられず,屋根又は家屋が崩壊するおそれがあることに注意する。
(11)被災地では,物資供給不足,各交通機関や電話等の通信網も混乱していることが予想されるため,被災地等へ戻る場合には,情報収集を行いながら検討する。
ウェブサイトhttp://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2014C333 より
ビコール地方にお越しの際は現地情報をアップデートしてくださいませ~
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