フィリピンのエンタメ 文化

フィリピンの人気テレビ番組～Pinoy Big Brother（ピノイ・ビック・ブラザーズ）

Pinoy Big BrotherはフィリピンのABS-CBNのリアリティショー。2005年から続いている人気番組。オーディションを受けた男女が番組が提供する建物一定の期間（100日間ほど）、生活します。

ケソン市のPinoy Big Btother'sの行われている実際の家屋/撮影場所

フィリピン滞在者なら恐らく一度は聞いたことがあるであろうPinoy Ako♪(ブログ「ダンスとフィリピン人」をご参照ください)はこの番組のテーマソング。宇宙戦隊ノイズという日本のバンドがカバーしています。

生活中は、外界との情報はシャットアウトした環境で男女数人が生活し、それを視聴者が観て楽しむという番組の作りは単純、しかしいろいろな方法で揺さぶりをかけ、視聴者と参加者をもはらはらさせます。

ビックブラザーと言われる（声のみ）男性から与えられるいろんな課題がよりドラマチックな作りにする要素です。

課題はゲームであったり、時にはヌードのモデルになるかと参加者に問い悩ませたり、何かをチームで作らせたり、踊らせたり・・・。課題を果たせなかった場合は、罰ゲームがあります。また、いきなり有名人が訪問したりもします。それも課題に絡んでいたりもします。

ビックブラザーからの課題（ある種命令）に従順に聴く者もいますが、反逆する者も出てきます。反応はそれぞれ、ということろでしょうし、それが視聴者を楽しませます。

生活は24時間、ケーブルテレビで放映されていますが、毎日少しずつ番組として放映されます。

土曜日の放送時には、時にノミネーション（誰かを脱落させる）なることを行い、1人抜け、2人抜けていきます。共に生活している人からの投票、そしてテレビ視聴者の投票で、残れるのか決まります。

つまり、共に生活する仲間内にもよい人間であるということは大切ですが、それだけでは不十分で、視聴者から見てもどうか？も問われます。

シーズンごとに色んなバージョンがあります。ティーンのみ、芸能人、一般人のみ等ですが今シーズンはALL IN,つまり同居人には、芸能人あり、ティーン、20代の若者ありと皆一緒。

ちなみにこのテレビ番組を通して有名になったという人は芸能人がいますが、その代表格が同テレビ局系列のドラマクィーン、キム・チュウ。今もIKAW LAMANG（あなただけ）というドラマに出演中です。

今シリーズでも芸能界デビューを果たす人が出てくるのでは・・・と思いつつ、毎回ビックブラザーが課す理不尽な要求に若者たちがどう応えるのかみております。

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