フィリピンの田舎町で:日曜のサイクリング


かねてから旦那と約束していたサイクリングへ。なんてことはない、近所を早朝ぱぱっと自転車で回るという程度のもの。
 しかし、個人的には他の町内を見て回るのは見慣れている光景ながらも、人々の生活が見えて結構面白かったりします。

今日は天気も良かったので、収穫した籾付きのお米を天日で干している人たちをかなりの数、見かけました。

また。子どもたちは非常に元気。ストリートは彼らの遊び場ですので、日が照りはじめる前の午前中は石けり、ゴム飛び、鬼ごっこなどをしてワイワイと楽しんでいます。

田舎の方に行くと、子どもたちが素足というのが結構普通だったりします。近所を出歩くのに、わざわざサンダルなど履きません。

耳が遠いのか、こちらの年配のおばさんがたかなりの大声で話しており、どなっている/怒っているようにすら聞こえます(汗)

公道だけど、洗濯ものが・・・・
街の作り方もかなり興味深いです。ここは他のスペインに統治された土地と同じく、街の中心には必ず教会があります。教会の前には広場という具合になりますが、この周辺はその限りではありません。

フィリピンでい一番若い州知事のポスター、25歳なり
中心のバランガイセンター(バランガイはフィリピンの最小の行政単位、ここでは町内会としておきます)、お店の数数軒と言う市場、ガソリンスタンドがあり、プロパンガスなども売っています。

途中、公道なのに洗濯ものが干してあったり・・・そもそもお米を乾かしているのも、公道なんですけどね。

フィリピンで一番若いというこの州の知事のポスターを発見。
当選時は23歳。現在は25歳というミゲル知事。おじいちゃんの代から政治家、という典型的政治一家。

ミンダナオで20代の州知事に会ったことがあります。その彼の家は妹は国会議員(やはりミンダナオで会いました)、お母さんも政治家、もちろん、おじいちゃんもお父さんも・・・・若かろうと、代々政治家だろうと、きちんとした汚職のない政治をしてくれればそれでいいのです。

ただ、一族で独占というのがなんともいえません。
若き日の政治家としての信条を忘れないでほしいと心から思います。

何か特別すごいものを見たというわけではないのですが、近隣の町を自転車で回りながら旦那の描いている故郷と言うものがなんとなく分かった気がします。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿

Subscribe